【ネタバレ】葬送のフリーレン 第15巻のネタバレ、感想

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週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第15巻のネタバレ、感想です。

15巻は、第138話から第147話までが掲載されています。

 

前巻、14巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

【ネタバレ】葬送のフリーレン 第14巻のネタバレ、感想
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15巻の表紙には、フリーレン一行と影なる戦士のクレマティス、ルティーネ、イーリスが描かれています。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 15巻より

第138逆賊

ゼンゼからの情報で、街中でフリーレン達を襲った敵が影なる戦士で間違いない事が判明します。さらにゼンゼから影なる戦士は16年前に先代の皇帝陛下の勅命によって、既に解体していた事をフリーレン達は聞かされますが、まだ綺麗に解体されず影なる戦士の亡霊が生き残っていたとラントは推測します。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 15巻より

第139鍛冶屋のクライス

ゼンゼやフリーレン達は影なる戦士や魔導特務隊の情報を共有し、ゼーリエ護衛任務に備えます。ただザインだけは、帝都で親友の戦士ゴリラを探していました。その戦士ゴリラですが、帝都ではクライスという名前で鍛冶屋をしていました。しかし鍛冶屋というのは表の顔で、裏の顔は影なる戦士の一員でした。クライスはヴァルロスから、顎髭を生やした僧侶がお前の事を嗅ぎまわっている、と聞かされます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 15巻より

第140舞踏会

建国祭の最終日となり、いよいよ今夜宮殿で舞踏会が執り行われます。ゼーリエは従者の人数制限がないのをいい事に、護衛任務全員で舞踏会へと乗り込むつもりです。ただ、ラントとユーベルは魔導特務隊に収監された塔から脱獄しているので、別ルートから侵入します。そして、ラントとユーベル以外の全員が正装をして舞踏会の会場へと入っていきます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 15巻より

第141平和の象徴

舞踏会が始まりましたが、特に戦闘が起こる事もなくゼーリエとフリーレンはケーキを食べて楽しんでいました。フェルンやシュタルクは死地に送り出される覚悟で舞踏会に乗り込んでいたようですが、拍子抜けしていました。しかし、魔導特務隊や影なる戦士は舞踏会の会場でゼーリエ達を監視していました。影なる戦士のクレマティスは、大陸魔法協会も魔導特務隊も影なる戦士も、表舞台でやり合うつもりは無く邪魔者は裏で消すように動くだろうと予測します。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 15巻より

第142会敵

皇帝は魔導特務隊の隊長・フラーゼに、デンケンを舞台から排除して何を企んでいると問い質します。皇帝とデンケンとの取り決めた手筈では、今夜の舞踏会で皇帝とゼーリエが会談し、友好的な条約の架け橋を結ぶ手筈になっていたようですが、デンケンが排除されこの手筈は無効となりました。フラーゼは皇帝の問いかけには答えず、これは私という愚臣が勝手に行うこと、と言ってあくまで一人で何かを実行しようとします。

一方、遊撃として別ルートから宮殿に侵入したラントとユーベルですが、ルティーネとイーリスに見つかってしまいそのまま戦闘に突入します。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 15巻より

第143読み合い

ルティーネ、イーリスと交戦を開始したラント、ユーベルですが、ユーベルは魔法・レイルザイデンを盾でルティーネに防がれてしまい苦戦します。一方、イーリスと戦っているラントですが、イーリスの使う毒針は分身であるラントには効かず、逆にラントは奪った毒針を使ってゾルトラークの耐性装備の弱点を突くような戦い方をし、ラントは優位に戦いを進めます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 15巻より

第144予知夢

ゼーリエは予知夢の魔法を使って、夢の中で皇帝と一度会っていた事をゼンゼに明かします。しかし、ゼーリエは予知夢の内容をゼンゼに話すつもりは無くゼンゼが理由を聞くと、賭けに出たからだとゼーリエは答えます。その予知夢の中では、ゼーリエはフラーゼを殺して宮殿に侵入し、皇帝と謁見して皇帝から情報を得ようとしていました。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 15巻より

 

しかし、皇帝も夢かどうか判別する魔道具を持っていてこれが夢の中だと判別し、さらに皇帝の身体に備えられている精神防御機構で予知夢の中でも皇帝は自我を保っていました。皇帝は自分の権限の及ばぬところで、大魔法使いゼーリエ暗殺計画が動いている事をゼーリエに明かし、暗殺計画を止めたいので話し合おうとゼーリエに協力を持ち掛けます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 15巻より

 

ゼーリエは皇帝が協力をしつつ、皇帝自身も情報をゼーリエから聞き出し持ち帰ろうとしていると気付きますが、あえて皇帝を信じて情報交換に応じます。ゼーリエはこの先の未来で、自分は誰かに殺されるが、誰にどうやって殺されるか、その死後に何が起きるのかは分からないと皇帝に伝えます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 15巻より

第145未来視

情報交換に応じたゼーリエは、予知夢を見る魔法について話し始めます。ゼーリエの持つ予知夢を見る魔法は、夢の中で稀に未来を体験できますが、その体験の時期や期間はランダムな上に、発動自体も極僅かな確立に委ねられている、と言います。死後の未来も見えずゼーリエは、恐らく術者の死ぬまでの人生というのがこの魔法の適用範囲なのだろう、と推測、そしてゼーリエはある時期から、建国祭の最終日、先の未来を見れていない、そこで殺されて終わりだ、と自分の予知夢の最後を明かします。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 15巻より

 

さらにゼーリエは敵もなんらかの未来を見通す魔法を使っていると推測しますが、ゼーリエの未来視が不完全であるように、敵の未来視も完全ではなさそうなのが救いだと言います。そして、ゼーリエの最後は明日の舞踏会、ちょうど宵の鐘が鳴る頃だ、それが私の最後、死角から首を一閃、敵の姿は一度も視界に捉えられなかった、と自分が殺される状況を皇帝に話します。一度だけゼーリエはあらゆる手段を講じて予知夢の中で死を避ける選択をしたことがあるようですが、そのときは襲撃は起きずゼーリエは死を免れる事には成功しました。しかし代わりに一番凄惨な結果となり、大陸魔法協会に所属する多くの魔法使いが殺されてしまいます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 15巻より

第146人類最強の戦士

場面は統一帝国時代の避難経路となり、ヴァルロスが雪解け水で水没している部分を泳いで渡り切りクライスと合流していました。闇の中、極寒の雪解け水を泳いで来たヴァルロスを見て、流石にそれは死ぬぞ、とクライスはドン引きします。その後ヴァルロスは鎧の装備を着こむと、ほぼ休まず避難経路を進んでいきます。避難経路を進んでいる最中、ヴァルロスが普通、普通という口癖をよく言うとクライスが言うと、古い友の口癖だったとヴァルロスは言い、昔の話を始めます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 15巻より

第147英雄のいない地

宮殿で行われている舞踏会の裏で、レーヴェは星空を見上げながら南側諸国(こきょう)の事、そして昔の事を思い出していました。レーヴェの人生が変わる瞬間には、必ず“魔法”が関わっていて、一度目の“魔法”は物心付いたばかりの頃、兄が流れ弾の魔法からレーヴェを庇って死んだ時の事でした。そして二度目の“魔法”はレーヴェが今でも目に焼き付いて離れない、自分の町が一晩で消え去った時の魔法でした。しかもこの地獄のような惨状でさえ“巻き添え”だったようで、レーヴェは南側諸国の戦争で使われている魔法は、最早人類の制御下に置かれているとは言えなかったと考えます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 15巻より

おまけ 傾ている僕もイケメン

第147話で倒れている勇者ヒンメルの像を、レーヴェとレーラーが起こして、何とか傾いている状態まで石像を起こしていました。この傾いている状態でも勇者ヒンメルは、傾ている僕もイケメンだろう?と、石像の状態でつぶやいています。相変わらずのナルシストっぷりです。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 15巻より

まとめ

15巻では、帝都編もいよいよ宮殿で舞踏会が執り行われ、舞踏会の会場には大陸魔法協会、魔導特務隊、影なる戦士の三つの勢力が集結します。しかし、どの勢力も表舞台でやり合うつもりは無く邪魔者は裏で消すように動くようです。

しかし、遊撃のユーベルだけは出方を待つ作戦は悪手と考えていて、会場にいようが影なる戦士の尻を叩いてでも動かそうとします。ただイーリスはユーベルの動きに気付いていて、ルティーネと共にラントとユーベルに接触、四人は戦闘を始めます。

また何といってもこの巻ではゼーリエが予知夢を見る魔法で、自分が殺される未来を見ていたことが判明します。ゼーリエは皇帝と情報交換に応じて、自分の死後の計画を立てます。自分の死を前提とした計画のようで、弟子に言うと全員に否定されるからと今の所ゼーリエは誰にも話していません。他にも、敵もなんらかの未来を見通す魔法を使っていそうな事や、レーヴェの真の目的がこの世界から魔法を無くす事、レーヴェの過去には大魔法使いミーヌスが関わっていそうだという事などが明らかになりました。早く続きが見たいですが、現在葬送のフリーレンは休載中で具体的な連載再開時期は不明です。早く連載再開される事を願いつつ、具体的な掲載時期が発表されるのを待ちたいと思います。

 

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