【ネタバレ】逃げ上手の若君 第19巻 百花繚乱1338 のネタバレ、感想

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週刊少年ジャンプで連載中の逃げ上手の若君の第19巻 百花繚乱1338 の感想、ネタバレです。

第19巻は、第161話から第169話まで掲載されています。

 

前巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

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週刊少年ジャンプで連載中の逃げ上手の若君の第18巻 執事1338 の感想、ネタバレです。第18巻は、第152話から第160話まで掲載されています。前巻、17巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。18巻18巻の表紙は、高師直、師泰兄弟です...

 

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19

18巻の表紙は、くノ一の夏です。

© 松井優征 逃げ上手の若君 19巻より

第161頑強1338

高師冬は逆さ凶(さかさきょう)を時行に破られますが、それでも諦めず時行を殺そうとします。しかし、亜也子が時行に加勢し高師冬に一太刀入れると、高師冬は逃走します。さらに宇都宮軍が北条軍に加勢し、師冬軍は撤退します。

© 松井優征 逃げ上手の若君 19巻より

第162虚報1338

高師直は顕家を討ち取り今日中に戦を終わらせようと、天狗衆を戦場に放ち顕家の居場所を特定しようとします。一方、雫も『師直を倒そう作戦』を発動、ゲンバと夏に指令を送ります。そして天狗が顕家の部隊を発見し、師泰も傷の手当から復帰します。その後、師直のもとに天狗衆から顕家が二人いると報告が入りますが、これを雫の策だと見抜き師直は逆に雫の策略を利用しようとします。そして師直は温存していた精鋭兵を一挙に投入、顕家軍を一気に叩こうとします。

© 松井優征 逃げ上手の若君 19巻より

第163マルチタスク1338

雫の策略で師直を誘き出し包囲する事に成功しますが、師直は全軍を川まで退がらせて背水の陣をとり、最後まで徹底抗戦します。さらに包囲の外の味方を呼び、包囲陣を破ろうとします。師直は包囲されても陣の中央最前線で戦いつつ、部下に尊氏の朝食の指示を出して執事としての仕事もこなしつつ、遠方から狙う顕家の弓も防ぎます。幾つもの事を同時思考でこなす師直のマルチタスクぶりに、さすがの顕家も攻めあぐねます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 19巻より

第164従える者1338

幼いころの尊氏は英傑の器を持ちながら積極性を欠き、サボり癖もあったため直義や師直達は歯がゆい思いをしていました。しかし尊氏が十四の大雨が降る日、神仏など信じない師直の目から見ても尊氏の身に神が宿ったと一目で分かるほど、突然に尊氏は圧倒的カリスマ性を持つようになります。その日より、直義、師直、師泰の意志は北条打倒と天下獲りに統一されます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 19巻より

第165泣いた青鬼1338

ゲンバの新兵器・鉄砲砲(てつぴほう)、そして顕家の弓術・炎獣花飾(ほのおけだものはなかざり)によって、ついに師直の腹に弓矢を当て馬上から引きずり落とすことに成功します。顕家軍と北条軍は最後の力を振り絞り師直軍を完全に包囲、こうして「石津の戦い」は顕家軍の勝利で終わり、師直は討ち取られるかと思われました。

© 松井優征 逃げ上手の若君 19巻より

 

しかし、そこに邪魔な虫を追いかけて軍を率いてたまたま南に来た尊氏が、たまたま顕家軍の背後に現れます。師直の鎧を着た尊氏は、師直のフリをして顕家軍を蹴散らしていきます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 19巻より

第166強運1338

師直のフリをする尊氏は顕家と時行の首を討ち取ろうとしますが、顕家は退却の合図の鏑矢を放ち、全軍に撤退するように合図を送ります。そして、顕家だけは敵軍を引き付けるために石津川に残ろうとしますが、顕家軍は誰一人退却しようとせず、顕家と一緒に最後まで尊氏の精鋭軍と戦おうとします。

© 松井優征 逃げ上手の若君 19巻より

第167潰走1338

尊氏の薙刀・骨喰を腹にくらい致命傷を負った顕家は瀕死で動けず、顕家軍も満身創痍でほとんど戦えません。顕家はここが死に場所と覚悟しますが、時行には逃げるように言います。顕家との最後の別れを済ませた時行は戦場から逃げようとしますが、尊氏はまた逃げて他人を不幸にするのかと時行を挑発し、時行も尊氏の挑発に激怒し尊氏の軍に挑みます。しかし、尊氏の精鋭軍相手に勝負にならず、時行は号泣しながら逃げ始め、それを見た時行軍も戦意を失い総崩れとなります。

© 松井優征 逃げ上手の若君 19巻より

第168宿敵1338

時行の号泣や恐怖による逃げ惑いは実は演技で、仁徳天皇陵に罠を敷いていて、時行の演技を信じた尊氏とその精鋭軍は罠に誘い込まれ、一転窮地に陥ります。罠を敷いた狩場に誘い込まれた尊氏軍は総崩れとなり尊氏も追い込まれ、尊氏はまたしても自害しようとします。しかし時行は噓泣きも嘘自害も許さず、尊氏を殺そうとします。

© 松井優征 逃げ上手の若君 19巻より

第169百花繚乱1338

あと一歩の所で尊氏は味方を犠牲にして逃走し、包囲柵を強引に突破して逃亡します。時行は尊氏の逃げ上手ぶりを見て追うのを諦め、顕家との最後の別れをしようと戦場に戻ります。一方、戦場では顕家軍が何とか顕家を救おうとあがいていましたが、満身創痍の顕家軍には無理で顕家が討たれるのも時間の問題でした。顕家は時行の姿を見つけると、時行に鮭の礼にと帝から下賜された冠を送り最後の言葉をかけます。

© 松井優征 逃げ上手の若君 19巻より

おまけ 強運の持ち主の尊氏はピンチの時、咄嗟に薙刀を出すと何かが刺さっている

第166話では、落馬した尊氏は咄嗟に薙刀・骨喰を出すと南部が刺さっていて、南部が顕家の弓矢の盾となり、結果的に尊氏は助かりました。他でも空腹の時は、尊氏が薙刀を出すと敵兵の弁当がよく刺さっているそうです。どこまで尊氏は強運なのでしょうかね?

© 松井優征 逃げ上手の若君 19巻より

まとめ

第19巻では、大乱戦となった石津の戦いも決着、顕家編は第19巻で完結します。

石津の戦いにおいて師冬軍は撤退し、師泰軍も劣勢になり一時後退し顕家軍は盛り返します。しかし、師直軍は天狗衆を放って顕家の居場所を特定すると、師直軍本体が正面から突撃し顕家軍を一気に叩こうとしますが、雫の策略と夏やゲンバの活躍で師直軍を誘き出し包囲する事に成功、さらにゲンバの新兵器・鉄砲砲(てつぴほう)と顕家の弓術によって師直を追い詰めます。このまま顕家軍の勝利で終わりそうでしたが、尊氏は師直が敗けるという虫の知らせを聞き、師直の鎧を着た尊氏本人が戦場に現れます。結局、尊氏と尊氏精鋭軍によって顕家軍は逆に追い詰められますが、ここで時行は偽装退却をして尊氏を罠が敷かれた狩場まで誘い出し、尊氏を追い詰めます。第17巻 第149話で駿河四郎が北条軍に最大号泣する手本を見せていて、この時は何をしているのだろう?と思いましたが、この偽装退却への伏線でした。

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© 松井優征 逃げ上手の若君 17巻より

 

この偽装退却で尊氏をあと一歩の所まで追い詰めますが、尊氏も逃げ上手を発揮し味方を犠牲にして包囲柵を突破し、時行から逃げ切ります。こうして石津の戦いは終わり、顕家は命を落としてしまいますが、時行は顕家軍の残存兵を連れて逃走します。時行は尊氏に再び挑むつもりのようですが、傷付いた軍をどのように立て直すつもりでしょうか?

 

アニメ 逃げ上手の若君、第二期制作決定です。

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