TVアニメ 呪術廻戦 第2期「懐玉・玉折/渋谷事変」のネタバレ、感想です。詳しい内容は、TV放送だけでなくABEMA等のネット配信でも視聴出来ます。
前回、#38の記事はこちらです。
#39「揺蕩-弐-」
伏黒の領域外への脱出という作戦は、暴走状態の禪院甚爾の乱入によって失敗に終わります。甚爾は領域に乱入するなり、真希から特級呪具・游雲をあっさりと奪い取ります。
オガミ婆の術式は器である孫の呪力が尽きれば終了するはずでしたが、甚爾には呪力がなく孫の呪力を消費せずオガミ婆の術式は終了する契機を失っていました。術式は暴走しており、甚爾は本能のまま戦い続ける殺戮人形と化していて、その牙はこの場所における一番の強者・陀艮に対して向かいます。
陀艮は呪力が一切ないにも関わらず、自分を圧倒するパワーとスピードを持つ甚爾に困惑します。式神をいくつも甚爾に向かって放ちますが、甚爾は当然の様に水面を駆けながら式神を一撃で葬り、陀艮を一方的に游雲で殴ります。
甚爾、陀艮に圧勝
結局、甚爾は陀艮に反撃を許さず、一方的に攻撃し一人で陀艮を祓ってしまいます。陀艮の領域がなくなり全員助かりますが、甚爾の暴走は止まらず今度は伏黒を狙います。
甚爾は伏黒と一緒に建物の外に飛び出して行ってしまい、真希達は伏黒を追おうとしますが、三人の元に突然 漏瑚が現れます。
漏瑚、七海たち三人に重傷を負わせる
漏瑚はあっという間に七海、真希、直毘人に重傷を負わせ、止めを刺そうとします。しかしその時、漏瑚は宿儺の指が解放された気配を感じ、直毘人を放って気配がした場所へと駆けつけます。そこには虎杖に宿儺の指を喰わせている呪詛師の菜々子と美々子がいました。
宿儺が目覚める
漏瑚は菜々子と美々子を攻撃した後、一時的にでも肉体の主導権を宿儺に移すため、虎杖に宿儺の指をさらに10本、全て喰わせます。目覚めた宿儺は、頭が高いな、と言うと漏瑚と生きていた菜々子と美々子を攻撃し、漏瑚は頭の上部分を斬られてしまいます。
宿儺から指1本分くらいは聞いてやる、と言われ、菜々子と美々子は宿儺に、偽物の夏油を殺してください、と宿儺に頼みます。夏油の体を乗っ取った何者かを後悔させてやろうと菜々子と美々子は考えますが、宿儺は指の1、2本で指図されたことに怒り、美々子の首を切断して殺すと、続いて菜々子もバラバラにして殺してしまいます。
続いて宿儺は漏瑚に何の用か聞きますが、漏瑚は宿儺に用はないと答えます。宿儺に、虎杖との間に肉体の主導権を永劫得るための“縛り”を作るように言いますが、宿儺は必要ないと言います。しかし、必死な漏瑚を見て一撃でも入れられたら呪霊の下についてやる、手始めに渋谷の人間を皆殺しにしてやる、一人を除いて、と宿儺は漏瑚に約束します。漏瑚は宿儺の言葉を聞き、宿儺と戦う決意をします。
まとめ
#39の内容は原作だと、13巻110話「渋谷事変㉘」から13巻112話「渋谷事変㉚」までになります。
#39では、禪院甚爾が陀艮を一方的に殴って、七海達が苦戦した陀艮をそのまま祓ってしまいます。ただオガミ婆の術式が暴走しているので、今の甚爾は殺戮人形と化していて意識や記憶は曖昧なようです。よって、伏黒恵が自分の息子だという事も分からないようですね。
そして、意識を失っていた虎杖ですが呪詛師の菜々子と美々子によって宿儺の指を1本、喰わされてしまいます。さらに、漏瑚も宿儺の指の気配で意識を失った虎杖の所に駆け付け、漏瑚が持っていた宿儺の指10本をさらに虎杖に喰わせます。一度に11本の指を喰わされた虎杖は、一時的に肉体の主導権を宿儺に奪われてしまい、宿儺は菜々子と美々子を不愉快だからと殺してしまいます。そして宿儺は漏瑚に話しかけますが、宿儺が一撃でも入れられたら、呪霊の下につくと言うと、漏瑚もやる気になります。
状況はさらに混沌としてきて伏黒と甚爾が戦うことになり、さらに宿儺と漏瑚が戦うことになります。当初の呪術師VS呪詛師・呪霊の形は崩れてしまいましたが、どんな結果となるでしょうか?
懐玉・玉折/渋谷事変 #40「霹靂」
懐玉・玉折/渋谷事変 #40「霹靂」の記事です。
アニメ 呪術廻戦 第2期 「懐玉・玉折/渋谷事変」のまとめ記事を書いています。
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