【ネタバレ】葬送のフリーレン 第21話「卑怯者」の感想

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週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第21話のネタバレ、感想です。

 

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魔力の制限

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 21話より

リュグナーとの戦い、決着

魔族を殺す魔法(ゾルトラーク)でフェルンに致命傷を負わされたリュグナーは、負けを覚悟します。そんな状況でも、フリーレンと対峙しているアウラの優勢をリュグナーは信じます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 21話より

 

前回、アウラが撤退したのは勇者一行がいたせいで、今はフリーレンを守る勇者たちはいない、とリュグナーは言います。そして、正面から戦えば魔力で圧倒するアウラにフリーレンは負けると、フェルンに言います。それを聞いたフェルンは、あの人は魔族と正面から戦うような真似は絶対にしないと確信し、リュグナーに言うと、リュグナーはフェルンの言葉に違和感を覚えます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 21話より

 

フェルンが何故魔力切れを起こさないか考えていたリュグナーは、何かに気付き、フェルンを卑怯者呼ばわりましす。しかしフェルンは気にせず、それはフリーレン様が一番よくわかっていることです、とフェルンは言いリュグナーに止めを刺します。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 21話より

エルフの集落を襲撃

場面は変わり、フリーレンの師匠・フランメは魔王軍に襲撃されたエルフの集落を訪れています。玉座のバザルトが軍勢を率いてエルフの集落を潰しに来たようですが、既に死んでいます。傍には死にかけのエルフがいて、フランメは話しかけます。このエルフがフリーレンで、玉座のバザルトを殺したのもフリーレンでした。フランメは魔族と真正面から戦ったフリーレンを、くだらない、とんだ馬鹿だな、とひどい言葉を浴びせます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 21話より

 

そしてフリーレンを置いてその場を去ろうとしますが、フリーレンがフランメを自分より遥かに強い魔法使いと見抜くと、フリーレンを背負って連れて行きます。フリーレンはエルフの集落を守れなかったことに落ち込みますが、フランメは自分だったら迷わず逃げていたと言います。それを聞いてフリーレンは降ろして、とフランメに言いますが、フランメはフリーレンには才能があると言い、私の弟子にすると一方的に言い出します。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 21話より

 

その時、魔族の追手が現れフランメにフリーレンを置いていくように命令します。エルフを皆殺しにするように魔王から命令されていて、フランメは人間の魔法使いなので、魔族はお前の命などどうでもいい、とフリーレンを置いていけば見逃すと言います。それを聞き、フランメはフリーレンを置いて行こうとする素振りを見せますが、魔族が油断した隙にフランメは容赦なく魔法で攻撃します。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 21話より

 

フランメに魔法で不意打ちされた魔族は、跡形もなく消え去ります。フランメは、こいつらは格上の卓越した魔法使いだったが、些細な油断で命を落とした、とフリーレンに言います。すると、……体外に放出する魔力を制限して強さを誤認させた……、とフランメが魔族を欺いた方法を言い当てます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 21話より

フランメの弟子となったフリーレン

フランメは、そうだ、と肯定し、誇り高き魔法を愚弄した卑怯で最低な戦い方だ、と自分の戦い方を卑下します。日にちも経ち、フリーレンの傷もだいぶ良くなってきて、フランメはそろそろ修行を始めると言います。フリーレンは、魔族を根絶やしにしたいほど憎い、と言うと、私もだ、とフランメもフリーレンの意見に同意します。そして、フリーレンが魔法が好きで…、と言うと、フランメもフリーレンの意見にまたも同意します。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 21話より

 

だから魔法を愚弄するような卑怯者は私だけでいい、とフランメはつぶやくように言います。修業は体外に放出する魔力を十分の一以下に抑えさせて、後は並行して基礎的な魔力を上げていく、とフランメはフリーレンに説明します。フリーレンは、この魔力の制限はどのくらい続ければいいの?あまり長いと疲れるんだけど、とフランメに言うと、自分と同じくらい、とフランメは言います。そして、一生だ、お前は一生を掛けて魔族を欺くんだ、とフランメはフリーレンに教えます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 21話より

 

場面は過去から現在に戻り、フリーレンはアウラと対峙しています。アウラから放出されている魔力は、外見ではフリーレンの魔力を大きく上回っています。リュグナーが死んだことは残念だが、フリーレンを仕留められれば戦火としては十分だ、とアウラは言います。そして、不死の軍勢をアウラから解放したことでフリーレンは多くの魔力を消費しましたが、は私の前でそんなに多くの魔力を消費して大丈夫なのかしら?と、アウラは話しかけます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 21話より

まとめ

フェルンとリュグナーの戦いは決着しますが、リュグナーはフリーレン達が魔族達を欺いていることに気付きます。それは魔族からしてみれば魔法使いの風上にも置けない、卑怯で最低な戦いでした。しかし、フリーレンの師匠、フランメは魔族のそんな魔法に対する自信や信頼は、クソみたいな驕りと油断だとばっさりと切り捨てます。フリーレンはアウラに対しても魔力を制限して、強さを誤認させていますが、どのような戦いになるでしょうか。

 

次回、フリーレンとアウラとの戦いに決着が付きます。

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