【ネタバレ】アニメ 逃げ上手の若君 第九回「わたしの仏様」のネタバレ、感想

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TVアニメ 逃げ上手の若君のネタバレ、感想です。詳しい内容は、TV放送だけでなくPrime Video 等のネット配信でも視聴出来ます。

 

前回の記事はこちらです。

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第九回「わたしの仏様」

吹雪に教わった鬼心仏刀とは退きながら敵の手首を斬る剣で、時行は瘴奸の手首を鬼心仏刀で斬る事に成功します。しかし、瘴奸は手首を斬られても動揺することなく、大した弱点でないと時行を逆に脅します。

 

手首からの出血では意識を失うまで何分もかかる、その間にお前をじわじわと追い詰め、切り刻んでからゆっくりと止血すればいい、と瘴奸は余裕を見せつつ時行を脅しますが、脅された時行はむしろ興奮した様子で笑みを浮かべます。時行の表情を見た瘴奸の背中に、気味の悪い悪寒が走ります。

弧次郎、亜也子 死蝋

一方、幹部の死蝋と戦う弧次郎と亜也子ですが、死蝋の薙刀の間合いに入れず苦戦します。死蝋は子供の二人を経験不足と侮り、こんな小さな村のために無駄死にさせる主君を無能だと見下します。

 

しかし、雫も加勢し死蝋がひるんだ隙に亜也子は薙刀を強引に掴んで武器を使わせないようにします。そして、薙刀が使えない死蝋の間合いに入った弧次郎が、一撃をくらわせます。最後は自分達の主君は北条時行、鎌倉殿の正当な世継ぎだと明かし、亜也子が止めを刺して死蝋を殺します。

 

時行を追い詰めようとする瘴奸ですが、大鎧を着て動きが遅い瘴奸は逃げ上手な時行に刀を当てることが出来ず、さらに刀どころか血飛沫すら避ける時行に瘴奸は、化け物か!?と驚愕します。

吹雪 腐乱

幹部の腐乱は複雑な刃先を操る剣術を使いますが、吹雪はその太刀筋を完全に見極めて腐乱の太刀筋を受け止め、腐乱を蹴り倒します。それでも腐乱は吹雪を殺そうと斬りかかりますが、二刀流の剣で腐乱を切り殺します。

 

時行に何度斬りかかっても刀をかわされ、出血多量で意識を失いそうになる瘴奸は絶望を感じつつ過去を思い出します。瘴奸は元々武家の生まれでしたが、長男に全ての領地を継がせて自分の継ぐ領地が無い事に納得がいかず、自分の居場所を求めて他人から奪う事を繰り返した結果、悪党に身を落としてしまいます。

時行に仏様を見出した瘴奸

楠木正成から、何処かには光指す地もあるでござろう、と言われていましたが、光などどこにもないと瘴奸は絶望を感じつつ意識を失いかけた時、この状況でも無垢に笑う時行に仏様を見出します。最後は仏様を拝みながら、瘴奸は出血多量で意識を失い倒れます。

 

瘴奸を倒した時行を弧次郎や亜也子が褒めていると、貞宗が援軍を率いて現れ時行達に襲い掛かります。しかし諏訪大社からも頼重自ら援軍を率いて現れ、時行を救出します。一方、諏訪大社から援軍が来たことを知った貞宗は諏訪本軍と戦う用意ができていないと即座に撤退を決断し、瘴奸とその兵のみ回収して北の小笠原領へと撤退します。

 

瀕死の重傷ながら貞宗に救出された瘴奸は、貞宗から、以後貴様は賊であるを禁ずる、武士としてのみ儂に仕えい、と命ぜられ御意と答えます。瘴奸が御意と答えた時、瘴奸の瞳からは「賊」が消えていました。

吹雪が郎党に加わる

その後、吹雪は時行が鎌倉幕府執権・北条高時の遺児だと教わります。天下を狙える主君に仕えたいと思っていた吹雪は、時行の魅力全て引き出してみようと考え、時行の郎党に加わります。

まとめ

第九回の内容は原作だと、3巻21話「出血1334」から3巻23話「臣従1334」までになります。

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前回、時行は瘴奸の手首を斬っていましたが、その剣技の正体は退きながら瘴奸の手首を斬るという、逃げ上手の時行にふさわしい剣でした。時行はその後、逃げ上手の特技を生かして傷一つ付けられることなく逃げ回り、瘴奸を出血多量による失神へと追い込みます。瘴奸は意識を失う寸前、時行に仏様を見出し以降は瘴奸の中から「賊」の部分が消えます。その後、貞宗が瘴奸の援軍として現れますが、頼重も時行の援軍として現れ、貞宗は瘴奸を回収するとそのまま撤退します。時行は無事に中山庄を守り切り、また吹雪に正体を明かし吹雪を郎党に加えます。

今回の瘴奸との対決シーンでは時行が逃げ回って瘴奸を追い詰めていましたが、逃げ回るシーンのアニメーションは主人公の見せ場とあって凄かったです。作画、気合入っていました、必見です。

幕間「歴史」

次回は総集編です。記事はこちらです。

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アニメ 逃げ上手の若君のまとめ記事を書いています。

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