週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第141話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。舞踏会に向けてフリーレン達は正装の準備をします。

舞踏会が静かに開幕
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 141話より
ケーキを楽しむゼーリエとフリーレン
舞踏会が始まりましたが、特に戦闘が起こる事もなくゼーリエはケーキを食べています。フリーレンもケーキを食べつつ、敵の出方を窺っているそうです。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 141話より
フェルンは人相書きで敵の顔が分かるなら先手を打てるのでは?と、言いますが、敵が裏手に回って乗るのならそれもありだけど、フォルシュの観測結果だと今は会場内にいるそうで、こちらからは手を出せないそうです。敵が影なる戦士だとフリーレン達は確信していますが、実際はその確証はなくもし戦闘になれば建国祭の舞踏会という平和の象徴で大陸魔法協会が火蓋を切れば、大陸魔法協会と帝国の全面戦闘になってしまうので自分達から戦闘を仕掛けるのは避けたいようです。結局ゼーリエやフリーレンはケーキを楽しみ、シュタルクもフェルンに誘われて踊りを楽しむことにします。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 141話より
一方、会場では魔導特務隊がゼーリエやフリーレン達を監視していますが、魔導特務隊も大陸魔法協会とは交戦したくないようで待機状態です。ゼンゼ達も魔導特務隊を特定、マークしていて、現状は大陸魔法協会と魔導特務隊がけん制し合っている状況のようです。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 141話より
一方、カノーネが魔導特務隊の隊長・フラーゼに影なる戦士に関する調査結果を報告しています。影なる戦士の構成員に関する公的記録は16年前の組織解体で紛失してしまっていて、跡形もなく紛失してしまっているそうです。そもそも、影なる戦士に関する公的な記録は存在しない、これがカノーネの結論のようで、一応フラーゼもカノーネの調査結果に納得します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 141話より
それに当時の構成員が分かったとしても、既に世代交代が進んでいるのであまり意味がないとカノーネは言いますが、敵の顔も名前も分からないのでは警備の対応に遅れが生じるとフラーゼは言います。しかし、カノーネは会場は全霊を以って死守すると言い、諍いは起こさせないと断言します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 141話より
現状は会場を中心に宮殿全域を魔導特務隊が監視していて、ただ地方貴族の出入りも多いため、敵の潜入を防ぐのは現実的ではないと判断し、監視対象を大陸魔法協会に絞っているそうで、結局フラーゼはカノーネに待機するように言い会場内では交戦しないように命令します。一方、会場内にはクレマティス、ガゼレ、イーリス、ルティーネの四人が潜入していました。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 141話より
会場内には既に影なる戦士が潜入中
会場内にいる限りは大陸魔法協会や魔導特務隊が戦闘を仕掛けてくることはないと、クレマティスは分かっていて、平和の象徴である舞踏会で戦いは起こらず、邪魔者は全て裏で消すように動くだろうとクレマティスは言います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 141話より
影なる戦士も舞踏会の表舞台でやり合うつもりは毛頭ないようで、大陸魔法協会、魔導特務隊、影なる戦士の戦いは全て水面下で行われるだろう、とクレマティスは言います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 141話より
クレマティスはイーリスに踊るなら今の内だと言うと、イーリスはルティーネを踊り誘います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 141話より
しかし、これは冗談だったようでルティーネが本当に踊りに行こうとしますが、イーリスがルティーネを止めます。そしてイーリスは、あたし達は戦いに来た、ふざけないで、とクレマティスに言います。しかし、クレマティスはふざけてなんかいないと言い、いつものように見様見真似でやればいいと答えます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 141話より
クレマティスはガゼルのように周りをよく観察すれば踊れると言いますが、イーリスは突然立ち上がると周りをよく観察したと言い、どこかに行ってしまいます。クレマティスはルティーネにイーリスの援護をするように言い、ルティーネはイーリスの後を追います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 141話より
ルティーネはイーリスに単独での行動は止めるように言おうとしますが、イーリスには何か考えがあるようでルティーネに付いてくるように言います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 141話より
ルティーネがイーリスに会場で何が聞こえたのか聞くと、イーリスは舞踏会なんてどうなってもいいって奴が会場に向かっているとルティーネに答えます。たぶんかなり好戦的な人物のようで、イーリスはその人物を警戒しています。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 141話より
ゼーリエの護衛かは分からないようで、ルティーネは交戦前に一度目視で確認する必要があると言い、イーリスも何とかしないと任務に支障が出る、と言います。その人物はユーベルの事だったようで、ユーベルはどこかに向かっていてラントはユーベルの手綱を握れずにいました。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 141話より
まとめ
葬送のフリーレン、約6ヵ月半ぶりの連載再開です。
舞踏会が始まりますが、大陸魔法協会、魔導特務隊、影なる戦士ともに会場内での戦闘は避けたいようで、とりあえず舞踏会は平和に行われています。しかし、イーリスが周りをよく観察した結果、舞踏会なんてどうなってもいい奴がいたようで、その人物が会場に向かっているそうです。イーリスとルティーネがその人物を目視で確認に向かうようですが、その人物はユーベルの事でした。次回は早速、ユーベルが戦闘を起こすのでしょうか?
来週はまたも休載のようで次回は、8月6日(水曜)発売予定の週刊少年サンデー 2025年 第36・37合併号に掲載予定です。
葬送のフリーレン TVアニメ2期は、2026年1月から放送開始です。

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