マガジンで連載中のランウェイで笑っての16巻が発売されました。
今回は第130着目から第138着目まで掲載されています。
前巻15巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
目次
16巻
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 16巻より
130着目 最先端
研二の必死の説得がきいたのか、映画監督の北谷つとむは会場モニターをつけてランウェイのステージを少し見ようとします。しかし、すでに千雪は捌ける直前でほとんど北谷つとむに千雪を見せる事が出来ませんでした。
一方、会場の外ではゲリラ的な大雨と雷が観測され、大荒れの天気となってきます。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 16巻より
131着目 お仕事スイッチ
TGCのスペシャルコレクションが始まり、再び千雪がランウェイに出てきますが、今までとは違い観客が静まり返ります。千雪の出番の度に完成は大きくなっていたのに、ここにきて千雪への歓声が静まり返ってしまったのを見た育人は、千雪に歓声がないのは人気がないのでは?と思ってしまい、このショーは失敗なのではと思ってしまいます。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 16巻より
132着目 親しみと憧れ
観客は千雪のウォーキングに見入った後、千雪に歓声をあげその歓声の量はトップにも遜色がありません。しかし、その様子を遠巻きに見ていた研二は歓声の内容がかわいい、と言う声が多く、それを聞いてかわいいじゃまずいと呟きます。千雪は身長が低く、どうしてもかわいく、幼く見えてしまい、それではトップショーモデルに一生届くことが出来ません。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 16巻より
133着目 目標個数
TGCより少し前、育人たちはバッグの発注個数の目標を話し合っていました。佐久間はTGCの発注目標は30個を目標に頑張ろうと話しますが、育人や花丘は数字はわからない、とよく理解できないまま、目標個数が決定します。そしてTGC当日、観客は千雪たちモデルや服だけでなく、バッグにも徐々に注目し始めます。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 16巻より
134着目 溶け込む
TGCのショーのトリであるシャルロットが会場にまだ到着しておらず、連絡も取れない状況にスタイリストの加地照美は、シャルロットが間に合わない場合を想定し代役を考えます。トリのシャルロットの代役に、セイラ、蓮、千雪の中から誰を選ぶかで加地照美は悩んでいると、セイラが自分はイケると自ら、志願してきます。
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135着目 いいモデル
加地照美がシャルロットのコーデにバッグがない、等の様々な条件からトリのシャルロットの代役をセイラにしようかと考えていた時、ランウェイには役になりきった千雪が歩いています。服の特徴に合わせた歩き方やパフォーマンスに観客は見入ってしまい、一瞬モデルが千雪だという事に気付かないほど、千雪は役に没頭します。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 16巻より
136着目 相当な運
会場の外は大荒れの天気でしたが、会場に雷が落ちて停電になり照明が全て落ちてしまいます。非常電源に切り替わるまで、会場の熱が冷めないように加地照美が様子を見に行くと、会場は予想していたより落ち着いています。五万人が持っているペンライトが照明代わりになったおかげで、観客の間でパニックは起きませんでした。さらにそのペンライトの光が当たることで、千雪の持っている鏡面加工されたバッグが一層際立つ形になります。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 16巻より
137着目 雑念
シャルロットの代役をするはずだったセイラは、靴がどうしても入らず他の仕事も控えている事から、トリの代役を降ります。加地照美は千雪でトリをいくと決意し、千雪にすぐ準備するように指示します。千雪は自分がトリになった事実をよく理解できないまま、準備を始めます。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 16巻より
138着目 ここじゃなかったや
千雪は、北谷つとむを案内していた父親 研二と偶然、出会ってしまい不意に涙があふれてしまい周囲を心配させます。急に涙を流した千雪の精神状態を不安に思い、このまま行かせてよかったんですか?と、周りのスタッフから言われてしまいますが、育人は心配することなく声をかけた後、千雪をランウェイに送り出します。
© 猪ノ谷言葉 ランウェイで笑って 16巻より
まとめ
前巻から引き続きTGCですが、今回の16巻はほぼスペシャルコレクションのステージの様子が描かれています。しかも、まだ終わっておらず、やっと、千雪が最後のトリ、ラストルックに選ばれてステージに出たところで終わっています。それだけTGCの話は気合がはいっているのだと思います。育人の方は、バッグの評価もよく発注目標の30個はTGCがまだ終わっていない段階で、あっさりクリアしています。これだけ順調だと、次の発注目標はかなりハードル高くなりそうです。
次巻、17巻のネタバレ、感想はこちらからどうぞ。
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