週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第104話のネタバレ、感想です。
前回、103話の記事はこちらです。重傷を負ったマハトは、その場から逃げ出し、立て直しを図ろうとします。
ヴァイゼを旅立ち、新たな旅路へ
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 104話より
デンケンは助かり、グリュックと再会
前回、瀕死の重傷だったデンケンはグリュックに教会に運んでもらい、手当てをしてもらいましたが、それから三日間眠り続けていたようです。目が覚めたデンケンは、傷も癒えていて、教会の牧師がグリュックを呼びに行きます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 104話より
目覚めたデンケンは、黄金郷の呪いから復活したヴァイゼの街を見て、マハトに勝った事を改めて実感します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 104話より
グリュックがデンケンの部屋を訪れ、黄金郷の呪いからヴァイゼを救ってくれた、とデンケンに感謝します。しかし、デンケンは自分一人の力ではないと返事をし、それを聞いたグリュックは、…そうだったな、いい友人に恵まれたな、とデンケンに声をかけます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 104話より
フェルンは療養中、シュタルクはほぼ全快
一方、フリーレン達ですがフェルンはまだ治療に時間がかかっているようで休息中ですが、シュタルクはほぼ全快しているようで、スクワットしています。相変わらずの頑強さと回復力でフリーレンとフェルンは、シュタルクの化け物のような体の頑強さをひそひそと話をしています。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 104話より
フリーレンはアイゼンを引き合いに出し、戦士なら普通じゃない、アイゼンなら翌日には大岩担いでスクワットしてたよ、と言います。その話を聞きフェルンも正直ドン引きしてしまっています。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 104話より
フェルンはまだ治療に時間が掛かるようですが、フリーレンはヴァイゼの街でのんびりと魔導書や魔道具の買い物を楽しんでいるようです。ヴァイゼの街には半世紀前に普及していた魔導書や魔道具が売っているようで、貴重なものが手に入ると、フリーレンも喜んでいます。既に暗黒竜の角を見つけて購入していますが、黒いオーラが放たれ続けています。フリーレンは黒いオーラなど気にせず、貴重な素材が手に入ったと嬉しがっていますが、シュタルクはすごく気にしています。これ人体に害とかないよな…、とシュタルクはフリーレンに聞きますが、フリーレンもよく分かっていないようです。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 104話より
領主であるグリュックのお陰で街は歓迎ムードだと、フリーレンは言い、フェルンにはゆっくり治そうと言います。そして、フリーレンはフェルンとシュタルクに、二人がいなかったら勝ててなかったよ、と改めてお礼を言います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 104話より
デンケン、グリュックに旅立ちの挨拶
それから時間を掛けてフェルンの傷を治し、傷が治ったところでフリーレン達はヴァイゼを旅立つ準備を整えます。そして、旅立つ準備ができると、フリーレン達はデンケンに挨拶をし、握手を交わします。その後、グリュックにヴァイゼを旅立つことを伝えます。ヴァイゼにはあと数日で帝都の死者が来るようで、グリュックの息子が暗殺されて件や、グリュックがマハトを使って貴族を殺していた件などが、白日の下にさらされることになるようです。グリュックがデンケンに頼んだようで、グリュックは自分の悪行も含めてようやく正義が成される時が来たと、嬉しそうです。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 104話より
そして、グリュックはヴァイゼを救ってくれたことに感謝しますが、フリーレンは、本当に?と、グリュックに問いかけます。マハトの記憶を見てグリュックとマハトの関係を知っているからこそのフリーレンの発言ですが、グリュックは、マハトの死を恨むつもりはない、と答えます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 104話より
悪党の最後だぞ、華々しく散れたんだ、とグリュックは嬉しそうに言い、フリーレンがヴァイゼを黄金郷から戻さなければ、もっと悲惨な最期を遂げていただろう、とフリーレンに言います。そして、改めて感謝している、嘘ではない、とフリーレンに伝えます。それを聞き、フリーレンは笑顔で、そうですか、と答えます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 104話より
デンケン、亡き妻の墓参り
グリュックは旅立つフリーレン達を見送ると言い、デンケンも呼ぶと言いますが、もう挨拶は済ませました、それに墓参りの邪魔をするのも悪いかな、とフリーレンは答えます。その頃、デンケンは亡き妻の墓参りをしていて、俺は最後まで醜く足搔いたぞ、と亡き妻の墓に話しかけていました。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 104話より
デンケンが墓の前で亡き妻との思い出を振り返ります。そしてフリーレン達はグリュック達に見送られ、ヴァイゼの街を旅立ちます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 104話より
まとめ
黄金郷のマハト編の後日談を何話かすると思っていましたが、あっさりと話は終わり、フリーレン達はヴァイゼを旅立っていきました。デンケンは重傷を負っていましたが、教会で治療してもらい、無事助かりました。フリーレン達はヴァイゼで休養したのち、デンケンとグリュックに挨拶をして、ヴァイゼを旅立っていきました。次の目的地はさらに北の方だと思いますが、どこでしょうか?
これで第81話から始まった、黄金郷のマハト編も終わりです。次の長編のお話が始まるまでは、しばらくは1話完結のお話が続くと推測します。
週刊少年サンデー 2022年52号と新年 1号は休載です。
© 週刊少年サンデー 2023年1号より
次回、フリーレン達はエルンスト地方の農村に立ち寄りますが、そこで畑の野菜に被害を与える魔物の話を聞きます。
葬送のフリーレン、アニメ化決定しました。こちらの記事にまとめています。
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発売中のコミック 9巻のネタバレ、感想も書いています。
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