ハルタ 2022-DECEMBER volume 100に掲載されているダンジョン飯 90話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。マルシル達は翼獅子に元の湖に強制的に移動させられます。
翼獅子がついに地上へ
ミスルンに首を絞められている翼獅子ですが、いつまでもお前の相手ばかりしていられない、と言うと、塔の壁を一つ動かしてミスルンを突き飛ばして湖に突き落とします。
© 九井諒子 ダンジョン飯 90話より
そして、ここから先の相手は彼がつとめるよ、と翼獅子が言うと、三つの頭を持つ魔物が現れます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 90話より
ライオスのグルメブック
© 九井諒子 ダンジョン飯 90話より
新たな魔物を見たマルシルは、ライオスのグルメブックを見れば何かあの魔物の解説が載っているかも?と、グルメブックを調べてみます。しかし、何もそれらしいものは載っていませんが、最終ページのウラに何かの記述があります。それは、「俺の考えたカッコいいモンスター」という、ライオスが考えた魔物を記述したページでした。
© 九井諒子 ダンジョン飯 90話より
びっしりと詳しく、そのモンスターに関して記述してあり、そのページを見た全員がライオスに対して、あ、あの野郎!!!と、あきれます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 90話より
さらにライオスに怒る人もいて、あの魔物がライオスなのでは?と、推測しますが、マルシルは、さすがにライオスだからっていくらなんでもそれは…、とフォローしようとします。しかし、新たな魔物の動きを見て、あの魔物がライオスだって確信がある、と自信がなくなってきます。それでも、ひょっとしたらこれも作戦の一部、とマルシルは前向きにとらえます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 90話より
結界の穴を塞ごうとするが…
カナリア隊のフラメラは、あの魔物に気を取られず迷宮上空の穴を塞ぐように、全員に指示を出します。結界術の心得がある者は全員力を貸すように言い、悪魔が地上に出た瞬間、全て終わりだぞ!と、全員に叫びます。それを聞き、パッタドルや数人のエルフが結界術で迷宮上空の穴を塞ごうとします。
© 九井諒子 ダンジョン飯 90話より
迷宮の結界をさらに破壊
迷宮上空の穴が塞がれていく様子を見た翼獅子は、お前の力を振るう時だ、新たな魔物に話しかけます。すると、新たな魔物は迷宮上空の穴へ勢いよく飛び立ちます。新たな魔物は、塞がれつつあった迷宮上空の穴を再び破壊すると、さらに迷宮の結界を破壊していき、穴を大きくしていきます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 90話より
結界を破壊していく魔物を見たチルチャックは一旦諦めかけますが、マルシルが呼び出した有翼の蛇・コアトルを思い出し、コアトルに命令すれば何とかなるんじゃないか?と、マルシルに言います。マルシルはコアトルに命令を出しますが、上手く制御できないのか、コアトルは魔物を丸呑みしてしまいます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 90話より
新たな魔物が消えた間に、フラメラはカナリア隊のエルフ達に命じて、再度迷宮上空の穴を結界で塞ぐように指示し、カナリア隊のエルフ達は結界術を唱え始めます。しかし、コアトルが変な動きをした後、コアトルの腹を裂いて魔物が再び出てきます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 90話より
新たな魔物が再び出現し、迷宮の主になってしまったり、古代魔術でファリンを蘇生してしまったマルシルは、自分のせいで世界が終わると、自身を責めます。カブルーも嫌な予感がしていたのに、結局ライオスを殺せなかった自分を責め、自分を殺して欲しい、とつぶやきます。そんなカブルーを見たミスルンはカブルーを平手打ちし、カブルーとミスルンは喧嘩を始めてしまいます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 90話より
その後少し冷静になったマルシルは、まずは魔物になった?ライオスは一旦置いておき、直接翼獅子の足を止めようと、塔を魔法で破壊しようとします。
© 九井諒子 ダンジョン飯 90話より
マルシル達は、翼獅子を直接足止めへ
マルシルは塔を魔法で攻撃しますが、塔は無傷で翼獅子も服がボロボロになっただけで無傷です。マルシルは、塔が無傷なのは予想通り、とつぶやき、もう直接抱きついてでも足止めするしかない、と塔に走って向かいだします。一方、カナリア隊も諦めずに結界を張り続けようとします。翼獅子はマルシルの魔法攻撃を特に気にしませんが、ボロボロになった服が気になるようで、ボロボロの服からいつもの鎧の姿へと格好を変えます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 90話より
塔を登り始めたマルシル達は、ライオスの体を返して!と、翼獅子に叫びますが、翼獅子は必要だった、私はね、ここへ閉じ込められて以来主の命令がなければ自分の力を使えなかった、とマルシル達に答えます。そして、だが今は私が主で規律だ、晴れて私は私のために私の力を使える、彼の欲望のおかげでね、と気分良さそうに話し続けます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 90話より
翼獅子の話を聞きながらも、マルシル達は全速力で塔を登り続け、ついに翼獅子に追いつきます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 90話より
ついに、翼獅子が地上へ
マルシル達は翼獅子を掴まえますが、そこは既に塔の頂上でした。地上に到達してしまった翼獅子が何かをする、と思いマルシル達は身構えますが、特に何かが起きた気配はありません。
© 九井諒子 ダンジョン飯 90話より
しかし、塔の下をよく見ると、塔の下の人間達やエルフ達の動きが止まっています。どうやらみんなの時間が止まっているようですが、魔物の時間は止まっていないようでオークのそばのワーグが不思議そうにしています。
© 九井諒子 ダンジョン飯 90話より
マルシルは翼獅子に、何をしたの?と、問いかけると、翼獅子は、これから全員を私の世界へ連れ帰る、と答えます。もう誰一人死なせはしない!と、翼獅子は言い、人々の欲望を満たし続けてやろう!と、叫びます。ライオスの約束だからと、マルシル達だけはこの世界に置いていく、と一方的に話すと、翼獅子は空間を切り裂くようなしぐさをします。
© 九井諒子 ダンジョン飯 90話より
すると、空間が裂けてそこから無数の手が出てきて、みんなを掴んでいきます。そして、掴んだみんなを次々と裂けた空間の向こう側に放り込みます。その様子を見ながら翼獅子は、さあ始めよう私たちの永遠に幸福な食卓を!と、笑いながら言います。
© 九井諒子 ダンジョン飯 90話より
これもライオスの作戦?
しかし次の瞬間、新たな魔物の手が翼獅子の身体をヒョイと掴みます。その状況に全員が驚いていますが、新たな魔物は翼獅子を見てよだれを垂らしています。
© 九井諒子 ダンジョン飯 90話より
まとめ
新たに現れた魔物ですが二つどころか三つの頭を持つ魔物でした。この魔物はライオスが考えたカッコいいモンスターなのは分かっていましたが、マルシルとナマリの発言から推測すると、この魔物がライオス自身のようです。ライオスの魔物になりたいという欲望が叶った、という事みたいです。
翼獅子ですが、魔物を使って結界を破りついに地上へと到達します。そして、みんなを翼獅子の世界へと連れて帰ろうとしますが、魔物になった?ライオスが翼獅子を掴んでおいしそうに見つめます。この魔物が翼獅子を喰ってしまいそうですが、これはライオスの考えた作戦なのでしょうか?それだとなかなか考えられた作戦だと思いますが、翼獅子がどう動くのかも注目ですね。
次回、ライオスと翼獅子の最終決戦、決着です。
アニメ化決定
ダンジョン飯のTVアニメ化が決定しました。アニメーション制作はスタジオ・TRIGGERが担当するそうです。既に公式HPと公式Twitterもスタートしています。
公式HP:
いつ頃から放送開始か等、詳しい情報はまだありませんが、ダンジョン飯のTVアニメ化が見れると思うと今から楽しみです。
ダンジョン飯、最新刊12巻は発売中です。
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