週刊少年ジャンプに掲載されている呪術廻戦 第163話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。虎杖と羽場の勝負、決着です。その後、虎杖は甘井から日車の情報を聞きます。
日車と対面する虎杖
甘井凛の過去
虎杖を日車のいる所に案内するという甘井凛。その甘井の回想から始まります。甘井はいじめに遭っている生徒に、ヘラヘラ笑ってりゃいいのにと心の中でつぶやいていました。
© 芥見下々 呪術廻戦 163話より
勉強も運動もパッとしないが、プライドだけは高い連中にヘラヘラ調子を合わせていりゃいい、そうすれば他の連中に的にされることも、たまにはおいしい思いもできる、そう甘井は自分の立ち回り方を心の中で語っていました。
© 芥見下々 呪術廻戦 163話より
そこに別の生徒が、やめろよ、と止めに入ってきます。甘井は、馬鹿がもう一人……、と馬鹿にしたようにため息をします。いじめていた連中も、止めに入ったのが中坊だと分かり、癇に障ったのか、一人がいきなり殴りかかります。
© 芥見下々 呪術廻戦 163話より
その中坊は中学生時代の虎杖で、殴りかかってきた生徒を殴り返して、そのまま倒してしまいます。他のいじめていた二人は、暴力反対!!と、言いながら虎杖に殴りかかりますが、虎杖は二人をあっという間に返り討ちにしてしまいます。
© 芥見下々 呪術廻戦 163話より
虎杖と甘井の出会い
いじめていた三人を瞬殺した虎杖は甘井に、アンタは?と、質問します。甘井はビビりながら、お……俺……?と、答えます。これが甘井と虎杖の出会いのようです。
© 芥見下々 呪術廻戦 163話より
伏黒は麗美の拠点へ
一方麗美から、日車は新宿にいる、と告げられた伏黒ですが、麗美の拠点が近くにある、という理由と、シャワーを浴びたいという理由で池袋を経由することになります。伏黒は、池袋は物資が豊富でプレイヤーとの遭遇率が上がるので、池袋を通りたくなかったようです、が麗美に言われ仕方なく寄り道をするようです。
© 芥見下々 呪術廻戦 163話より
虎杖は甘井に、日車が拠点にしている劇場に案内してもらいます。虎杖はすぐに日車に会いに行こうとしますが、甘井は羽場が一度コテンパンにやられていると言い、行くのをやめるように言います。しかし、虎杖は羽場に勝った自分なら逃げるくらいはできるってことだろう、と気楽に言うと甘井の言うことを聞かずそのまま劇場の中に入っていきます。甘井は、虎杖を止めようと心の中では思いますが行動に移せず、……ごめん虎杖!!と、一人つぶやきます。
© 芥見下々 呪術廻戦 163話より
騙された伏黒
伏黒は麗美の拠点へとついて行きますが、そこにいたのは日車ではなくレジィという呪術師でした。伏黒は麗美に騙されたと分かり、麗美を睨みつけます。すると麗美は、レジィ様はマジで強い、と反論しようとします。しかし、喋るな、時間の無駄だ、と伏黒は言うと、玉犬を出して戦闘態勢をとります。
© 芥見下々 呪術廻戦 163話より
一方、劇場の中に入った虎杖は風呂の中に服を着たまま入った日車と対面します。日車から、君は服を着て風呂に入ったことがあるか?と、質問され、虎杖は、ないな、と答えます。
© 芥見下々 呪術廻戦 163話より
日車は、思っていたより気持ちがいい、と虎杖に言うと、最近色々どうでもよくなって、やってはいけないと思い込んでいた事にチャレンジしている、と日車は続けて虎杖に話します。虎杖は日車と話をしようとしますが、俺は弁護士だから俺と話すと30分5000円の相談料が発生する、と日車に言われます。驚く虎杖ですが、冗談だ、ちょっと嫌な弁護士を演じてみたくてな、と日車は冗談めかしながら話します。
© 芥見下々 呪術廻戦 163話より
その様子から、虎杖は日車が受肉した過去の術師でなく、術式が開花した現代の術師だと確信し、交渉の余地があると希望を持ちます。虎杖は、死滅回游を終わらせたい、と最終目的を明かし、その為に殺し合いの強制を無効にしたいのでルール追加に日車の100点を使わせてくれ、と交渉を持ち掛けます。
© 芥見下々 呪術廻戦 163話より
交渉決裂
しかし、日車は虎杖の交渉を断り、俺はただ死滅回游に可能性を感じている、と断る理由を話し始めます。時に法は無力だ、と日車は言い、死滅回游のルールは本物で告訴も控訴も必要ない、審議を争うこともなくルールを犯した者を物理法則のように罰せられたら?と、日車は死滅回游を素晴らしいと言います。そして、ルールに問題がある事は認めるが、回游の土台のシステムは見守りたい、すぐ終わってしまっては困る、と日車は虎杖に言います。
© 芥見下々 呪術廻戦 163話より
特に日車はルール二と八の“術式の剥奪”は一度見届けたいようですが、虎杖は死滅回游が続けばこの国の人間が全員死ぬ、と日車に協力するように迫ります。しかし、死滅回游は永続を謳っている、と日車は言いガセだと断言します。死滅回游の永続性などは虎杖もよく分かっていないので、これ以上日車を説得するのは難しいと考えたのか、虎杖は拳を構えると、100点を使わせろ 日車、と力ずくで日車を従わせようとします。
© 芥見下々 呪術廻戦 163話より
風呂から出た日車は、気に入らない奴をブチ殺したことはあるか?と、虎杖に質問した後、思っていたより気持ちがいいぞ、と言います。日車の後ろには式神のようなものが呼び出されていて、日車は虎杖と戦う姿勢を見せます。
© 芥見下々 呪術廻戦 163話より
まとめ
虎杖は甘井に、伏黒は麗美に案内されて、日車に会いに行こうとしましたが、伏黒は騙されていて、案内された先にいたのはレジィという呪術師でした。一方、虎杖は日車に会えましたが、交渉は決裂してしまい、こちらも戦闘となってしまいます。
虎杖と日車、伏黒とレジィ(さらに麗美も?)の戦いの行方が気になります。特に伏黒の方は騙されていたので、他にもレジィの仲間がいそうですが、どのような戦いになるでしょうか?二つの戦いの行方に注目です。
次回、日車はいきなり領域展開「誅伏賜死(ちゅうぶくしし)」を使用してきます。
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