週刊少年ジャンプに掲載されている、呪術廻戦 第237話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。五条と宿儺の戦いも決着、そして次の戦いが始まります。
術式解放「幻獣琥珀(げんじゅうこはく)」
強大な氷塊と裏梅、登場
鹿紫雲一は宿儺と戦おうと地上203メートルから跳躍しますが、そこより遥か上空より強大な氷塊と裏梅が現れます。
© 芥見下々 呪術廻戦 237話より
凍星・裏梅と氷塊が現れると、さらにその上に秤金次が現れます。
© 芥見下々 呪術廻戦 237話より
第190話で取引しましたが秤は鹿紫雲一が宿儺と戦えるように、裏梅を宿儺の所に行かせないようにします。当然、裏梅はそんな取引を知らないので氷凝呪法で対抗しますが、秤も領域を展開します。
© 芥見下々 呪術廻戦 237話より
秤の領域展開「坐殺博徒」は裏梅を捉えたようですが、強大な氷塊は止まらず降下を続けます。そして、氷塊の中から呪具が現れます。
© 芥見下々 呪術廻戦 237話より
呪具「神武解(かむとけ)」
呪具「神武解(かむとけ)」は万が絶命の縛りと引き換えに構築したもので、宿儺は呪具「神武解」を鹿紫雲一に使います。神武解を使用した後、電撃のようなものが出ているので雷系の特性がある呪具のようですが、万が絶命の縛りで構築した呪具なのでかなりの能力を秘めていると思われます。
© 芥見下々 呪術廻戦 237話より
しかし、鹿紫雲一は呪力特性上、電撃に耐性があるので神武解が効かなかったようです。そして鹿紫雲一は宿儺に、最強になったのか、それとも生まれながらに最強だったのか、と質問します。
© 芥見下々 呪術廻戦 237話より
鹿紫雲一は宿儺に、強さとは孤独なのか?際限なく力の発露を求め、彷徨い続けることが強者に科せられた罰なのか?と、問いかけます。セリフの内容からどうやら、鹿紫雲一は受肉する前から、自分以外の人間とのかかわり方に悩んでいたようです。
© 芥見下々 呪術廻戦 237話より
これに対して宿儺は、贅沢者め、強欲なことだ、と言い、教えてやるから来いと鹿紫雲一に言います。
© 芥見下々 呪術廻戦 237話より
鹿紫雲一、ついに術式開放
宿儺の挑発に鹿紫雲一も乗り、宿儺を攻撃します。そしてついに鹿紫雲一は術式を開放します。術式は「幻獣琥珀(げんじゅうこはく)」というもので、術式を使うと鹿紫雲一は一気にスピードが増します。
© 芥見下々 呪術廻戦 237話より
鹿紫雲一は宿儺にパンチをくらわせると、今度は息を大きく吸います。そして、鹿紫雲一が大声を出すと、鹿紫雲一の口から衝撃波が生じます。宿儺はその衝撃波をくらいダメージを負います。
© 芥見下々 呪術廻戦 237話より
術式「幻獣琥珀」は鹿紫雲一が呪力(でんき)から変換できるあらゆる現象を、実現するために肉体を作り変えるそうで、鹿紫雲一の口の部分には呪力で変形させた何かが装着されています。
© 芥見下々 呪術廻戦 237話より
鹿紫雲一の肉体は崩壊してしまう
さらに鹿紫雲一はパンチを繰り出します。宿儺はパンチを避けますが、衝撃波も生じているので宿儺はダメージを負ってしまいます。さらに鹿紫雲一は攻撃を畳みかけて、宿儺にダメージを負わせます。鹿紫雲一の術式は、電気信号の活性によるアジリティの向上、さらに音波や電磁波も攻撃と一緒に生じさせるようで宿儺はかなり苦戦します。しかし、術式「幻獣琥珀」を実現するために鹿紫雲一の肉体は既に人の域を超えていて、術式終了後鹿紫雲一の肉体は崩壊してしまうようです。まさしく、一発しか使えない術式効果のようです。
© 芥見下々 呪術廻戦 237話より
電撃も使って宿儺にダメージを負わせ、宿儺はかなりのダメージを負ってしまいます。それに対して、宿儺には反転術式以外に一度きりのみの肉体の修復する術があるようですが、宿儺はそれを意図的に中断していました。
© 芥見下々 呪術廻戦 237話より
それは、受肉による変身の再開でした。受肉による変身を行えば、肉体を修復することが出来るようです。
© 芥見下々 呪術廻戦 237話より
まとめ
鹿紫雲一と宿儺の戦いが始まろうとしますが、そこに裏梅が邪魔をします。しかし、以前秤は鹿紫雲一と約束していた通り、鹿紫雲一が宿儺と戦えるように、秤は裏梅を妨害します。秤は領域展開「坐殺博徒」を使用したので、裏梅もあのパチスロ(CR私鉄純愛列車)の説明を聞いたのでしょうか?どんな反応か見てみたい気もします。
そして、第219話で万が宿儺に渡していたものが判明します。呪具「神武解」で、鹿紫雲一には呪力特性上通用しませんでしたが、かなりの能力を秘めていると思われます。
宿儺は空間 世界ごと存在を分断する技を獲得したので、鹿紫雲一にも使ってあっさりと勝利するかと思われましたが、宿儺は新しい技を使わず鹿紫雲一の術式「幻獣琥珀」に苦戦します。ここで五条との戦いのダメージも含めて、宿儺はかなりのダメージを負ってしまいますが、受肉による変身の再開によって肉体を修復します。これが、おそらく宿儺の切り札なのでしょう。宿儺はダメージがゼロの状態で復活すると予想しますが、そうなると鹿紫雲一は敗色濃厚です。鹿紫雲一は不満でしょうが、真希や乙骨がタイマン勝負に割って入ってくる展開はあるでしょうか?
週刊少年ジャンプ45号は、10月9日(月曜)0時から少年ジャンプ+・ゼブラックで配信されています。
次回、変身後の宿儺は常人の倍の腕と口を持ち、鹿紫雲一に完全無欠の強さを見せつけます。
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