【ネタバレ】カグラバチ 第87話「亡霊」感想、ネタバレ

この記事はアフィリエイト・アドセンス広告を利用して作成しています。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

週刊少年ジャンプで連載中のカグラバチ 第87話のネタバレ、感想です。

週刊少年ジャンプ 2025年34号の、少年ジャンプ+・ゼブラックでの電子配信日は7月21日(月曜)0時です。

 

前回の記事はこちらです。座村とイヲリは抱き合って仲直りをします。

【ネタバレ】カグラバチ 第86話「胎動」感想、ネタバレ
週刊少年ジャンプで連載中のカグラバチ 第86話のネタバレ、感想です。前回の記事はこちらです。チヒロは飛宗の刀身にヒビを入れますが、座村はすぐに雀で刀身のヒビを直してしまいます。座村がついに根負け、チヒロと座村は一緒に東京・神奈備本部へ前回で...

 

スポンサーリンク

毘灼構成員五人が漆羽とハクリの前に現れる

神奈備本部 資料庫には毘灼に関する資料がありますがほとんど謎に包まれていて、詳しいことはわかっていません。十名の妖術師によって構成される小組織、幽という男が率いている、目的は剣聖の殺害と真打の使用、といったチヒロが昼彦から得た情報の他には、戸籍に無い血、有力な家系に属さない妖術、ばらついた年齢層、六平国重暗殺を成し遂げる実力、などが資料に書かれていますが、構成員の関係性や出自など毘灼に関してはほとんど分かっていないのが現状のようです。

© 外薗健 カグラバチ 87話より

第一層 曲者処刑場では薊が毘灼構成員を倒す

場面変わって神奈備本部第一層 曲者処刑場では、薊が第79話で出てきた兜をかぶった男をあっさりと倒していました。

【ネタバレ】カグラバチ 第79話「曲者!!」感想、ネタバレ
週刊少年ジャンプで連載中のカグラバチ 第79話のネタバレ、感想です。前回の記事はこちらです。座村は酌揺を回収すると昼彦を殺そうとしますが、久々李が乱入してきて座村を攻撃します。薊の圧倒的殴殺力(パワー)俺の役目はなんすか!!と、ハクリは空回...

しかし、薊は兜をかぶった男が六平国重暗殺の実行犯と考えていましたが、手応えがなく気味の悪さを感じていました。また神奈備本部 第一層に侵入した毘灼は七人ですが、残りの四人はまだ曲者処刑場には来ておらず、ここを通らなければ第二層以下には行けないはずで、薊はここを通らず下層に行く可能性を考えます。一方、漆羽とハクリは神奈備本部 第五層の通路で、第81話で戦っていた裏切り者の敵妖術師二人と戦闘継続中でした。漆羽は今回も、毘灼は駒を使うばかりで奴ら自身はリスクを負わず削った所をいいとこ取りする気だろう、と推測します。

© 外薗健 カグラバチ 87話より

毘灼構成員4名が曲者処刑場前の部屋でくつろぐ

一方、神奈備本部 曲者処刑場前では侵入者四人がなぜか、曲者処刑場に入りもせずくつろいでいました。若い男性の毘灼構成員があくびをしてのを見て、女性の毘灼構成員が緊張してんの?と茶化しています。

© 外薗健 カグラバチ 87話より

 

あくびは緊張している証拠と女性の毘灼構成員が言いますが、若い男性の毘灼構成員は独特の髪型の毘灼構成員もあくびをしている、俺だけじゃないと言い訳します。しかし、独特の髪型の毘灼構成員はホントに眠いだけ、と女性の毘灼構成員は言います。そこに幽が現れますが、若い男性の毘灼構成員が緊張している、していない、で三人が幽に話しかけます。さらにそこには老人の神奈備職員が隠れもせずに座って、侵入者達を睨みつけていました。

© 外薗健 カグラバチ 87話より

 

幽は老人の神奈備職員に攻撃するわけでもなく普通に話しかけ、お手洗いの場所を案内して欲しいと頼みます。幽はここに来る途中何人か神奈備職員を見たようですが、全員が身を潜めていたようで、老人の神奈備職員はそう指示があったと幽に教えます。幽は老人の神奈備職員に、命が惜しくないのか?と、質問しますが、命は惜しくない年頃だよ、六平を殺した連中を一目見ておこうと思ってな、と老人の神奈備職員は答えます。幽が自分達を見た感想を質問すると、どんな化け物かと期待したが……残念、そこらの悪党より幾分か実力はあるが…、普通だ、ただ狡猾で逃げ隠れがうまいだけだ、と老人の神奈備職員は答えます。そして、教えることは何もない、さっさと処刑場(さき)へ進め、と老人の神奈備職員は幽に言い放ちます。

© 外薗健 カグラバチ 87話より

 

しかし、幽はどうしてもお手洗いに行きたいようで、硬貨を投げて俺が勝てばお手洗いの場所を案内する、老人の神奈備職員が勝てば自分の命をやる、と言います。幽は、一応六平国重殺しの主犯だから、賭けに勝てばあんたは晩年に大きな成果を挙げられるぞ、と言いますが、老人の神奈備職員は何でそんな事を幽がするのか分からず問い質します。幽は、これから俺たちは命を賭けるので、その前にどうしても用を足しておきたい、と言います。手洗いくらい自分で探せば…、と老人の神奈備職員は答えますが、幽が勝手に硬貨を投げてしまい、勝手にしろ、と老人の神奈備職員と言います。硬貨が幽の手に落ちると老人の神奈備職員は「裏」に賭けますが、結果は「表」で幽が賭けに勝ち、やはり……今日俺には『神』が憑いている、とつぶやきます。

© 外薗健 カグラバチ 87話より

 

老人の神奈備職員は幽にお手洗いの場所を教えますが、幽の不気味さに、何者だ貴様は…、と聞き、期待に添えたかな?と、幽は答えます。幽はお手洗いに向かいますが、若い男性の毘灼構成員も一緒にお手洗いへとついていきます。

© 外薗健 カグラバチ 87話より

 

若い男性の毘灼構成員は緊張して小便が出ないようで、幽は緊張とかしないの?と質問します。幽は、するさと、今日は特に死ぬかもしれないからな、と答えさらに、緊張を嫌うのはもったいない、緊張は勝利の前兆だ、それに毘灼で一番強いのはお前だ、と幽は若い男性の毘灼構成員に言います。

© 外薗健 カグラバチ 87話より

 

お手洗いから二人が戻ってくると、昼彦と一緒にいた毘灼構成員が床に移動陣を描き始めます。神奈備本部は混乱していても埋める隙は僅かだ、移動陣の飛ぶ座標を定める暇はない、いきなり会敵するかも、と昼彦と一緒にいた毘灼構成員は言いますが、独特の髪型の毘灼構成員は、望むところ、とつぶやきます。ここで場面は神奈備本部 第六層 結界核に移りますが、亥猿が結界を張っている妖術師に言っているセリフ、この奇襲さえ切り抜ければ一掃する好機だ、の内容から第81話の続きの場面だと思われます。その頃、曲者処刑場前にいる幽が10秒前からカウントダウンを始めます。

© 外薗健 カグラバチ 87話より

 

幽がカウントダウンを始めた頃、第81話で弱音を吐いて亥猿に怒られていた妖術師が時計を気にし始めます。幽がカウントダウンを進める中、弱音を吐いた妖術師は時計を見続けていて、亥猿にどうしたと声をかけられます。亥猿に、こんな時に時間が気になるのか?と、弱音を吐いた妖術師は問われますが、幽が5秒前を数えた所で、弱音を吐いた妖術師が心の中で、もう限界だ!!とつぶやきます。ここで、弱音を吐いた妖術師が結界に何か干渉したようで、防護結界が一時的に乱れます。

© 外薗健 カグラバチ 87話より

毘灼構成員は一気に第一層から第五層へ

亥猿は弱音を吐いた妖術師を攻撃、弱音を吐いた妖術師は吹っ飛ばされ、結界を張っている妖術師が防護結界を元に戻したようで、乱れはほんの一瞬で収まります。しかし、既に曲者処刑場前にいた毘灼の五人はおらず、座村とハクリがいる第五層の通路へと転送していました。

© 外薗健 カグラバチ 87話より

 

弱音を吐いた妖術師は毘灼に通じていた裏切り者だったようで、移動陣で転送するはずだった約束の時間とはずれたようですが、昼彦と一緒にいた毘灼構成員が上手く合わせたようで転送は成功します。若い男性の毘灼構成員と女性の毘灼構成員の手の甲に紋章があるのが確認でき、幽を含めこの五人全員が毘灼のメンバーのようです。

© 外薗健 カグラバチ 87話より

 

漆羽とハクリが、第五層に転送してきた毘灼の五人に気付きます。ハクリはあの人数相手じゃ…、と毘灼の五人に怯みますが、漆羽は、大丈夫だ、今の俺は丸腰じゃない、とハクリに言います。ここで、体に宿せる妖術は一種類、妖刀の命滅契約を結べばその代償に“元来持つ自分の妖術”を失う、という以前チヒロが言っていた妖術の説明が挿入されます。さらに、命滅契約が解かれ十八年間変形し固定され続けた神経が元に戻ろうとしている…、という死体処理部が漆羽に言っていた説明も挿入されます。おそらく漆羽は元来宿していた妖術を取り戻していて、漆羽もそれを認識しているようで、二十年近く振りだが役に立つさ、とハクリに言います。

© 外薗健 カグラバチ 87話より

漆羽の妖術とは?

漆羽は毘灼に殺された人の事を思い浮かべながら、ようやく俺の番だ!!と言うと、命滅契約が解かれた事で取り戻した妖術を使おうと手で印を結びます。

© 外薗健 カグラバチ 87話より

まとめ

第87話では、六平国重暗殺の実行犯でかなりの実力者と思われていた兜をかぶった男ですが、戦闘描写も無いままあっさりと薊に殴り殺されていました。ただ、薊は兜をかぶった男の手応えのなさを気味が悪いと言っていて、もしかしたら実はやられていないのかもしれません。

そして、曲者処刑場に入らず処刑場前の部屋で待機していた毘灼の五人ですが、神奈備本部の隙を突いて一気に第五層まで転送し、剣聖か真打、もしくは両方を狙います。ただそこには漆羽とハクリがいて、次回以降で漆羽の妖術が見られそうです。ただここでも疑問があり、今回侵入者は七人のはずですが、曲者処刑場で薊にやられた三人と第五層に転送した五人で八人となってしまい数が合いません。先ほどの薊にやられた兜をかぶった男といい、まだ何か秘密がありそうです。

毘灼メンバー十名、全員の顔が判明

そしてこれで毘灼メンバー十名、全員の顔が明らかになりました(名前はまだ分からない人が大半で、一人は兜かぶっていて素顔が分かりませんが…)。幽を含む今回第五層に転送した五名、

© 外薗健 カグラバチ 87話より

松の妖術を使う男、

© 外薗健 カグラバチ 1巻より

昼彦、

© 外薗健 カグラバチ 6巻より

久々李、

© 外薗健 カグラバチ 7巻より

斗斗、

© 外薗健 カグラバチ 7巻より

薊にやられた兜をかぶった男

© 外薗健 カグラバチ 79話より

です。

また六平国重暗殺の実行犯は見た目から、松の妖術を使う男、薊にやられた兜をかぶった男、今回初登場の女の三名っぽい気がします。

© 外薗健 カグラバチ 1巻より

毘灼メンバーが全員公開され、東京での神奈備本部と毘灼の攻防も一気に盛り上がってきました。漆羽の妖術もそうですが、幽が毘灼で一番強いと言っていた若い男の実力も見てみたいので、次回以降の展開から目が離せません。

 

次回は、7月28日(月曜)発売予定の週刊少年ジャンプ 2025年35号に掲載予定です。

 

第9巻は2025年10月3日(金曜)に発売予定です。

 

最新刊、8巻のコミックスの購入は、こちらからどうぞ。

こちらはコミックス(紙)です。

カグラバチ 8 (ジャンプコミックス)
集英社
¥572(2025/07/22 14:55時点)
コミックス(紙)

楽天市場はこちらから、どうぞ。

 

発売中のコミックス8巻のネタバレ、感想も書いています。

【ネタバレ】カグラバチ 8巻 夜明け のネタバレ、感想
週刊少年ジャンプで連載中のカグラバチの8巻 夜明け の感想、ネタバレです。8巻は、第66話から第74話まで掲載されています。前巻、7巻の感想、ネタバレはこちらの記事です。8巻8巻の表紙は、チヒロ、イヲリ、昼彦が描かれています。© 外薗健 カ...

コメント