週刊少年ジャンプで連載していたDr.STONEの26巻の感想、ネタバレです。26巻はコミック最終巻となります。
26巻は、Z=224から最終話(Z=232)まで掲載されています。
前巻、25巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
目次
26巻
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 26巻より
Z=224 IN THE SPACE
幾多の困難を乗り越えて、石化した状態の千空、コハク、スタンリーはロケットに乗って宇宙へと飛び出します。千空は石化した状態で、今までの苦労や父親・石神百夜の言葉を思い出します。次の瞬間、なぜか千空は一人だけ石化が解けた状態で、ロケットの中で突然目覚めます。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 26巻より
Z=225 DOCKING
分割して打ち上げた部品を宇宙でドッキングさせようとしますが、スタンリーが2号機をドッキングさせた段階でトラブルが発生します。人間の髪の毛が回路の中に紛れ込み、石化光線を使った時に髪の毛も石化してしまい、回路を故障させていました。回路の故障でドッキング用の映像が半分も見えなくなってしまい、3号機以降のドッキングが難しくなってしまいます。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 26巻より
その後、回路は完全に故障してしまい、ドッキング用の画面には何も映らなくなってしまいます。4号機とのドッキングをどうするか、千空達が悩んでいると、無人のはずの4号機が勝手に動いて千空達が乗っているロケットに近づいてきます。4号機の中には龍水が乗り込んでいて、龍水は自ら4号機を操作してドッキングをしようとします。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 26巻より
Z=226 GIANT STEP
全ての部品とのドッキングを完了し、壊れた回路も交換修理した後、千空達を乗せた宇宙船は月に向かって徐々に進んでいきます。そして3日後、月の近くまで辿り着いた千空達は、月面着陸の準備に取り掛かります。龍水は自ら指令船に残ると千空に告げると、に新世界ストーンワールドの科学者を代表して、月面に行くように千空に命令します。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 26巻より
Z=227 YOU ARE
月面に到着した千空、コハク、スタンリーは、早速ホワイマンを捜索する為、目的地タウルス・リットロウ渓谷へ向かいます。タウルス・リットロウ渓谷には人工衛星で確認した不可解な黒い染みがあるはずですが、タウルス・リットロウ渓谷の近くまで来ると、突然千空が、カプセルメデューサを開封してください、とコハクにお願いします。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 26巻より
Z=228 LIFE STONE
人工衛星から見えた巨大な黒い染みは、無数の機械生物ホワイマンの集まりでした。さらに、数千年前に地球人類を石化させた張本人・ホワイマンの正体は、石化装置(メデューサ)そのもので、機械の寄生生物(パラサイト)でした。ホワイマンは千空達に、DO YOU WANNA DIE?(死にたいのか?)と、再び問いかけてきますが、これは人間を滅ぼそうとしているのではなく、人間に石化で永遠の命を与えようとしているものでした。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 26巻より
Z=229 WHYMAN
寄生生物(パラサイト)ホワイマンたちの目的は、石化による永遠の命をエサに与えることで、人類に自らの体を保守・複製を行わせることでした。しかし、人類がいつまでも自分たちの複製を作るどころか、電池を変える気配もないことに疑問を持ち、千空が強力な電波(GPS)を発信した時に、WHY?(なぜ永遠の命、石化を望まない?)、という電波のメッセージを送ったのでした。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 26巻より
Z=230 HUMAN
千空はホワイマンから今までの経緯を聞き、サシでホワイマンたちと『交渉』を行おうとします。寄生生物(パラサイト)ホワイマンたちが千空の周りをドーム状に包み込み、外界と電波を完全に遮断した状態で、千空は寄生生物(パラサイト)ホワイマンたちに体を預けるように提案します。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 26巻より
Z=231 未来を唆るもの
千空はホワイマンたちとの直接対決で、ある物をクラフトできるかもしれない、と提案します。しかし、そのある物の達成確率はほぼ0パーセントで、作ることは出来ないだろう、とホワイマンたちは言います。そして、千空の要求には乗れない、人類を放棄し、他の星により知的な生命体を探しに行く、とホワイマンたちは言います。しかし、1人のホワイマンだけが千空の言う『とてつもない科学クラフト』に賭けて、地球に残ると言い出します。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 26巻より
最終話(Z=232) Dr.STONE
千空達が月から無事、帰還して数年後、世界は復興を果たし大樹と杠は結婚式を挙げていました。かつての仲間たちが集結し大樹と杠の結婚式を祝福しつつ、お互いの近況を語り合っていました。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 26巻より
千空は科学チームを率いて、『とてつもない科学クラフト』の開発に取り組んでいました。その『とてつもない科学クラフト』とはなんとタイムマシンの事で、過去に戻りホワイマンたちが行った人類石化を止めることで、ホワイマンたちを大量死から救おうと千空は考えていました。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 26巻より
おまけ 番外編:もしも千空がアホだったら
最終巻でも、「もしも千空がアホだったら」シリーズはちゃんとありました。千空はホワイマンに会いに行く為、どうやれば月に行けるか考えます。アホの千空が出した結論は、お餅をつきまくればいけるかな?といったものでした。最終的に餅つきマシンで地面をつきすぎて、温泉が掘り当てられ、月に辿り着けました。そんなアホの千空を見て、科学とはーと、ゲンが呆れています。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 26巻より
まとめ
26巻でコミックスも最終巻となり、世界中の全ての人類が石化し、文明が滅んだ「石の世界(ストーンワールド)」を舞台とした「Dr.STONE」も完結です。
月面への着陸も成功し、ホワイマンとの直接対決となります。ホワイマンの正体は、機械の寄生生物(パラサイト)で、人類に自分たちの保守・複製を行わせることが目的でした。千空はタイムマシンを作る事で、タイムマシンで過去に戻り、約3,700年前の人類石化を止めて、ホワイマンたちを大量死から救おうと考えます。月から去っていたホワイマンたちはタイムマシンの実現を、達成確率ほぼ0パーセントと言っていましたが、千空達はタイムマシンを作ることが出来るでしょうか?
読み切り「TERRAFORMINGU(テラフォーミング)」
コミック最終26巻の続きの話で、週刊少年ジャンプ 2022年31号の読み切りです。千空は気付くと大海原の真っただ中、たった一人で遭難していました。
スピンオフシリーズ Dr.STONE 4D SCIENCE「1D:FUTURE MESSAGE(フューチャー メッセージ)」
TVアニメ『DR.STONE NEW WORLD』第2クール放送を記念して掲載された、スピンオフシリーズ全3話の第1話です。千空は子供の頃、未来からメッセージが来ると信じて実験を試したことがありました。
2022年7月10日に放送された「Dr.STONE 龍水」のネタバレ・感想を、記事にまとめました。
2023年4月6日よりアニメ 第3期『Dr.STONE NEW WORLD』が、放送しています。こちらは分割2クールの前半1クール目の、まとめ記事です。
こちらは2023年10月12日より放送されている、アニメ 第3期『Dr.STONE NEW WORLD』後半2クール目のまとめ記事です。
コミックス27巻、2024年4月4日発売
最終巻、26巻の続き、コミックス27巻では、科学の究極の到達点、タイムマシン作りに挑む千空たちが描かれています。こちらは、27巻のあらすじ、ネタバレの記事です。
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こちらは、Dr.STONEのスピンオフ作品、reboot:百夜のあらすじ、ネタバレの記事です。
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