週刊少年ジャンプで連載中のカグラバチの10巻 剣士たち の感想、ネタバレです。
10巻は、第86話から第95話まで掲載されています。
前巻、9巻の感想、ネタバレはこちらの記事です。

10巻
10巻の表紙は、漆羽、奈ツ基、幽、北兜の四つ巴戦が描かれています。
© 外薗健 カグラバチ 10巻より
第86話 胎動
チヒロが示した覚悟と、痛くても全部踏みしめて未来に進むと言う言葉が座村をついに根負けさせて、座村はチヒロと和解します。さらに座村は自分の眼を治し、娘のイヲリと涙の再会を果たします。チヒロは飛宗で俺がこれから負う傷を癒して欲しい、と共闘を申し出て座村もそれに応じます。
© 外薗健 カグラバチ 10巻より
座村がこれからの事を考えていると、東京の神奈備本部に毘灼が奇襲をかけたという報が座村達にもたらされます。チヒロと座村はこのまま東京へと向かう決意をします。一方、神奈備本部最下層 監視室では神奈備職員が剣聖を監視していました。剣聖は地下牢獄に堕とされてから、18年間座ったまま動いてことがなく、職員も異常はないと思っていました。しかし剣聖は突然立ち上がると、……そろそろか、とつぶやき動き始める気配を漂わせます。
© 外薗健 カグラバチ 10巻より
第87話 “亡霊”
毘灼について神奈備が分かっている事は、十名の妖術師によって構成される小組織、幽という男が率いている、目的は剣聖の殺害と真打の使用、戸籍に無い血、有力な家系に属さない妖術、ばらついた年齢層、六平国重暗殺を成し遂げる実力、などほとんどが未だ濃い霧に包まれている亡霊のような組織でした。その毘灼構成員の五名が第一層の曲者処刑場前で集結しており、なぜか曲者処刑場には入場せずにくつろいでいました。さらに幽は老人の神奈備職員にどうしても用を足したいので、コイントスで勝ったらトイレの場所を教えてくれと奇妙な賭けを提案します。老人の神奈備職員は拒否しますが、あんたが勝てば俺の命をやると言い、幽はトイレの為に命を賭けるという不可解な行動を取り、老人の神奈備職員は戸惑いを覚えます。
© 外薗健 カグラバチ 10巻より
第88話 皮切り
毘灼構成員の五名に第五層の西側まで侵入されてしまい、本部の亥猿は各上層部隊に毘灼を包囲し、“毘灼(しんにゅうしゃ)は皆殺し”だ、と指示を出します。一方、幽を始め毘灼構成員の五名と裏切り者の二名に囲まれた漆羽とハクリですが、そこに亥猿隊の白廻斬が現れ、天井ごと裏切り者の一人を斬り殺します。白廻斬は漆羽や座村の師で居合白禊流の開祖である白廻逸夫の孫で、漆羽や座村は昔よく斬のお世話をしてご機嫌を取っていました。漆羽や斬は毘灼の前でも軽い雰囲気で会話を交わし、毘灼構成員はたまらず漆羽を背後から攻撃します。
© 外薗健 カグラバチ 10巻より
第89話 乱戦
処刑場にいる薊は殺した鎧の男の遺体を調べますが、身体が溶けかけていてこれは妖術で操った“モノ”で“本体”は別にいると確信します。その頃、この鎧の人形を妖術で操っていた男・北兜はたばこ専門店のお婆さんと雑談していました。たばこを買いに来た男に抜刀してたばこに火をつけてやるなど、いたずらを楽しんでいると、毘灼の松の妖術を使う男から連絡が入ります。松の妖術を使う男は北兜にも神奈備本部に突入するように言いますが、北兜は神奈備本部には剣豪がいないからとやる気を出しません。しかし、斉廷戦争で妖刀を振るった漆羽が生きていると知ると、北兜は目の色を変えます。
© 外薗健 カグラバチ 10巻より
一方、猛攻を受けている神奈備本部で毘灼の奇襲の放送に気付かず、剣術の訓練をしている男がいました。男は3年前に北兜に殺された巳坂伊武基の弟、巳坂奈ツ基で、奈ツ基は妖刀の契約者を目指していましたが「酌揺」の契約者に選ばれたのは漆羽でした。奈ツ基は自分より一つ下の漆羽が選ばれた事を悔しがりますが、同時に弱かったから仕方ないと自分を戒め、その後の18年間1日も剣術から目を離さず鍛錬を重ねていました。
© 外薗健 カグラバチ 10巻より
第90話 斬ちゃん
斬はハクリを守るため裏切り者の女と対峙しますが、裏切り者の女からは、毘灼の手下じゃない、18年前から毘灼と同じ考えなだけ、と言われます。斬は五尺大太刀の“鬼池華(おにちか)”を操って、襲ってくる魔咬で生み出された獅子舞のような化け物を次々と斬り殺していきます。しかし暫くすると斬と漆羽は急に体が重くなり、これは魔咬で生み出された獅子舞のような化け物を斬った罰則で、化け物を斬ると体が重くなる効果がこの妖術・魔咬にはあったようです。
© 外薗健 カグラバチ 10巻より
第91話 奈ツ基
斬は裏切り者の女を鬼池華で串刺しにして倒しましたが、そこに北兜が襲撃してきます。北兜は斬の首を捕まえて、ハクリの威葬も一歩も動かず衝撃を弾き返します。北兜は漆羽の居場所を問い詰めますが斬に答える気はなく、北兜は斬を斬ろうとしますがそこに奈ツ基が参戦、斬を助けた後、自分は巳坂奈ツ基で兄の巳坂伊武基は「刳雲」の前契約者だと名乗ります。
© 外薗健 カグラバチ 10巻より
第92話 剣士たち
奈ツ基と北兜の戦闘中に、漆羽と幽が乱入してきて、奈ツ基、漆羽、幽、北兜の四つ巴戦となります。戦いの前、北兜は漆羽と会えてよほど嬉しかったのか自ら自己紹介したり、過去に国重や伊武基を殺したのは自分だと言ったり、幽が毘灼の統領だと明かしたりと他の三人をあきれさせます。そして四人の乱戦が始まり、四人とも深い傷を負います。
© 外薗健 カグラバチ 10巻より
第93話 仕上げ
奈ツ基、漆羽、幽、北兜の四つ巴戦は四人とも深い傷を負いますが、戦いが終わることはなく奈ツ基や北兜を中心に少し会話をした後、さらに戦いは続行されます。一方、斬とハクリは壱鬼と薊と合流、ハクリは壱鬼から真打に何か細工がされているかもと懸念を聞かされます。
© 外薗健 カグラバチ 10巻より
第94話 二の矢
壱鬼は真打が封印された部屋に向かう道中、真打の封印に抱く懸念として真打の封印をした神奈備上層部の3人の中に裏切り者がいるかもしれないという話をします。そして、真打が封印された部屋に到着し、壱鬼は真打の封印が健在で問題ない事に安堵しますが、長官の嘉仙は壱鬼に対して不穏な反応を見せます。
© 外薗健 カグラバチ 10巻より
第95話 横溢
幽はついに奥の手である真打の力を使いますが、同時刻剣聖が「勾罪」とつぶやくと幽の身体から草花が生えて真打の力に蝕まれていきます。一方、真打に幽の玄力が仕込まれていながら、隠蔽工作を行った裏切り者は長官の嘉仙でした。嘉仙は壱鬼に大義を語り壱鬼達を殺そうとしますが、薊の圧倒的な一撃に壁まで吹っ飛ばされて倒されます。薊は壱鬼に嘉仙の尋問を任せると、幽をやりに第三書庫に向かいます。
© 外薗健 カグラバチ 10巻より
一方、幽は真打の力に浸食され痛みに苦しみますが、それでも蜈で漆羽と奈ツ基を攻撃、漆羽と奈ツ基は蜈を避けるだけで精一杯です。そこに薊が乱入し、幽と対峙すると妖術を使用する準備をしつつ、六平国重に安心して寝ていろとつぶやきます。
© 外薗健 カグラバチ 10巻より
まとめ
第10巻では、チヒロと座村が和解し、さらに座村が自分の眼を治し娘のイヲリときちんと向き合う決意をします。そして、座村とイヲリは約7年半ぶりに涙の再会をし、座村とチヒロは共闘することになります。その後チヒロと座村は東京の神奈備本部への毘灼の奇襲を知ると、東京の神奈備本部へと急ぎます。
神奈備本部では毘灼メンバーが猛攻を仕掛けますが、漆羽や斬、奈ツ基、薊、さらに上層部隊が毘灼を包囲、対応していきます。しかし、奈ツ基、漆羽、幽、北兜の四つ巴戦の中で、幽は奥の手である真打の力を使用し、一気に神奈備本部を蹂躙しようとします。毘灼と通じていた裏切り者の嘉仙は、薊に一撃で沈められますが、幽は真打の力に蝕まれながらも神奈備本部を蹂躙しようとします。そして、薊も幽の元に到着し、幽と薊、漆羽、奈ツ基の死闘が始まろうとします。
毘灼が妖刀もなしに神奈備本部の襲撃という無茶をしたのは、嘉仙など毘灼に通じている裏切り者が多数いて、真打という奥の手があるからでした。幽は真打の力を使って、一気に神奈備本部を蹂躙し剣聖を殺そうとしますが、薊達は真打の力を使う幽を止める事ができるでしょうか?
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