TVアニメ 逃げ上手の若君のネタバレ、感想です。詳しい内容は、TV放送だけでなくPrime Video 等のネット配信でも視聴出来ます。
前回の記事はこちらです。
第四回「貞宗登場!」
京都では足利高氏が鎌倉幕府を倒した功績を後醍醐天皇から高く評価され、天皇から一字を授かり「足利尊氏」と名乗ることを許可されます。表向き権力を望まない姿勢を崩さない足利尊氏ですが、裏ではじわりと浸食を開始します。
足利尊氏は信濃守護に小笠原貞宗を推薦し、貞宗に信濃の諏訪氏が匿っている北条残党を探し出すように命じます。一方、武芸の稽古に励む時行ですが太刀筋はひ弱で、わら束に刃を立てることも出来ません。しかし弓は得意で、頼重は時行の「弓」と「逃げ」の技術を伸ばそうと考えます。
後醍醐天皇に新たに信濃守護に命じられた貞宗は突然頼重の元を訪れると、挨拶もそこそこに北条一族やその重臣の生き残りを匿っているなら渡すように面と向かって宣告します。頼重はとぼけて誤魔化しますが、視力が自慢の貞宗は怪しい場所を指摘します。そして貞宗は挨拶代わりにと諏訪大社の巫女の耳を自ら弓で射ち抜き、天下無双の弓技を見せつけて挑発し去っていきます。
貞宗との鬼ごっこ「隠れ鬼」
天下無双の弓技を見せた貞宗の姿に、頼重は時行に正体を絶対に悟られないようにしつつ、貞宗から弓の技術を盗むように提案します。貞宗はこの先、何度も信濃守護の立場を悪用して諏訪領に因縁をつけに来て、何度も弓を見る機会を得るので、貞宗の「眼」と「弓」から逃げ切りながら、弓技を観察するように頼重は時行に言います。時行は貞宗との鬼ごっこ「隠れ鬼」を想像し、興奮します。
「犬追物(いぬおうもの)」に乱入する貞宗
諏訪大社の催し「犬追物(いぬおうもの)」に強引に乱入してきた貞宗は、高得点を出して個人の部・一位となると頼重を挑発、一対一の弓勝負で賭けをしようと勝負を仕掛けてきます。もし諏訪大社の誰も貞宗の弓に勝てなかったら、諏訪領内での北条一族を捜索する事、怪しい者を捕え取り調べる事を一切邪魔しないよう誓うように、貞宗は頼重に強引に要求します。
頼重は貞宗の勝負を受けると、長者丸という名前で素性を隠した時行を貞宗の対戦相手として犬追物に出します。さらに頼重は互いの身体に当てた場合も、犬と同様得点になるようにルールを追加、頼重を挑発し返します。
弧次郎と亜也子は時行では無理だと頼重を止めようとしますが、頼重は貞宗と競えば新たな成長の扉が開かれると説得します。時行は尊氏を倒すと決めたことを思い出し、貞宗との勝負を受ける決意をします。一方、貞宗は腕の未熟な小僧を対戦相手として出され馬鹿にされたと頼重に激怒します。
時行と貞宗の犬追物による一対一の弓勝負が始まり、貞宗は時行をただの子供だと思い、時行を侮り、時行に矢を直接当てて完膚なきまでに射ちのめそうとします。一方、時行は当てやすい接待用に調教された赤犬に矢を当てて得点を稼ぐと、その後は逃げに徹して貞宗の焦りを誘います。
時行を子供と侮った貞宗は不利な状況に追い込まれますが、弓も馬術も名人である貞宗は焦ることなく冷静に対処、時行の死角に入り有利な位置を取ります。時行は馬を操縦して何とか死角を外そうとしますが貞宗は悠々と追尾し、時行の頭に弓矢を射当てて五点を獲得、逆転します。頭から血が出て本物の矢なら死んでいたと普通なら恐怖を感じる所ですが、逃げる事が好きな時行は逆に楽しいと感じて馬上で笑顔を見せます。
まとめ
第四回の内容は原作だと、1巻5話「狩猟1333」から2巻9話「小笠原1333」までになります。
第四回では、時行の敵であり師でもある小笠原貞宗が登場です。
新たな信濃守護となった貞宗は、後醍醐天皇の権威を使って諏訪氏に圧力をかけて支配地域の拡大をもくろみ、さらに北条一族やその重臣の生き残りを捕えようとします。諏訪領内に北条残党がいると推測した貞宗は、犬追物を利用して一対一の弓勝負で賭けをして諏訪領内での北条残党の捜索を認めるように頼重に迫ります。頼重も弓勝負を受けて、時行を対戦相手として貞宗の前に出し、貞宗の弓技を盗ませようとします。弓勝負は時行が追い込まれますが、追い込まれた時行は逆に楽しいと感じてやる気を出します。頼重には時行がかっこいい技を習得する未来が見えたようですが、時行はここからどう再逆転するでしょうか?
第五回「決着!犬追物、そして…」
第五回「決着!犬追物、そして…」の記事です。
アニメ 逃げ上手の若君のまとめ記事を書いています。
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