週刊少年ジャンプで連載中のカグラバチの1巻 “すべきこと” の感想、ネタバレです。
1巻は、第1話から第8話まで掲載されています。
1巻
1巻の表紙は、主人公・六平千鉱です。
© 外薗健 カグラバチ 1巻より
第1話 “すべきこと”
刀匠を志すチヒロは、父親・国重の下で日々修行に励んでいました。おちゃらけた性格だが日本で最も有名な刀匠である国重を、息子のチヒロは尊敬していました。そして、チヒロは父親の古い友人でたまに遊びに来る柴登吾から、父親は多くの人を救った英雄だと何度も聞かされていました。
© 外薗健 カグラバチ 1巻より
15歳になったある日、チヒロは国重から刀匠としての明るい部分以外を教わります。刀はいつも人を救い時代を切り拓いてきたが、人を殺す為の道具であることに変わりはない、刀を握るべきなのは悪を滅し弱者を救う…、信念のある者だ、それは自分たち刀匠も同じで信念と責任をも持たなくてならない、と国重はチヒロに教えます。そして、人に自分が作った刀を託す度にこのあまりに重い二つがドシドシとのしかかってくるが背負えるか、と国重は問いかけます。チヒロは、分からないけど背負う覚悟はある、と答え、チヒロの答えに国重は納得したのか、刀匠の作業に戻ろうとチヒロに言います。
© 外薗健 カグラバチ 1巻より
それから38か月後、18歳になった六平千鉱は妖刀・“淵天”を手に、柴登吾と共に各地の反社会的組織のヤクザ達を殺してまわっていました。目的は殺された国重の復讐と、奪われた6本の妖刀の奪還です。その為に弱者を虐げるヤクザ達を殺しつつ、国重を殺した妖術師集団「毘灼(ひしゃく)」の情報をヤクザ達から強引に聞き出していました。
© 外薗健 カグラバチ 1巻より
第2話 累塁
チヒロは捕えたヤクザの組長から毘灼の情報を聞き出そうとしますが、毘灼の事を喋ろうとした組長は突然、体内から松の妖術が発動して死んでしまいます。毘灼に関する手がかりが無くなってしまい、チヒロと柴は一旦、東京へと戻ります。東京に戻ったチヒロは、三年前の毘灼の妖術師三人に父親を殺され六本の妖刀を奪われた時の記憶を思い出していました。
© 外薗健 カグラバチ 1巻より
第3話 目撃者
喫茶「ハルハル」を経営しながら妖術師に仕事も斡旋しているヒナオは、妖刀の目撃者がいるという情報を柴に伝えます。さっそくチヒロと柴は喫茶「ハルハル」に向かいますが、そこにいた妖刀の目撃者とはシャルと名乗る孤児でした。シャルは悪者に追われていると言い、妖術師を雇うために喫茶「ハルハル」を訪れていて、シャル曰く、さいきょうの刀を持ってる、という悪者に追われているとヒナオに主張します。
© 外薗健 カグラバチ 1巻より
第4話 妖術と妖刀
シャルの証言の真偽を疑いつつ、チヒロがシャルと一緒にそばを食べていると、そば屋に妖術師が入ってきてシャルを狙って襲撃します。妖術師は“不落”という妖術を使い、爆発するダルマを具現化してチヒロを攻撃します。チヒロも淵天で応戦し、斬撃を飛ばす涅(くろ)を使用して妖術師とシャルを引き離し、柴が瞬間移動の妖術でシャルを助けます。
© 外薗健 カグラバチ 1巻より
第5話 ごちそう
チヒロは淵天で敵妖術師を圧倒し、敵妖術師の拘束に成功します。その後、柴が敵妖術師を尋問して情報を得ますが、シャルを狙う黒幕は日本中を股に掛ける武器商人・裏社会の大物の双城厳一である事が判明します。さらに、奪われた六本の妖刀の一本、“刳雲”の現所有者が双城である事も明らかになります。
© 外薗健 カグラバチ 1巻より
第6話 平穏
双城はチヒロとシャルに向けて新たな刺客を放ち、敵妖術師がチヒロとシャルの乗る車を襲撃します。敵妖術師は土を複数の人型にして操る妖術を使って、次々とチヒロを襲います。さらに幻覚も操る妖術師も参戦し、チヒロとシャルは昔のトラウマを想起させられる幻覚を見せられ、精神的ショックから一時的に身動きが取れなくなります。さらに双城がシャルを狙う理由が、彼女が高い治癒能力を持つ“鏡凪一族”の生き残りである為だと判明します。
© 外薗健 カグラバチ 1巻より
第7話 狼煙
敵妖術師二人を殺しても、すぐに追手の妖術師が次々にチヒロとシャルを襲ってきますが、そこに柴の友人、薊がチヒロの助けに現れてくれます。薊は神奈備という公的な組織に属しており、薊が神奈備所属と分かると敵妖術師達も大人しく手を引いてくれました。
© 外薗健 カグラバチ 1巻より
薊はチヒロに、一か月後に年に一度開催される裏社会の要人たちが集まる闇の競売・“楽座市”にて、六平国重 妖刀六工“真打”が出品される事を伝えます。その出品者も双城と判明し、双城は毘灼と強い繋がりがあるとチヒロは考えます。
© 外薗健 カグラバチ 1巻より
第8話 円 法炸 ~俺は変わるんだ~
チヒロとシャルを襲撃した爆発するダルマを具現化する妖術師・円法炸は、柴から尋問を受け解放される前に最高の助言をもらい、妖術師をやめる決意をします。迷惑をかけた姉に連絡し、姉と合流して母親に謝りに行こうとしますが、双城は仕事を全うしなかった法炸を許さず、姉や母もろとも法炸を殺害します。
© 外薗健 カグラバチ 1巻より
番外編
まだ国重が殺される前、チヒロと国重が一緒に暮らしていた時の様子が第1巻の番外編で描かれています。国重が買ってきた3匹の金魚、この金魚たちがどっちに懐いているか?という勝負を国重はチヒロに仕掛けます。しかし、結果は普段からエサをあげているチヒロの圧勝で、国重は“悔しいけど相手を讃えよう”みたいな精神でチヒロに拍手を送ります。チヒロとは真逆の、お調子者でおちゃらけた国重の性格がよく描かれています。
© 外薗健 カグラバチ 1巻より
まとめ
週刊少年ジャンプ 2023年42号から連載を開始したカグラバチ、その第1巻のネタバレ、感想です。2027年4月からは、TVアニメ化も決定しています。
主人公の六平千鉱は妖刀・“淵天”を常に持って歩いていますが、これはカグラバチの世界観では日本は刀社会で、自衛の手段として刀の所持が許可されているからです。ただ、刀の所持が認められているせいで治安が悪化して、ヤクザや大企業の偉い人達はわざわざ妖術師を雇ってさらに自衛をする羽目になっていて、カグラバチ内での日本はなかなか治安が酷い状況です。
そんなカグラバチの世界でも国重の作った六本の妖刀は別格で、斉廷戦争を終わらせる程の性能を持っていますが、主人公のチヒロはその六本の妖刀を奪還するために、父親の国重を暗殺した毘灼という組織を追っています。ちなみに淵天は国重が戦後に打った七本目の妖刀で、世間では七本目の存在は知られておらず、淵天を知っているのはごく一部の人間のみです。第1巻では敵のヤクザや妖術師を倒しながら情報を集め、チヒロは毘灼と繋がっていて妖刀の一本、刳雲を持っている双城までたどり着きます。最後チヒロは双城と対峙し、妖刀・“淵天” 対 妖刀・“刳雲”の戦いの場面になった所で、2巻へと続きます。
毘灼や神奈備がどんな組織なのかや、斉廷戦争がどんなものだったか、など現段階で不明な点は色々あります。しかし、この辺りは今後話が進めば明らかになってくるので、今後のストーリーに注目したいと思います。
次巻、2巻のネタバレ、感想はこちらの記事です。

最新刊、1巻のコミックスの購入は、こちらからどうぞ。
こちらはKindle版です。
こちらはコミックス(紙)です。
楽天市場はこちらから、どうぞ。
カグラバチのTVアニメが決定
TVアニメ カグラバチが2027年4月から、放送される事が発表されました。














コメント