TVアニメ 鬼滅の刃 刀鍛冶の里編のネタバレ、感想です。詳しい内容は、TV放送だけでなくABEMA等のネット配信でも視聴出来ます。
前回、第五話の記事はこちらです。
第六話「柱になるんじゃないのか!」
分裂した鬼・四体の頸を斬ったものの、この喜怒哀楽鬼を倒す事は出来ず、喜怒哀楽鬼は徐々に再生していきます。四体同時に斬った所で倒す事は出来ないと分かった炭治郎は、五体目の鬼の匂いがした事に気付き、玄弥に五体目の鬼を探そうと言います。しかし、玄弥は興奮していて、炭治郎の首を絞めながら、柱になるのは俺だ!!と、一方的にまくし立てます。
炭治郎の目を見て、三人で頑張ろう!!と、言っている事が嘘でないと分かった玄弥は、炭治郎、禰豆子と協力して五体目の鬼を探します。炭治郎が五体目の鬼の居場所を玄弥に伝えつつ、復活した喜怒哀楽鬼が玄弥の邪魔をしないように、禰豆子と一緒に玄弥を助けます。
五体目の鬼を見つけた玄弥だが…
玄弥は必至で五体目の鬼を探しますがなかなか見つかりません。しかし、足元に野ネズミ程度の大きさの五体目の鬼がいる事に玄弥は気付き、その小ささに驚きます。
玄弥はすぐに五体目の鬼の頸を切断しようと斬りつけますが、玄弥の刀は折れてしまい頸を斬ることが出来ません。玄弥の南蛮銃も五体目の鬼には効かず、逆に積怒に背後から襲われ追い詰められてしまいます。
追い詰められた玄弥の脳裏には、自分の一家が鬼に襲われた時の出来事が蘇ってきます。玄弥がまだ子供の頃、子供達だけで母親が帰ってくるのを待っていると、狼のような生き物が不死川家に押し入ってきます。
実弥・玄弥兄弟の鬼に襲われた出来事
玄弥の弟や妹達はほぼ一瞬で致命傷を負ってしまい、玄弥も襲われそうになりますが、戻ってきた兄の実弥に助けられます。狼のような生き物を外に押し出した実弥を追いかけて玄弥は外に出てみると、そこには血まみれの実弥がいて、実弥に殺された母親が横たわっていました。
結局、狼と思っていた生き物は鬼になった母親で、実弥は弟の玄弥を助ける為に最愛の母親を手にかけてしまいました。しかし混乱していた玄弥は、母親を殺してしまった実弥を、人殺しと罵倒してしまいます。
場面は現代に戻り、玄弥は過去の事を後悔しながらも、テメェみたいな愚図、俺の弟じゃねぇよ、鬼殺隊なんかやめちまえ、と実弥から言われた事に納得できないでいました。積怒に襲われ頸を突かれる寸前だった玄弥ですが、炭治郎が助けに駆けつけた事で、何とか玄弥は助かります。炭治郎は玄弥に、諦めずにもう一度頸を斬るように叫びます。柱になるんじゃないのか!!不死川玄弥!!と、炭治郎に励まされますが、炭治郎を背後から襲おうとしている哀絶に玄弥は気付きます。
上弦の鬼を倒す役目を炭治郎に託す
炭治郎の想いに心を動かされた玄弥は、炭治郎の身代わりに哀絶の攻撃を一身に受けます。そして、自分では五体目の鬼の頸を斬れないことを認め、五体目の鬼を斬る役目を炭治郎に託します。玄弥の想いを受け取った炭治郎は、赫刀で五体目の鬼の頸を斬りつけようとします。
まとめ
第六話の内容は原作だと、13巻113話「赫刀」から13巻115話「柱に」までになります。
今回は不死川実弥、玄弥兄弟の過去回でした。実弥兄弟の母親は鬼となってしまい家族を襲いますが、兄の実弥は弟の玄弥を必死で守った結果、母親を手にかけてしまいます。さらに必死で守った玄弥に罵倒されてしまう、という悲しい過去を実弥は持っていました。鬼に家族を襲われてしまい弟(炭治郎の場合は妹)以外の家族を亡くす、という点で見ると、炭治郎・禰豆子と実弥・玄弥は似た境遇ですね。一歩間違えていたら炭治郎と禰豆子の関係は、実弥と玄弥のような関係になっていたかもしれません…。
兄に会う為に柱になることに拘っていた玄弥は、上弦を自分で倒そうとしていましたが、炭治郎の想いに心動かされ、炭治郎に上弦の鬼を倒す役目を託します。やっと、半天狗の本体と思われる五体目の鬼の頸を斬り落とせそうですが、喜怒哀楽鬼も残っていますし、恋柱の甘露寺も合流していないので、まだ一波乱ありそうです。
刀鍛冶の里編 第七話「極悪人」
刀鍛冶の里編 第七話「極悪人」の記事です。
アニメ 鬼滅の刃 刀鍛冶の里編のまとめ記事を書いています。
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