週刊少年ジャンプで連載中の逃げ上手の若君の第24巻 兄弟喧嘩1351の感想、ネタバレです。
第24巻は、第206話から第214話まで掲載されています。
前巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

目次
24巻
24巻の表紙は、風間玄蕃と夏です。
© 松井優征 逃げ上手の若君 24巻より
第206話 忠告1351
高一族を討伐し時行は直義に報告に行きますが、直義は一人息子の如意丸を亡くし沈痛な面持ちで佇んでいました。直義は如意丸が急死したのは護良親王を暗殺したせいだと落ち込みますが、雫は如意丸の遺体からただならぬ邪気を感じます。それでも直義は気を取り直すと時行と頼継に報酬を約束し、部下にも恩賞を約束すると帰京しようとします。
© 松井優征 逃げ上手の若君 24巻より
時行は帰京しようとする直義に兄であろうと尊氏を信じてはいけないと最後の忠告をしますが、直義は兄・尊氏との絆を信じて疑わず、尊氏は引退して悠々自適に過ごすはずと考えていました。
© 松井優征 逃げ上手の若君 24巻より
第207話 ピーク1351
打出浜の戦いに勝利した直義は、尊氏と共に室町幕府の新体制を決める会議を開きます。直義に敗れ腹心の高一族も失った尊氏は孤立無援で引退するしかないと思われましたが、尊氏は高兄弟の戦に巻き込まれた被害者だと主張、将軍としての権限を全面的に使って勝手に恩賞を決め始めます。周囲は尊氏を止めようとしますが、尊氏の発する神力に直義を始め誰も止められず、神力に屈する者も出てきます。
© 松井優征 逃げ上手の若君 24巻より
結局、尊氏は会議を一人でひっくり返してしまい、直義は恩賞権をむざむざ尊氏に譲り渡してしまいます。一方、雫は尊氏に集まる神力は日本国内にとどまらず外国にも及び、このままだと尊氏によって世界は滅亡すると時行に告げます。
© 松井優征 逃げ上手の若君 24巻より
第208話 コマンド1351
直義は義詮の補佐として政権を再び掌握しますが、南朝へ嘘の降伏をした事で南北朝双方の朝廷から信用を失い両朝の和睦は遠のきます。さらに恩賞権を尊氏が握っていて直義は味方の部下に報酬を出せず、義詮には避けられ政治的に行き詰っていきます。一方、ゲンバは頼継の依頼で貞宗の後継ぎ、小笠原政長の兵糧基地を襲うことになります。
© 松井優征 逃げ上手の若君 24巻より
第209話 伝説1351
ゲンバは中村庄の孤児と合流し徒党を組むと、政長の兵糧基地を襲いますが視察に来ていた政長と戦闘になります。政長は父・貞宗の弓の腕を超えていると言い弓の腕に自信を持ちますが、ゲンバは政長の弓はまだ父親より劣ると言うと、煙幕や狐の面の変装で政長の兵を惑わします。その隙にゲンバの指示を受けた孤児たちが兵を罠にハメたり、兵糧を船に積み込み離脱の準備をします。
© 松井優征 逃げ上手の若君 24巻より
第210話 暗闘1351
京では尊氏の直義に対する歪んだ愛情が暴走していて、直義の側近が女装した尊氏に襲われ始めます。一方、直義は自分を避け続ける義詮と腹を割って話し協力を得ようとしますが、義詮は自分の判断基準は「義理」と「道理」だと説明しその信条に基づき直義とは手を取り合えないと断言します。義詮の決意を聞いた直義は自分の役割はとっくに終わっていたと悟り、引退の意思を尊氏に伝えます。
© 松井優征 逃げ上手の若君 24巻より
第211話 告白1351
権力を捨てたにもかかわらず尊氏は直義の力をさらに落そうと、直義派の完全な殲滅を実行します。直義は自分に従う桃井らと共に越前、諏訪へと逃げますが、信濃で政長に道を塞がれ絶体絶命となります。しかし土壇場で頼継と時行の軍に助けられ、頼継と時行に保護され諏訪まで案内されます。諏訪に到着した直義は、諏訪で雫から尊氏の神力や尊氏が「中の神」にほぼ乗っ取られている事を打ち明けられます。
© 松井優征 逃げ上手の若君 24巻より
第212話 兄弟喧嘩1351
時行は共に尊氏を倒そうと直義に協力を申し出ますが、直義は北条や信濃との共闘を拒否しあくまで鎌倉で兵を集めて尊氏と戦う道を選びます。そして、もし自分が尊氏に敗れたら自分を策に組み込むように雫に言うと、鎌倉へと向かい自分を慕う関東庇番の軍と合流します。そして12月に駿河国で尊氏と直義は決戦となり直義は兵力で尊氏を圧倒しますが、またも尊氏の「中の神」が歴史を改変し塩焼きにして食べてしまいます。直義は圧倒的な戦力を持ちながら、いつもの尊氏の気色の悪い大逆転が起こります。
© 松井優征 逃げ上手の若君 24巻より
第213話 一心同体1351
上杉達が捕えた直義を救出する動きを見せている、と命鶴丸から聞いた尊氏は「中の神」が暴走し、尊氏の人の心を無視して直義を殺してしまいます。ここで尊氏が尊敬し愛した人達・直義、師直、師泰、後醍醐天皇、新田義貞、護良親王、楠木正成の姿が脳裏に蘇り、同時に自分がこの人達を殺したのだと尊氏は実感すると尊氏の「器」に亀裂が入ります。それと同時に時行が信濃で挙兵したと仁木頼章から報告が入り、その報告を聞いた尊氏は激しく動揺し「器」のヒビは大きな穴となります。
© 松井優征 逃げ上手の若君 24巻より
第214話 日本動揺1352
ゲンバが関東で誤報を広げている間に夏は天狗衆の技で西の南朝に一日で到着、直義の死の報と時行と宗良親王の作戦状を届け、南朝は京奪還作戦の軍を出陣させます。さらに東では関東、奥州、信濃の南朝方が挙兵し東西同時作戦を実行、直義の死で動揺していた尊氏はゲンバの誤報と東西同時作戦を聞いて錯乱状態になり神力がさらに漏れ出します。時行達はこの混乱を逃さず、神力が漏れ出している内に尊氏を討とうとします。
© 松井優征 逃げ上手の若君 24巻より
おまけ 貞宗と政長
今回、貞宗の子・政長が登場しましたが、貞宗はあれだけ目でかかったのに政長は目が小さすぎます。笑いの基本はギャップだそうですが、政長の母親はどんな顔をしていたのでしょうか?
© 松井優征 逃げ上手の若君 24巻より
まとめ
第23巻では、打出浜の戦いに勝利し高一族も討伐した直義がこのまま天下を取るかと思われましたが、尊氏は土壇場で神がかりを起こし会議を一人でひっくり返します。尊氏の神力に屈したように直義は恩賞権をむざむざ尊氏に譲り渡してしまい、その後の直義は補佐する義詮にも手を取り合えないと拒絶され政治的に行き詰ります。結局、直義は引退をして政権を尊氏に返しますが、尊氏はそれだけでは済まさず直義派を完全に殲滅しようとします。直義達は尊氏軍に追われて、越前、信濃と逃げますが、信濃で政長の軍に道を塞がれ絶体絶命となります。ここで直義を助けたのが頼継と時行で、直義は二人に助けられ信濃まで案内されます。信濃に着いた直義は雫から、尊氏は「中の神」にほぼ乗っ取られていてこのままだと日本だけでなく世界が滅亡すると告げられます。しかし、現実主義の直義は雫の「尊氏のせいで世界滅亡!」をにわかに信じられず時行の協力を断り、鎌倉で関東庇番の軍と合流し関東で尊氏と戦おうとします。しかし、関東での戦いで尊氏は再び気色の悪い大逆転を起こし、直義を捕えると1352年2月に直義を殺してしまいます。しかし、尊氏は自分にとって大切な人をたくさん殺した事で動揺し「器」にヒビが入り、ついに神が離れ始めて神力が漏れ出します。
尊氏が前ほど無敵の神でなくなったこの機に南朝は東西同時作戦を実行し、時行は関東で尊氏を討とうとします。時行だけなく諏訪や新田、上杉の軍も集まり強大な軍となった南朝側ですが、果たして強敵の尊氏軍を破れるでしょうか?
アニメ 逃げ上手の若君、第二期が7月から放送決定です。

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