週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第38話のネタバレ、感想です。
前回、37話の記事はこちらです。フリーレンとフェルンが、一級魔法使いの試験を受験します。
第一次試験、開始
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 38話より
まずは、隕鉄鳥を見つける
北側諸国、グローブ盆地、第一次試験区域でルール説明が行われ、この試験区域に生息している隕鉄鳥という小鳥を見せられます。そして、各パーティーに一つ籠が配布された後に、第一次試験の合格条件が説明されます。合格条件は二つで、明日の日没まで隕鉄鳥の入った籠を所持していること、その時点でパーティーメンバー全員が揃っている事です。試験区域には強力な結界が張ってあって、この試験区域からは出れないようになっています。フリーレンのパーティーは、試験が始まってもまだケンカをしています。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 38話より
フリーレンが自己紹介をしようと言い、まずは自己紹介を始めます。フリーレンと同じ第2パーティーなのは、ラヴィーネとカンネで、ラヴィーネとカンネは幼馴染で同じ魔法学校の出身だそうです。まずは、隕鉄鳥を見つけて観察しようとフリーレンが言い、隕鉄鳥を探しますが、なかなか見つからずカンネが疲れたと言い出します。
少し休憩しようとフリーレンが言うと、ラヴィーネはまだ動けるから先を見てくると言いますが、またもラヴィーネとカンネはケンカを始めてしまいます。フリーレンがラヴィーネに強いのか聞くと、カンネよりは強いと言い、私と比べたら?と、フリーレンが聞くと、アンタとは戦いたくねぇ、とラヴィーネは答えます。それを聞いたフリーレンは、なるほど、いいよ、見てきな、危なくなったら戻ってくること、それと空には気を付けてね、とラヴィーネに見てきていいと言います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 38話より
隕鉄鳥を見つけるが、逃げられる
少ししてラヴィーネが、隕鉄鳥を見つけたと言って戻ってきます。見に行くと隕鉄鳥が水の上にいますて、フリーレンはよく観察するように言いますが、フリーレンの言葉を最後まで聞かずカンネはいきなり魔法で水を操って、隕鉄鳥を捕まえようとします。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 38話より
しかし隕鉄鳥は逃げ出してしまい、カンネが水を操って隕鉄鳥を追いかけますが、そのまま逃げられそうになります。するとラヴィーネが、上出来だぜカンネと言うと、カンネが操っていた水を凍らせて隕鉄鳥を捕らえることに成功します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 38話より
フリーレンが、へぇ…、やるじゃん、と二人を褒めますが、でも、そろそろ伏せたほうがいいかも、とフリーレンが呟くと隕鉄鳥は凍った水を無視してすごい勢いで逃げていきます。隕鉄鳥は極めて頑丈で最大飛行速度は音速を超える、あの程度の拘束じゃ無意味だよ、とフリーレンが隕鉄鳥の特性を説明します。今日一日は隕鉄鳥の観察に使うよ、とフリーレンが二人に指示を出し、再び隕鉄鳥を探し始めます。フリーレンは二人の高度な連携を見て、これならなんとかなる、と思いますが、再びラヴィーネとカンネはケンカを始めてしまい、フリーレンは不安になります。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 38話より
魔物に襲われるカンネ
隕鉄鳥を捕まえられないまま夜になり、三人は野営をして眠りますが、カンネが途中で目を覚ますがフリーレンがいません。フリーレンを探しに行きますが、よく聞くと雨音が聞こえているのに、雨が降っていないことに気付きます。不思議に思い空を見上げると、魔物がいてカンネは魔物に攻撃されます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 38話より
すぐにカンネは杖を出し、魔物を攻撃しようとしますが魔物に攻撃された衝撃で杖を落としてしまいます。絶体絶命の状態に、カンネはラヴィーネの名前を呼びますが、そこにフリーレンが現れて魔物を倒します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 38話より
フリーレンに助けてもらったカンネは、フリーレンからラヴィーネの事を嫌いなのに、どうして二人は連携が取れるんだろう?と、聞かれ、カンネは初めての飛行魔法の実習の時の事をフリーレンに話します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 38話より
先に言った連中はあんな遠くに行っちまったぞ、下は水なんだから死にはしねぇよ、とラヴィーネがカンネに早く飛ぶように言いますが、ラヴィーネなんか嫌い、とカンネは言うだけで飛ぼうとしません。カンネは褒められて伸びるタイプなんだよ、と言い、私の良いところ言って、とラヴィーネにお願いします。最初は嫌がりますが、本当は臆病な癖に頑張っているところ、とラヴィーネはカンネのいいところを言います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 38話より
すると、もっと言って、とカンネは言い、しぶしぶラヴィーネは、いくつかカンネの良いところを言います。それでもまだ、もっと、とカンネは言い、…笑っている顔が可愛いところ、とラヴィーネが言うと、え、キモい、とカンネは引いてしまいます。すると、ラヴィーネは無言でカンネを後ろから蹴って突き落とします。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 38話より
突き落とされたカンネはとっさに魔法で飛び、ラヴィーネから、ははっなんだよ、飛べるじゃねぇか、お前にはもう優しくしてやんねぇ、と言われます。カンネは、ラヴィーネは乱暴だけれども、ちゃんと私を引っ張ってくれるんだ、とフリーレンに言うと、フリーレンはヒンメル一行と旅にしていた時の事を思い出します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 38話より
明日は竜との初対戦で、ヒンメルはアイゼンを奮い立たせようと声を掛けますが、アイゼンが怖いと言い、自分も怖いと真顔で答えます。他の冒険者を真似て鼓舞するつもりだったようですが、うまくいかなかったみたいだ、とヒンメルは謝ります。しかしアイゼンは、お陰で緊張が解れた、と礼を言い、ハイターは、こういうのはきっと冒険の仲間毎に変わってくるものです、と言います。フリーレンはヒンメルが仲間を鼓舞しようとした時の事を思い出しながら、なるほど、確かに仲間毎に違うみたいだ、とつぶやきます。フリーレンが昔を思い出していると、カンネが面白いことに気付いたと、フリーレンに何かを伝えます。それを聞いたフリーレンは、隕鉄鳥を簡単に捕らえられるかも…、と言います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 38話より
フェルンの方は順調そうだが…
一方、フェルンとユーベルのパーティーは、隕鉄鳥を捕まえ籠に入れることに成功します。フェルンが一安心だというと、これから先の方が大変なんだよ、とユーベルは言います。隕鉄鳥を他のパーティーに奪われないように守らなければいけない、と男の方が言い、対人戦の時間だ、とユーベルが言います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 38話より
まとめ
第一次試験が始まりますが、内容が隕鉄鳥という小鳥を捕まえることで、隕鉄鳥を探します。しかし、隕鉄鳥は捕まえても音速に近い最大飛行速度で逃げるのでフリーレン達、第2パーティーは苦戦します。カンネが最後に何か思いついたようですが、次回は隕鉄鳥をどうやって捕まえるか、注目です。
さらにフェルンのパーティーで、捕まえた隕鉄鳥を奪われないように守らないといけない、と言っていたので、パーティー同士の戦闘も起こりそうです。
次回、フリーレン、ラヴィーネ、カンネは隕鉄鳥を捕まえるため、ある作戦を実行します。
最新刊、葬送のフリーレン 3巻です。
発売中のコミック 3巻のネタバレ、感想も書いています。
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