進撃の巨人 29巻には第115話から第118話まで掲載されています。
前巻28巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
29巻の収録内容
© 諫山創 進撃の巨人 29巻より
115話 支え
前回、ジークは決死の覚悟で自分の腹に突き刺さった雷槍を、自ら爆破させましたが、その近くをフロック達「イェーガー派」とハンジが馬で移動していました。ジークの拘留地に向かっている途中でしたが、雷槍の音を不審に思いフロックは音の方向に何があるか確認に行きます。
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一方、自分の腹に突き刺さった雷槍を爆破させたジークは上半身のみの状態となっていて、何も聞こえず何も見えない状態です。ジークは死を覚悟しますが、その時クサヴァーとの思い出が蘇ってきます。壁の王が「始祖の巨人」を封じるために課した「不戦の契り」、これを打ち破る方法があるとクサヴァーは打ち明けます。それは「王家の血を引く巨人」と「始祖の巨人」の保有者と接触する事です。しかし始祖の力を使う決定権は「始祖の巨人」の保有者です。クサヴァーは誰か信頼できる者に始祖の力を託すよう言い残し、ジークに獣の巨人を託します。
© 諫山創 進撃の巨人 29巻より
116話 天地
牢屋にいるガビに会いに来たエレンですが、侵入してきたピークに銃を頭に突きつけられます。ピークはエレンを脅して言う事を聞かせようとしますが、エレンは逆にピークを脅します。もし自分を撃てばピーク本人だけでなく、ピークの家族まで入内な軍規違反のツケを支払うことになると言います。
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場面変わって牢屋に拘束されているアルミンやミカサ達です。エレンとアルミンが殴り合った事や、エレンがミカサに酷い言葉を浴びせた話をしていると、反マーレ派の義勇兵とイェレナがアルミン達に会いに来ます。そしてイェレナは鉄格子越しにアルミン達に、ジークの秘策「安楽死計画」について話し始めます。
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117話 断罪
建物の屋上でガリア―ドの「顎の巨人」に襲われた直後、マーレ軍は飛行船で大量の兵士をパラシュートで降下させます。さらに囚われていたピークとガビも、エレンがガリア―ドの「顎の巨人」と戦っている間に逃げられてしまいます。イェレナはこのまま戦っても分が悪いと、「戦鎚」の力で地下に逃げるように言いますが、それには従わずエレンは地上に下りてライナーの「鎧の巨人」と対峙します。
© 諫山創 進撃の巨人 29巻より
場面変わってマーレ軍のマガト隊長達と合流したピークとガビは、エレンが「始祖の力」を発動させるには、ジークと接触する必要があり、ジークが王家の血を引く巨人である可能性が高いことをピークとガビから知らされます。マガト隊長はエレンとジークの接触を阻止し、「始祖の力」を奪い100年の遺恨に終止符を打つと決意します。
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118話 騙し討ち
壁上に現れたジークの「獣の巨人」は、マーレ軍の飛行船を全て投石で撃墜します。車力の巨人の背中からマガト隊長が「獣の巨人」を狙撃しようとしますが、「獣の巨人」も投石で応酬し、うなじを撃ち抜かせません。「イェーガー派」も車力を攻撃しようと近づく中、エレンはジークに接触しようと歩み寄っていきます。
© 諫山創 進撃の巨人 29巻より
場面変わって牢屋に捕らわれているアルミンやジャン達です。オニャンコポンはアルミンやジャン達に、始祖がマーレ軍に奪われるのを阻止するために、手を貸してくれと牢屋の鍵を開けます。しかしコニーは反マーレ派の義勇兵に裏切られているので、オニャンコポンを信じられず、コニーはオニャンコポンの胸ぐらを掴みます。アルミンに止められオニャンコポンの話を聞くと、オニャンコポンはワインの脊髄液や、安楽死計画の事なんて知らなかったと言います。
© 諫山創 進撃の巨人 29巻より
おまけ 進撃のゾンビカースト
コミックのおまけマンガ、進撃のゾンビカーストです。エレンが退屈そうに授業を受けていると、教室の外ではいつの間にかゾンビが出る世界観になっていてゾンビが襲ってきます。エレンは逃げることなく、ゾンビに挑みますが、目が覚めるとベッドの上でした。結局、夢オチです。
© 諫山創 進撃の巨人 29巻より
まとめ
リヴァイが拘束したジークですが、雷槍の爆発で瀕死の状態でしたが、謎の少女によって元通りの体に戻ります。負傷もなくなり、ジークはエレンと合流すべく移動を開始します。
一方、エレンと「イェーガー派」、反マーレ派の義勇兵は兵団を支配しますが、マーレ軍がシガンシナ区を強襲しエレンは「鎧の巨人」、「顎の巨人」と戦闘になります。そこにジークの「獣の巨人」も加わり、乱戦になりながらもエレンとジークは接触しようと接近します。
巨人化能力者同時の戦闘も激化し、いよいよクライマックスも間近という感じになってきました。結末が楽しみです。
30巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
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