ジャンプSQ 2020年5月号に掲載されているワールドトリガー 194話のあらすじと感想です。一挙2話掲載です。
前回の記事はこちらです。二宮隊と玉狛第2の直接対決ですが、試合は静かな展開となります。
二宮との「2対1」
三雲と空閑、同時に動く
身を潜めていた玉狛第2ですが、三雲と空閑が同時に攻めの動きをみせて、いよいよ勝負に出ます。玉狛第2は遠征選抜に選ばれるためには、後2点得点を獲る必要があります。
© 葦原大介 ワールドトリガー 194話より
まずは空閑がスコーピオン投げで二宮を攻撃しますが、シールドで二宮に防がれて逆にアステロイドで反撃してきます。二宮のアステロイドに対して空閑は退いて攻撃をかわしますが、二宮は深追いせずかわりに炸裂弾(メテオラ)で隠れ場所を潰していきます。玉狛第2のワイヤー陣を潰していき障害物をなくしていきますが、障害物がなくなればなくなるほど空閑は二宮隊に近付きづらくなります。
© 葦原大介 ワールドトリガー 194話より
一方、三雲は空閑とは逆サイドから攻撃を仕掛けます。狙いは二宮のようで、二宮の両攻撃(フルアタック)をさせないための牽制です。二宮の両攻撃(フルアタック)は防御がガラ空きになるので、三雲の火力でも当たれば大ダメージになります。
© 葦原大介 ワールドトリガー 194話より
しかし、二宮隊の攻撃の矛先が三雲に向けられたら簡単に落とされそうですが、三雲の狙いはそこにありそうです。二宮隊もそこは理解しているようで、三雲を深追いはしません。二宮隊は裏に雨取がいて釣り狙撃を警戒しているようです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 194話より
二宮隊としては雨取の位置が分からないと、三雲と空閑の二人と戦いつつ、全方位からの狙撃・爆撃を警戒する必要があります。逆に雨取の位置が分かれば、二宮隊は警戒すべき方角が絞られて、その分意識を攻撃に割けるようになるので、そうなると三雲と空閑はかなり苦しくなります。
© 葦原大介 ワールドトリガー 194話より
二宮の両攻撃(フルアタック)で、空閑が大ダメージ
雨取という強力な切り札を、あえて切らずに場に伏せる事で二宮隊の意識を縛る、というのが三雲の作戦のようです。しかし、それもヒュースが生き残っていればの話のようです。二宮は両攻撃(フルアタック)で空閑を攻撃し、空閑は大ダメージを受けてしまいます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 194話より
三雲ではヒュースと違い警戒しなければならない「怖さ」が足りなかったようです。二宮は空閑に、雨取が人を撃てないならこの試合は終わりだ、と言い、雨取のトリオン以外に二宮隊が崩れる要因はないと断言します。しかし、空閑はあんたを倒すのはオサムだよ、と二宮に言い返します。二宮は、三雲じゃ到底二宮隊の脅威にはならないな、と言いますが、空閑は二宮に、つまんないウソつくね、とお馴染みの台詞を口にします。
© 葦原大介 ワールドトリガー 194話より
次の瞬間、三雲がスラスターを投げて、空閑はスコーピオン投げで一斉に二宮を攻撃します。三雲のスラスターは辻が防ぎ、空閑のスコーピオン投げはシールドで防ぎます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 194話より
雨取の攻撃が防がれ、位置がバレる
二宮隊が三雲と空閑の同時攻撃を防ぐと、今度は雨取が鉛弾(レッドバレット)で二宮を攻撃しますが、これも犬飼が左腕で直接防ぎます。雨取の位置が分かり、二宮が炸裂弾(メテオラ)で雨取を攻撃します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 194話より
二宮の炸裂弾(メテオラ)は雨取がガードして無事でしたが、犬飼と辻に雨取を抑えるように二宮は指示を出します。犬飼と辻は雨取を狙う動きをし、二宮本人は三雲と空閑の二人を一人で相手にしようとします。
© 葦原大介 ワールドトリガー 194話より
二宮隊の動きに対して、三雲は雨取に鉛弾(レッドバレット)で身を守るように指示を出します。犬飼と辻、どっちか一人でも動きを止めるように言います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 194話より
そして、二宮は自分と空閑で倒す、と三雲は雨取に言います。二宮との2対1の形での、最後の戦闘が始まります。
© 葦原大介 ワールドトリガー 194話より
まとめ
B級ランク戦 ROUND8、最終戦も大詰めとなり、いよいよ玉狛第2と二宮隊との最終バトルが始まりました。三雲と空閑は二人で同時に二宮を攻撃しますが、二宮隊は三人揃った万全の状態で迎え撃ち、玉狛第2の攻撃を全て防ぎます。逆に無傷で温存していた空閑が二宮の両攻撃(フルアタック)で大ダメージを受けてしまい、玉狛第2は二宮を崩せずにいます。最後は二宮に対して、狙っていた2対1の状態での戦闘に持ち込めましたが玉狛第2は二宮を倒すことが出来るでしょうか。
次回、B級ランク戦 ROUND8、最終戦、決着です。
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