ヤングアニマルに掲載されているあそびあそばせ 121話のネタバレ、感想です。
前回、120話の記事はこちらです。松戸が樋口にプレゼントを贈ろうと、オリヴィアに樋口の好きなものを質問します。
ドン引きの樋口先生
捕まったシャネル
匣の中に閉じ込められたシャネルを見つけて躑躅とぺんぺんは驚き、何とかシャネルを助けようとしますが匣は開きそうにありません。躑躅が携帯を使って誰か呼ぼうとしますが、松戸の研究室は地下なので電波が入らず携帯も使えません。
© 涼川りん あそびあそばせ 121話より
松戸の発明品を発見
何か匣を開ける道具がないか探していると、ぺんぺんは松戸の発明品っぽい物を見つけます。ぺんぺんはこの発明品っぽい道具を前に見せてもらった事があるようで、スイッチを押して発明品っぽい道具を起動します。すると樋口の顔がたくさん出てきて、出てきた樋口は、松戸先生は天才、と言い続けると最後は破裂して消えてしまいます。
© 涼川りん あそびあそばせ 121話より
よく分からない発明品に躑躅とぺんぺんは見なかったことにして、別の道具を探し始めます。すると穴あけ機と書いてある道具をぺんぺんが見つけます。シャネルに向かって撃てば匣を開けられるかも、と躑躅が言いますがシャネルは少し不安になり、壁に向かって試しに撃ってみることにします。そして、ぺんぺんが壁に向かって発明品を起動してみますが、壁にぽっかりと穴が開いてしまいます。かなり強力な穴あけ機のようで、シャネルに向かって撃っていたらシャネルも大けがを負っていた可能性が高く、ぺんぺんもその威力に驚きます。
© 涼川りん あそびあそばせ 121話より
部屋の隅から隠れて見ていた松戸は、躑躅とぺんぺんは初めて会った時からいつかそういう間違いを犯す子達だと思っていたよ…、と残念に思います。消えてしまった壁には松戸が盗撮した樋口の写真がたくさん貼ってありましたが、それも一緒に消えてしまったので松戸は残念に思いますが、躑躅やぺんぺんやシャネルはどうせ盗撮した写真だからいいんじゃない?と言い、気にもしません。
© 涼川りん あそびあそばせ 121話より
それでも躑躅は全部写真がなくなってしまったのは可哀想だから、私のフォルダーにある樋口の写真を貼ってあげるか、と言い樋口の写真をプリントアウトします。松戸を見ていた時の樋口の顔の写真のようですが、すごく微妙な顔の樋口が写っていてこれで松戸が喜ぶとは思えません。
© 涼川りん あそびあそばせ 121話より
シリコン、注入開始
再びシャネルを匣からどうやって出すか躑躅とぺんぺんは考えますが、それを見ていた松戸は匣の中にシリコンを入れ始めます。急にシリコンが入り始めて、シャネルはこのままだと窒息死してしまうと焦りますが、躑躅とぺんぺんは匣の中にホースを入れてシャネルがそのホースを咥えることで呼吸を出来るようにしようと考えます。しかし、シャネルは両手が縛られていてホースを咥えにくく上手くいきません。そこではしごを使ってぺんぺんが匣の中に入り、シャネルにホースを咥えさせることにします。
© 涼川りん あそびあそばせ 121話より
ぺんぺんは匣の中に入りますが、匣の中は二人だとかなり狭くシャネルもぺんぺんも身動きが取れません。ぺんぺんはシャネルにホースを口に咥えさせようとしますが、シャネルは両手を縛っている紐を外せば一緒にはしごを登って脱出できると言い出します。そこでぺんぺんが紐を外そうとしますが、紐はスカートの後ろで固定されていて厳重に拘束されているので、なかなかぺんぺんは外すことが出来ません。
© 涼川りん あそびあそばせ 121話より
その様子を隠れてみていた松戸は、脱出されては困るとシリコンを注入するスピードを一気にアップさせます。焦るぺんぺんはやっとシャネルを縛っている右手の方の紐だけ解くことが出来ましたが、既にシリコンが固まり始めてしまい、シャネルもぺんぺんも脱出できない状況になってしまいます。
© 涼川りん あそびあそばせ 121話より
ぺんぺんの腕もシリコンで固まって動けなくなってしまい、二人ともこのままだとシリコンで固まって呼吸が出来なくなってしまいます。躑躅が何とか二本目のホースを探し出して、シャネルに二本のホースを渡します。
© 涼川りん あそびあそばせ 121話より
匣の中はシリコンで埋まってしまい、二人とも見えなくなってしまいます。躑躅はシャネルとぺんぺんの心配をしますが、二人ともシリコンに埋まる直前にホースを咥えることができたようで、何とか呼吸だけは出来ています。そこに松戸が姿を現し、内部にいる人間をセンサーで読み取って呼吸のための空気穴を自動的に形成するようプログラムされているので心配無用だ、と躑躅に説明します。しかし、空気穴を自動的に形成するプログラムは失敗していたようで、ホースがなければ死んでいたと松戸はつぶやきます。
© 涼川りん あそびあそばせ 121話より
とにかくシャネルの型は取れたと松戸は言い、松戸がスイッチを押すとシリコンに埋まった匣は真っ二つに割れて二人は無事出てきます。松戸はシリコンの型の形を見て、どうやって利屋君の型だけ使えばいいんだ?と、つぶやきます。
© 涼川りん あそびあそばせ 121話より
一方、何とか助かったぺんぺんとシャネルは二人でシリコンが外れたことを喜びます。ぺんぺんは自分が鈍臭かったから足手まといになったとシャネルに謝りますが、シャネルはぺんぺんと躑躅がいなかったら死んでいた、とぺんぺんに謝る必要はないと言い、三人はそのまま松戸の研究室を出ていきます。
© 涼川りん あそびあそばせ 121話より
シャネルとぺんぺんの立体物
翌日、樋口はシャネルとぺんぺんの立体物を松戸からプレゼントされますが、その姿かたちや、女子中学生の立体物を作った方法を聞いてドン引きします。
© 涼川りん あそびあそばせ 121話より
時間がなかったと言い、みちみちな状態の匣に無理矢理シリコンを流し込んだと聞き、樋口はぞおおと背筋が寒くなります。危ないのでこういうことは二度とやっちゃ駄目ですかなね…、と樋口は注意しますが、松戸は樋口が自分を心配してくれたとポジティブに受け取ります。そして、再びオリヴィアに次のアイディアを聞こうとしますが、オリヴィアはもう勘弁してもらえませんか?と、松戸のお願いを断ります。
© 涼川りん あそびあそばせ 121話より
まとめ
前回、松戸が樋口にプレゼントを贈る為にシャネルを眠らせて誘拐し、匣の中に入れてシリコンで型を取る、というかなり危ない犯罪行為をしていましたが、今回無事にシャネルとぺんぺんが脱出できたことで、松戸の犯罪行為はうやむやで終わりました。ギャグ展開で終わったとはいえ、殺人未遂もしているのでかなり強引な展開です。松戸は樋口の盗撮もしていたようなので、今後も松戸の犯罪行為は続きそうです。
次回、松戸先生の匣からシャネルが脱出した、その日の夜のお話です。
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