進撃の巨人 15巻には59話から第62話まで掲載されています。
前巻14巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
15巻の収録内容
© 諫山創 進撃の巨人 15巻より
59話 外道の魂
リヴァイがケニー率いる対人立体機動部隊に襲撃された酒場では、ナイル・ドークが所属する憲兵団によって現場調査が行われています。ナイルは記者たちから事件について質問されますが、ナイルも中央憲兵の事は知らなかったようで、新型立体起動装置が作られていたことも知りませんでした。中央憲兵の目的も不明で、ナイルは中央憲兵が憲兵団に対しても攻撃をしてくる可能性は0ではないと考えます。
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場面変わって、何とか対人立体機動部隊の追撃から逃亡する事に成功したリヴァイと、アルミン達104期生達は怪我の治療や、追手が来ないか見張りを交代で行っています。ただアルミンだけは初めて人を殺してしまった事にショックを受けていて、一人外で嗚咽を漏らしています。
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60話 信頼
憲兵団所属のマルコとヒッチが協力してくれたおかげでリヴァイ達は、中央憲兵の拠点強襲に成功し中央憲兵の兵士を一人、拘束する事にも成功します。リヴァイは中央憲兵の兵士を拷問しますが、中央憲兵は口を割らず、調査兵団は解体され調査兵は囚われ、さらに最高責任者のエルヴィンは真っ先に処刑されると脅します。
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それが嫌なら後は自分に任せて首を差し出すようにリヴァイを説得する中央憲兵の兵士ですが、リヴァイは無視してさらに拷問を続けます。しかし、拷問しているリヴァイ達の元にも中央憲兵の追手が迫ってきて、リヴァイ達は追い詰められてしまいます。
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61話 回答
リーブス商会のディモ会長殺害と王政反逆の嫌疑をかけられた調査兵団は解体を進められ、最高責任者のエルヴィンは拘束されフリッツ王と幹部たちの前に引きずり出されます。フリッツ王を前にエルヴィンは調査兵団の必要性を説明し、調査兵団がいなければ巨人の脅威に対抗できない事を主張します。
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しかし幹部たちからリヴァイがストヘス区で中央憲兵を複数殺害し逃走している事実と、調査兵団が出頭を拒み対話の代わりに刃を振るっている事から王政に対する敵対感情は明らかだと言い、調査兵団のような組織の存在を容認する理由は無いと言います。そしてエルヴィンの処刑がフリッツ王の前で宣言され、エルヴィンは処刑台へと連行されていきます。
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62話 罪
エルヴィンはピクシス指令と連携し巨人の襲撃があったように見せかけ、またザックレー総統が協力した結果、民衆より己の保身を優先する王政幹部の正体を暴くことが出来、クーデターを成功させます。エルヴィンは解放され調査兵団の冤罪も晴れ、兵団が仮押さえで権力を掌握しますが民衆は未だ混乱しています。
© 諫山創 進撃の巨人 15巻より
エルヴィンは解放された後、馬車の中で人類の未来を思えばいくら浅ましく下劣でも王政に全てを託した方が、人類の為ではなかったのかと悔やみます。しかしザックレー総統は、自分にとっては人類の未来より王政幹部にかましてやる方が大事だったと言い、エルヴィンにも人類より個人として優先する理由があったのだろうと言います。
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おまけ 予想外の”拳(グー)”
巻末おまけマンガです。サシャが意味ありげなセリフと共に、ミカサにビンタをしていますが特に意味はなく、この後ミカサの拳をサシャは食らってしまいます。ビンタに特に意味がないのでこの場面も、何の意味もありません…、意味不明。
© 諫山創 進撃の巨人 15巻より
まとめ
中央憲兵に追い込まれていたエルヴィンとリヴァイですが、リヴァイは中央憲兵の根城を強襲し中央憲兵を暫く無力化する事に成功します。ハンジはリーブス商会のディモ会長の息子 フレーゲルとストヘス区のベルク新聞社の説得し、民衆に王政府の事実を暴露することに成功します。そして、エルヴィンはピクシス指令、ザックレー総統と共に王政府のクーデターに成功し、兵団が権力を握ります。こうして真の王、レイス家の居場所を特定し逃げられないようにして、誘拐されたエレンとヒストリアの救出にリヴァイ達が向かいます。
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16巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
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