クエスト「エピローグ」4
シィルの願い、叶う
前回、ランスの赤ちゃんが欲しいと思い切ってシィルはお願いしましたが、最初ランスはなんだとぉ…、と怒ったような反応をシィルに見せます。シィルはやっぱり駄目なのかと、しょんぼりとしてしまいます。
しかし、ランスはシィルの願いを、しょうがないような素振りながらも聞き入れます。それを聞いて、シィルはうれしそうにランスにお礼を言います。
ランスは、これからは自分の敵になるものもおらず、世界は平和になると、つまらん、つまらん、つまらーん、と連呼します。さらにランスは、俺様は最強だし、それでなくとも世界を統べる男だからな、魔物だって俺にビビるぞ、と自画自賛します。
アイスの街の家へ
平和が一番ですよ、とシィルがランスを言うと、ランスはアイスの街の家、久しぶりに帰るか、とシィルも驚く事を言い出します。
驚くシィルにランスは、なんだ、お前よく言っていたではないか、アイスの家に帰りたいって、と言いシィルを永久氷から解凍してから、まだアイスの家に帰っていなかったからと理由をシィルに言います。
ビスケッタさんもつかれた労使、休暇でもあげて、俺らはあの家でのんびりするのもいいかも知れん、と言い、今後のやりたいこともアイスの家でその時に考えるとランスは言います。
シィルはアイスの家に帰りたいと言っていた事をランスが覚えてくれてたことが、よほど嬉しかったようで泣きながら喜びます。反対に泣きだしたシィルを見て、ランスは驚き戸惑います。
シィルから予想以上に感謝されたランスは、驚きながらも、ま、たまにはいいだろう、と内心思います。
が、いつまでも喜び、るんるんと、言っているシィルに今度はムカついたのか、ポカリとシィルの頭を叩き、あんま喜ぶなとシィルに言います。そしてランスは自分の飯を持ってくるように、シィルに言います。
ランスの好きなお肉を中心によそっていきますが、栄養が偏らないようにお野菜ももっていきます。こうして食事をとりにきている間も、うれしさを隠せず上機嫌のシィルです。
そんな上機嫌のシィルに、やあ、ご機嫌だね、シィルちゃんと、親しげに声をかけてくる謎の人物がいます。
この後に起こる事件
人類軍の勝利を祝っての宴、それは滅びが目前に迫っていた人類にとって、まさしく夢物語、妨害の喜びに他なりません。
故に、誰もがこの後に起こる事件を予感できていませんでした。
そして、シィルに声をかけた謎の人物とはバードでした。何年ぶりかの再会にシィルは驚き、わお、お久しぶりです、とバードに返事をします。
まとめ
シィルは以前からの願い、ランスの赤ちゃんが欲しいという願いをランスに認めてもらいます。さらに久しぶりにアイスの街の家に帰って、のんびりするのもいいとランスから言われてシィルは泣いてしまうほど喜びます。
そんな上機嫌のシィルですが、そのシィルに何年かぶりに再開するバードが声をかけてきます。そして、この後事件が起こります。
次回、落ちぶれた冒険者 バードにシィルは、不穏な気配を感じとります。
前回の記事です。
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