週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第111話のネタバレ、感想です。4月5日発売の2023年19号に掲載された後、休載していたので約5ヵ月ぶりの最新話です。
前回の記事はこちらです。勇者ヒンメル一行はフリーレンの帰還方法を探すことにしますが、いきなり寄り道をしてしまいます。
商人の護衛
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 111話より
前回、ヒンメルが困っている商人の護衛の仕事を勝手に引き受けてしまい、ヒンメル一行は護衛をしながら北部高原を歩いています。ヒンメルはフリーレンに、未来への帰還方法を探す件が一旦中断した事を謝りますが、別にいいよ、急いでいるわけではなかったから、とフリーレンは答えます。しかし、私なら放っておくけどね、とフリーレンはちくりと毒舌も混ぜます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 111話より
フリーレン、未来に影響があるかもと答えず
北部高原を歩きながら、ハイターは未来でも旅を続けているのかフリーレンに聞き、フリーレンは旅を続けていると答えます。アイゼンから、なんのために旅をしているんだ?仲間とかはいるのか?と、聞かれますが、フェルンやシュタルクに絡む質問なので、未来に影響があるかもしれないと言い、アイゼンの質問には答えません。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 111話より
ただハイターもアイゼンも、いい仕事をしたと思っているよ、とフリーレンは二人に教えます。間違いなく、フェルンとシュタルクを弟子として育てた事だと思いますが、二人は何の事か分かっていませんが、悪い気はしていないようです。そして、ヒンメルにも励みになっているよ、とフリーレンは答えます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 111話より
ヒンメルは何故か色々なポーズで銅像をたくさん建てた事を思い出しますが、丸一日掛けるのはやめて欲しい、とハイターに言われてしまいます。フリーレンも、確かにあの時間は長かったな…、と遠い目をします。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 111話より
ヒンメルは悪いと言いつつも、後世に僕の美しさを正しく残すために、完璧な物にしないと駄目だからね、と止めるつもりはありません。アイゼンが、銅像を建ててもらうことを止めようとしないヒンメルを見てあきれています。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 111話より
魔物の襲撃
そんな話をしながら北部高原を歩いていると、一行は嫌な感じを察知します。フリーレンも魔力探知で気づいていて、かなりの数の魔物がきるようです。すると、弓や剣、盾で武装した人獣のような魔物が何体も襲い掛かってきます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 111話より
盾でヒンメルの剣での攻撃や、フリーレンの魔法攻撃を防ぎつつ、後方から弓矢で射撃をしてヒンメル一行を殺そうとします。弓矢はハイターが魔法で防御して対処しますが、戦い慣れた魔物に手こずります。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 111話より
人間の戦い方を学習する魔物
北部高原の魔物は人間の戦い方を見て学習しているようで、護衛をしている馬車を一旦後方に誘導しようとします。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 111話より
ヒンメルがハイターに指示をして、ハイターは場所の方に向かいますが、後ろから魔物達が奇襲してハイターを襲います。アイゼンが間に入ってハイターを守ろうとしますが、アイゼンは4本の槍に襲われ絶体絶命です。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 111話より
アイゼンは槍の攻撃にも無傷
しかし、アイゼンは4本の槍で攻撃されても無傷で、逆に槍の刃が壊れています。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 111話より
後方は任せろ、とアイゼンは言い、アイゼンの身体の頑丈さに、あれで無傷化、相変わらず化け物みたいな頑丈さだ、とヒンメルは驚きを通り越してあきれています。しかし、安心して背中を預けられると、ヒンメルは言い、前方の敵に集中します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 111話より
無事、護衛依頼を完了
襲ってきた魔物の群れも倒し、商人を無事に村まで送り届けます。ハイターはアイゼンの心配をしますが、アイゼンに痛いところは全くないようで、ハイターはアイゼンの頑丈さにドン引きします。しかし、久しぶりのヒンメル一行の雰囲気にフリーレンは懐かしさを感じます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 111話より
ヒンメルから、フリーレンもいい連携だった、助かったよ、と言われ、フェルンやシュタルクと戦う時にフリーレンは当たり前のように連携していましたが、パーティーでの戦い方をヒンメル達から学んだことをフリーレンは思い出します。フリーレンはヒンメルにありがとうと言い、いいってことさ、とヒンメルは答えます。その後ハイターはアイゼンに、どうしてそんなに頑丈なんですか?と聞くと、気合い、とだけ答えます。ヒンメルも気合いで頑張ろうと言い、気合いだけで乗り切ろうとするパーティーに、フリーレンは久々に不安を感じます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 111話より
まとめ
久しぶりの葬送のフリーレンの掲載ですが、今回は完全に商人の護衛をするだけで話が終わります。フリーレンの未来への帰還方法は、進展はなしです。
護衛をしながら北部高原を進んでいくと、途中で魔物の群れに襲われます。この魔物の群れは人間の戦い方を学習していて、人間の軍隊のように前衛が盾で防御しつつ、後方から弓矢で射撃してくる戦い方をします。ヒンメル一行は護衛対象の証人と馬車がいるので、少し手こずりますが、アイゼンの体の頑丈さで魔物の攻撃を防ぎ、魔物の群れを倒します。今回は未来への帰還方法は手掛かりなしでしたが、来週は何か手掛かりを見つける事は出来るでしょうか?
そして、今回は3月に連載再開した時のように、すぐに再び休載になるような記述(3話連続掲載のような記述)はないので、しばらくは休載することなくサンデーに掲載されそうです。
第42号は葬送のフリーレンが表紙です。今号と繋げると、コナンと「つながるコラボ表紙」になります。
© 週刊少年サンデー 2023年41号より
次回、女神の石碑の手掛かりを求めて、ヒンメル一行は修道院の写本を調査しようとします。
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