進撃の巨人 10巻には39話から第42話まで掲載されています。
前巻9巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
10巻の収録内容
© 諫山創 進撃の巨人 10巻より
39話 兵士
ウトガルド城跡で夜営していた調査兵団の先輩四人とライナー、ベルトルト、コニー、クリスタ、ユミルは、夜間に動けないはずの巨人の襲撃を受けます。ライナー、ベルトルト、コニー、クリスタ、ユミルの104期生たちは立体起動装置を装備していないの戦えず、巨人達を調査兵団の先輩4人に任せ、ウトガルド城内に巨人が入ってこないようにバリケードを作りに行きます。
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ライナーは巨人がウトガウド城内のどこまで入り込んでいるか様子を見てくると、率先して危険な役回りを引き受け、他の四人にはバリケードの材料になる板などを集めるように指示します。巨人がいないか慎重に確認しながら扉を開けると、巨人はすぐそこまで登って来ていて古い木の扉を破壊して、ライナーを食おうとします。
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40話 ユミル
獣の巨人が叫ぶと、そのタイミングにあわせたかのようにさらに多数の巨人の群れがウトガルド城跡に襲い掛かってきます。調査兵団の先輩四人のうち、二人は既に死亡しておりもう二人もそれぞれ一人は負傷して脳震盪を起こしかけていて、もう一人は立体起動装置のガス切れ寸前と戦える状態にありません。しかし、巨人は容赦なく調査兵団に襲い掛かります。
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立体起動装置を装備していた調査兵団の先輩も全員、巨人にやられてしまい、ライナー、ベルトルト、コニー、クリスタ、ユミルは今にも崩れそうなウトガルド城跡の最上階に追い詰められます。既に逃げ場所もなく巨人に食われるのをただ待つだけとなり、クリスタはせめて戦って死にたいと言いますが、ユミルはクリスタに自殺の口実に使うなと注意します。
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41話 ヒストリア
ウトガルド城跡が崩れそうになる寸前に、ユミルはクリスタに胸を張って生きるように言い残し、ユミルは巨人の所に飛び出し、巨人化します。ライナー、ベルトルト、コニー、クリスタはユミルが巨人化できたことに驚き、3年間ずっと一緒にいたのに知らなかったことにショックを受けます。
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ユミルは敵か味方か、目的は何かとライナー、ベルトルト、コニー、クリスタはそれぞれの考えを言いあいますが、ユミル自身はウトガルド城跡に群がる巨人を必死で攻撃しながら、なんとか巨人の群れを引き離そうとしますが、ユミルは巨人の一匹に掴まれてしまい巨人に食われそうになります。
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42話 戦士
ライナー、ベルトルト、コニー、クリスタ、ユミルはハンジたちの調査兵団が合流したことで、何とか助かり壁上まで生きて戻ってくることが出来ました。ユミルが巨人化できること、クリスタが実は貴族のレイス家の子供だと分かるなど新しい事実が分かりましたが、まずは最初の目的、ウォール・ローゼに空いた穴の確認に戻ります。
© 諫山創 進撃の巨人 10巻より
ハンネス達、駐屯兵団先遣隊が帰還し、ハンジは穴の位置を知らせに来たと思い報告を聞きます。しかし半円巣の報告は、壁に穴はどこにも無く巨人もどこにもいなかったというものでした。予想外の報告にハンジは戸惑い一旦、トロスト区で待機するように言います。その時、ライナーが突然自分は鎧の巨人で、ベルトルトが超大型巨人だと告白し、エレンに自分達と一緒に故郷まで来て欲しいと言いだします。
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おまけ わるい巨人をやっつけろ!!
巻末おまけマンガです。恒例のウソ予告です。急に画風が変わり、みんなで力をあわせてわるい巨人をやっつけろ!!というノリの予告になりました。この画風ならずいぶんと単純なストーリになりそうです。
© 諫山創 進撃の巨人 10巻より
まとめ
ウォール・ローゼにあいた穴を調査している途中で、ライナー、ベルトルト、コニー、クリスタ、ユミルたちはウトガルド城跡で巨人の襲撃を受け、巨人に食われそうになります。その時、ユミルが巨人化してクリスタ達を助けましたが、ユミルが何故巨人化できるかという謎が残りました。そしてライナーがこの作品の根幹にかかわる告白を、10巻の最後でしてきます。最初見た時、この先の展開が全然読めずすごい衝撃を受けました。
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11巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
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