週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第35話のネタバレ、感想です。
前回、34話の記事はこちらです。ザインの親友の足取りが判明します。
ザインの出した結論は?
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 35話より
結論は持ち越し
ザインの親友、戦士ゴリラの行先がテューアと分かりますが、フリーレン達の目的地オイサーストとは別方向と分かり、ザインは考え込みます。とりあえず日も暮れそうですし、結論は明日でもいいんじゃないですか?とフェルンが言うので、ザインは結論を出さず今夜は集落の小屋に泊まることにします。ザインが薪集めを行い、フェルンが晩御飯の食材を買ってきますが、フェルンの手が冷たくなってしまいます。フリーレンがフェルンの手を取って、すごいひんやりしてる、これは新記録かも…、と言うと、シュタルクもフェルンの手を取ります。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 35話より
シュタルクはフェルンの両手を握って、どれどれ…、本当だ、超冷てぇ、と言うと、フェルンは一瞬考えた後、シュタルクの頬に手を当てます。シュタルクが冷たくて、やめてっ!!と叫び、その様子を見ていたザインは、…全く、と呟きます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 35話より
小屋の外では雪が降り始め、フェルンがまた雪越えが必要になるか心配します。フリーレンは、今回は雪山を超えるわけじゃないからね、と気にしませんが、次の日には猛吹雪になっています。村の人に聞くと、この地方の寒波は一月は続くとの事で、しかたなくザインは結論を一月先に延ばし、フリーレン達も出発は一月先にします。フリーレンはこの集落にある怪しい老人がやっている魔法店に興味があるようで、そこに伝説級の魔法がある事を期待します。シュタルクが今までにどんな魔法があったんだ?と聞くと、“カビを消滅させる魔法”や、“しつこい油汚れを取る魔法”とフリーレンは答えますが、おばあちゃんの知恵袋かな?と、ザインからツッコまれます。とにかく今は待つしかないとフリーレンが言うと、ザインも、…もうしばらくは一緒にいることになりそうだな、と話します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 35話より
フェルンとシュタルクが喧嘩
それから一月、フリーレン達が村で思い思いに過ごし、そろそろ寒波の時期が終わろうとするとき、フリーレンがザインのいる酒場を訪れます。なんだかシュタルクとフェルンの様子がおかしい、とフリーレンは言い、たぶん喧嘩しているので仲裁してよ、ザインに頼みます。小屋に戻ると、フェルンがつーんと怒っており、シュタルクがめそめそと泣いています。フェルンはシュタルクが悪いと言い、シュタルクは俺が悪いです…、と言いますが、話にならないとザインは一人ずつ隣の部屋で話を聞きます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 35話より
まずはシュタルクから話を聞くと、シュタルクはこの小屋に来たばかりの時、フェルンにやられた頬に冷たい手を当てる、という行為をフェルンにやり返したようです。すると、フェルンがキレてしまったようで、ザインは、ガキかよぉ…と呟きます。ザインがこのままでいいと思うか?と聞くと、…仲直りしたいです…、とシュタルクが言い、仲直りしたいのならちゃんと相手にちゃんと相手にそう話すんだ、とザインは忠告します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 35話より
さらにザインは、今度はフェルンから話を聞くと、私が意地になってしまったので…、謝りたいです、とフェルンは言います。フェルンは触られたことは気にしていないようですが、ただ肩を押さえた腕の力が強くて、…ちょっとだけ怖いと思ってしまったんです、とフェルンはザインに気持ちを説明します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 35話より
ザインはフェルンに、シュタルクのこと嫌いか?と聞くと、なんでそんなことを聞くんですか?そう見えますか?と、フェルンは答えます。ザインはフェルンに、怖かったことをちゃんと話して仲直りだ、と伝えます。その後、もっと優しくして、とフェルンが言い、ごめんよぉ…、とシュタルクが謝り二人は仲直りします。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 35話より
その後、ザインとフリーレンは酒場で酒を飲みますが、ザインはフェルンとシュタルクについて、もう付き合っちゃえよ!!!と、つい叫んでしまいます。そんなザインに、よくわからないけどザインはとても頑張っているよ、ありがとうね、助かったよ、とフリーレンはザインを褒めます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 35話より
旅立ちの記憶
ザインは気になっていたと言い、なんで俺なんかにこんなに構ってくれるんだとフリーレンに質問します。すると、やっぱり同族嫌悪かな、冒険に出ようとしないザインが、魔王討伐に旅立つ前の私によく似ていて頭に来た、とフリーレンはザインに言います。それは構う理由にはらなねぇだろう、と言うザインに、だからこそ、きっと私はきっかけを与えたかったんだろうね、と言い、勇者ヒンメルならそうしたってことだよ、とヒンメルの事を思い出します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 35話より
私はヒンメル達に旅立つ勇気と、仲間と過ごす楽しさを教えてもらった、とフリーレンは言い、どうザイン、楽しかったでしょ?と、ザインに質問します。ザインは今までの旅を思い返し、…ああ、とても楽しかったよ、と笑顔でフリーレンに答えます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 35話より
寒波の時期も終わり、猛吹雪も収まっています。ザインは、やっぱり俺はゴリラを追いかけるよ、もう後悔するつもりはないんだ、と言い、フリーレンも、わかっているよ、とザインの旅立ちを見送ります。一人だとこんなに静かなんだな、とザインは一人で歩きながら呟きます。一方、別れたフリーレン達も旅立ちますが、しばらくしてシュタルクが、随分あっさりと分かれるじゃねぇか、とフリーレンに言います。すると、ザインは二人と違って大人だからね、きっとうまくやるよ、とフリーレンは答えます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 35話より
まとめ
前回、ザインの親友、戦士ゴリラの行き先ですが交易都市 テューアと分かり、フリーレン達と別れるのか、という所で終わりました。今回、寒波にあって一月ほどフリーレン達は足止めされますが、ザインが出した結論はやはり親友のゴリラを追って、一人でテューアに行くでした。フリーレンから旅立ちの勇気を教えてもらった話をして、ザインは最初に旅立った時の気持ちを思い出したのかもしれません。しかし、フリーレン達との旅も楽しかったとはっきりと言っているので、再び一緒に旅をする可能性も高そうです。
後、フェルンとシュタルクですがザインも言っている通り、二人はもう付き合っちゃえよ!!!という感じですね。前から二人ともいい感じでしたし、付き合うのも時間の問題でしょうか…。しかし付き合ったら付き合ったで、二人とも子供なので、また問題が出そうです。今後、保護者がフリーレンしかいないと問題が多そうですね。
次回、フェルンが発熱して寝込んでしまい、フリーレンがフェルンの手を握ってあげます。
最新刊、葬送のフリーレン 3巻です。
発売中のコミック 3巻のネタバレ、感想も書いています。
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