TVアニメ ダンジョン飯のネタバレ、感想です。詳しい内容は、TV放送だけでなくNetflix 等のネット配信でも視聴出来ます。2024年1月4日より、全国28局にて連続2クール放送決定しています。
前回、第21話の記事はこちらです。
目次
第22話「グリフィン/使い魔」
センシの作った朝食
センシの作った朝食を食べるライオス達、その様子をヤアドは珍しそうに眺めます。不老不死で食事をとる必要がないヤアドに、センシは朝食を勧めて食感を楽しむようにアドバイスします。
その後ヤアドは、狂乱の魔術師シスルがどうして黒魔術に取り憑かれ、国に不死の呪縛をかけるに至ったかを語り始めます。最初、シスルは道化師としてヤアドの曽祖父が城に迎えました。そしてシスルはヤアドの祖父・デルガル王と、兄弟のように城で育ちます。その後、玉座に就いたデルガル王の勧めでシスルは魔術を学び、頭角を現します。
シスルに問い詰められるヤアド
ライオスはヤアドにシスルと話がしてみたいと言いますが、それは絶対無理、まともな対話ができる相手ではない、とヤアドに言われてしまいます。ヤアドの助言もあり、まずは最深部に囚われている有翼の獅子の力を借りる事にし、ライオス一行は再び迷宮に戻ります。幽霊に連れられてダンジョン内へと転移するライオス一行を見送ったヤアド達ですが、そこにシスルが現れます。シスルはヤアドに、誰と話していたか問い詰めますが…。
一方、ダンジョン内に戻ったライオス一行は、地下6階の古代ドワーフ製の貯水庫に転送されます。調子の悪いセンシとイヅツミを少し休ませ、ライオスとマルシルは周辺を見回ってきます。その後、ライオスとマルシルが戻ってくると、ファリンを見つけたかも、とマルシルが興奮した様子で報告してきます。マルシルはシルエットからファリンに違いないと言いますが、ライオスはグリフィンの見間違いだと言います。すると、グリフィンという名前を聞いたセンシの様子がおかしくなり、ファリンを探すのを嫌がったり、急に茸を調理したいと言い出したりします。
グリフィンの奇襲
挙動不審なセンシをよそに、マルシルはファリンを探そうとしますが、そこにグリフィンがライオス一行に奇襲を仕掛けてきます。マルシルが見たシルエットはファリンでなくグリフィンだと分かり、マルシルは怒り心頭でグリフィンに魔法攻撃をしようとします。
一方、挙動不審のセンシはグリフィンを見るといきなり逃げ出してしまい、不用意に背中を見せて逃げ出したセンシをグリフィンは襲います。マルシルが魔法でグリフィンを攻撃しようとしますが狙いが定まらず、そうこうしている内にセンシはグリフィンに連れ去られてしまいます。ライオス達はセンシを掴んで逃げていくグリフィンを必死で追いかけますが、一瞬の事で何も出来ず、そのままグリフィンを見失ってしまいます。このままではセンシの死体がどこにあるかもわからず、蘇生も出来ず、二度とセンシに会えなくなってしまうとライオスは焦ります。
マルシルに何か方法はないかとライオスが聞くと、マルシルは使い魔を召喚して探すと答えます。食材を元にいちから使い魔を作ろうとするマルシルですが、魔物大好きライオスは、どんな魔物を作るのか興味津々です。どうやって魔物を作るのかマルシルに聞くライオスですが、正規の手順で危険取り扱いの資格をまずは取りなさい、とマルシルはライオスを叱ります。
マルシルが召喚した使い魔
マルシルが使い魔を作っている間、イヅツミはセンシの事を質問しますが、ライオスとチルチャックは何も答えられません。あきれるイヅツミに、チルチャックはセンシの不審な点を挙げて、よくない想像をしてしまいます。しかし、ライオスはセンシを無事助けたら、一度改めて自己紹介の場を設けようと言い、ここではセンシを助ける事に全力を尽くすことにします。そして、マルシルは使い魔を作り出しますが、ライオスの想像とは全然違う、かっこよくない使い魔だったのでライオスは厳しい表情になってしまいます。
動けばいい、余計な装飾に限られたリソースは避けない、とマルシルは厳しい表情のライオスに抗議した後、さっそく使い魔でセンシを探そうとします。しかし使い魔の操縦に四苦八苦し、ライオスに背負ってもらい、変な格好で使い魔の操縦をしながら移動します。
そして、柱の上部に磔になっているセンシを発見しますが、使い魔はグリフィンに見付かってしまい、あっさりと殺されてしまいます。魔物に詳しいライオスに使い魔の形を整えてもらい、スピードを増した使い魔で再びセンシを救出しようとします。使い魔を使ってロープをセンシまで届けますが、またもグリフィンに見付かってしまい、今度はグリフィンに善戦するも結局太刀打ちできずやられてしまいます。
もっと強い使い魔にしたいと暴走するライオスは無視して、マルシルはセンシを救う為だけに必要な使い魔を作り出す覚悟をし、天翔ける白銀の翼・スカイフィッシュを召喚します。ライオスには、かっこわる、と言われてしまいますが、スカイフィッシュは動きが早く、グリフィンを動きで翻弄すると、グリフィンの翼を突き抜けていきます。グリフィンは翼を傷つけられて、地上に落ちてしまいライオスに止めを刺されて倒されます。
センシもロープを伝って地上に降りてきて、救出に成功します。マルシルは動けなくなったスカイフィッシュに、ありがとう、お疲れさま、と言葉を送って余韻に浸りますが、ライオスは容赦なくスカイフィッシュを包丁で切断、調理しようとします。
スカイフィッシュ アンド チップス
ライオスに諭されてどうでもよくなったマルシルはスカイフィッシュを好きにするように言い、ライオスはスカイフィッシュを調理して、スカイフィッシュ アンド チップスを完成させます。
スカイフィッシュ アンド チップスを皆で食べるライオス一行ですが、センシだけは食欲がなくスカイフィッシュ アンド チップスを食べようとしません。食事もせずグリフィンを気にするセンシに、チルチャックは自分の身の上を話し、諸事情でもう何年も合っていない妻と娘がいる事も明かします。妻と娘がチルチャックにいると分かり、理解が追いつかないマルシルはおかしな表情になってしまいます。
センシの過去
チルチャックは自分の過去を明かし、今度はお前の事を教えてくれ、とセンシに質問すると、センシは自分の過去を話し始めます。元は小さな坑夫団の一員だったセンシは、ある日仲間と一緒に黄金に輝く古代の城、この迷宮を発見します。
まとめ
第22話の内容は原作だと、7巻47話「グリフィン」から7巻48話「使い魔」までになります。
第22話では、ヤアドの助言で最深部に囚われている有翼の獅子の力を借りる事にしたライオス一行は、まずは有翼の獅子に会うためダンジョンの最深部を目指します。ダンジョンに戻ったライオス一行ですが、グリフィンの奇襲を受けてしまいセンシが捕らわれてしまいます。マルシルはセンシを救出するため、使い魔を召喚しセンシを救出、グリフィンも倒します。その後チルチャックに、今度はお前の事を教えてくれ、と言われたセンシは、自ら過去を話し始めます。
色々と謎が多いセンシですが、今回はグリフィンを異常に嫌がり、不用意に逃げ出した結果グリフィンに捕まってしまいます。マルシルの使い魔の活躍で、無事に救出できましたが、一歩間違えればセンシは行方不明のまま二度と会う事は出来なかったかもしれません。なぜグリフィンを異常に嫌がっていたかは、次回の話で明らかになります。その話を見れば、なぜこの迷宮が発見された6年前よりも以前からセンシは迷宮内で魔物食を研究していたか?なぜセンシはあれほど食事や魔物食へ執着するか、が明らかになります。グリフィンに関するエピソードはセンシの印象的なエピソードの一つなので、ぜひ見てください。
第23話「グリフィンのスープ/ダンプリング1」
第23話「グリフィンのスープ/ダンプリング1」の記事です。
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