【ネタバレ】呪術廻戦 17巻 葦を啣む のネタバレ、感想

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週刊少年ジャンプで連載中の呪術廻戦の17巻 葦を啣む の感想、ネタバレです。

17巻は、第143話から第152話まで掲載されています。

 

前巻、16巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

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17

17巻の表紙は、禪院直哉です。

© 芥見下々 呪術廻戦 17巻より

第143もう一度

脹相の超新星をくらってしまった禪院直哉は、脹相の血を浴びてしまった影響で身体にダメージを負ってしまいます。結局、禪院直哉は乙骨憂太の反転術式で治してもらう代わりに、虎杖の死を上に報告するように言われます。一方、乙骨憂太の襲撃を受けた虎杖は、父親と祖父が言い争っている夢を見ます。

© 芥見下々 呪術廻戦 17巻より

 

虎杖は伏黒から、さっさと高専に戻るぞ、と声をかけられますが、虎杖は渋谷での宿儺による大量殺人を自分のせいだと思い、今後どうするか迷っていました。しかし、伏黒から加茂憲倫が仕組んだ呪術を与えられた者たちの殺し合い“死滅回游”が起きた事、死滅回游に伏黒の姉・津美紀も巻き込まれている事を教えられます。

© 芥見下々 呪術廻戦 17巻より

第144あの場所

伏黒から虎杖の力が必要だと言われ、もし次俺が宿儺と代わったら迷わず殺してくれ、と虎杖は乙骨に頼んだうえで伏黒に協力する事を了解します。まず伏黒達は高専に戻り天元と接触し、五条を封印している獄門疆の封印の解き方と、加茂憲倫の具体的な目的と今後の出方を尋ねることにします。

© 芥見下々 呪術廻戦 17巻より

第145

薨星宮で天元と接触できた虎杖達は、加茂憲倫の正体が羂索だと知らされます。さらに、羂索の目的は日本全土を対象とした人類への進化の強制で、具体的な進化の手段は人類と天元との同化だと、天元から教えてもらいます。12年前に進化を始めた天元は、星漿体以外との同化もできなくもない状態でした。、さらに天元の組成は人間よりも呪霊に近く、羂索の呪霊操術の術式対象の為に取り込まれてしまうかもしれない、と天元は虎杖達に警告します。

© 芥見下々 呪術廻戦 17巻より

第146死滅回游について

獄門疆に封印された五条を開放するには、死滅回游に参加しているプレイヤー来栖華の術式が必要だと知らされます。来栖華の術式は、あらゆる術式を消滅させる術式で、東京の東側のコロニーにいると天元から聞かされます。死滅回游のルールを一通り確認した虎杖達は、それぞれの役割に沿って行動を開始します。

© 芥見下々 呪術廻戦 17巻より

第147パンダだって

都立呪術高専の学長・夜蛾正道がパンダを造った時と、渋谷事変後のお話です。渋谷事変後、パンダは夜蛾を誘い出すために上層部に捕まってましたが、日下部の手助けで何とか脱出に成功します。一方、夜蛾正道はパンダを助けに行こうとしますが、追っ手に行く手を阻まれてしまいます。追っ手は完全自立型人工呪骸の製造方法を明かすように、夜蛾正道に迫ります。

© 芥見下々 呪術廻戦 17巻より

第148葦を啣む

真希は高専忌庫から持ち出された呪具を回収するため、禪院家の忌庫を訪れますが五条悟開放を企てた謀反者として、父親の禪院扇に殺されそうになります。禪院扇は既に真依を半殺しにしており、真希は禪院扇を殺す決心をします。真希は呪具「竜骨」で襲い掛かり禪院扇の刀身を折りますが、禪院扇は呪力で刀身を補い真希の腹を切り裂きます。

© 芥見下々 呪術廻戦 17巻より

第149葦を啣む-弐-

扇に半殺しにされた真希と真依は、2級以下の呪霊を無数飼っている部屋に閉じ込められます。扇は呪霊に娘二人を殺させようとしますが、真依は自分の命を犠牲にして真希を助けようとします。真希は禪院甚爾と同等の天与呪縛、フィジカルギフテッドを与えられ、真依との約束を果たすべく、禪院家の全て壊そうとします。

© 芥見下々 呪術廻戦 17巻より

第150葦を啣む-参-

扇を殺した真希を処理すべく、禪院家の躯倶留隊が出動しますが、真希は躯倶留隊の隊長・禪院信朗以外を難なく殺害します。乱心した真希を何としても処理しようと躯倶留隊に続き、禪院家最強の呪術集団「炳」を出動し、「炳」の長寿郎、甚壱、蘭太も真希を殺そうとしますが、真希に返り討ちに遭ってしまいます。

© 芥見下々 呪術廻戦 17巻より

第151葦を啣む-肆-

禪院家にいた「炳」も筆頭の直哉以外、真希に殺されてしまい、直哉は直接真希を殺そうとします。父親の直毘人と同じ投射呪法で速度をどんどん上げていき、真希に触れられることなく直哉は連続で攻撃しダメージを与え続けます。直哉は心の中で真希は甚爾とは違う、五条悟や甚爾と同じ側に立つのは自分だと言い聞かせます。

© 芥見下々 呪術廻戦 17巻より

第152葦を啣む-跋-

真希に致命傷の一撃をくらった直哉は、何とか一命をとりとめます。直哉は重傷を負いながらも、ツメが甘いんじゃ、クソ女ぁ…!!と、真希に毒づきながら逃げようとしますが、最後は真希の母親に背中から刺されてしまいます。

© 芥見下々 呪術廻戦 17巻より

おまけ 禪院家の家系図(一部)

禪院家の家系図の一部です。禪院直毘人や扇の父親が23代目で、兄弟に25代目がいて、禪院直毘人は26代目です。25代目は甚爾や甚壱の父親のようですが、本編では未登場なので詳細不明です。伏黒は27代目当主になりますが、結局は禪院家が壊滅状態になってしまったので、当主の意味がほとんどなくなってしまいました…。

© 芥見下々 呪術廻戦 17巻より

まとめ

17巻では、死滅回游に関する細かいルールなどの話と、真希と真依、禪院家の話が主になります。

渋谷事変後、偽夏油=羂索の目的が明かされ、さらに羂索が死滅回游を始めたことが判明します。死滅回游の細かいルールが説明され、虎杖達だけなく乙骨もプレイヤーとして参加することになります。

それとは別に真希が呪具の回収のため、禪院家の忌庫に行きますが、そこで禪院家の争いに巻き込まれます。この争いに真依も巻き込まれ、禪院家絡みの話が急展開します。御三家の一つ、禪院家が壊滅状態となり、今後の展開にどう影響するのか、気になりますね。

 

18巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

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