ジャンプSQ 2021年8月号に掲載されているワールドトリガー 209話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。諏訪7番隊は、試験の規定をチーム全員で確認していきます。
なぜシャフルして行われたか
特別課題、第1弾の内容とは
他のチームにも特別課題①の通知が届き、それぞれのチームで特別課題①の内容を確認しています。その特別課題①の内容とは、今回の遠征選抜試験が、なぜチームをシャフルして行われたか、その理由をチーム全員で考え、意見をまとめて提出しなさい…(400字以内)、というものです。諏訪7番隊では、理由なら説明会の時にしばらくランク戦が出来なくなるから、そのかわりの試験だ、と理由を言っていたと香取が言いますが、ランク戦のかわりならいつものチームでもいいのに、なんでわざわざシャッフルしたと思う?って話なんかな?と、隠岐が理由を推測します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 209話より
それぞれのチームで考えを話し合う
他のチームでもなぜ チームをシャッフルしたかについて、考えます。水上9番隊では照屋が、運営側が用意した『正解』を探るのか、それとは関係なく自分の考えを提出するのかで、解答が変わってくると思う、と意見を出します。樫尾は、『正解』に捉われず個人の発想を述べたほうが、課題の意図に沿うことになるのでは?と、意見を出します。古寺6番隊は、〆切は3時までと書いているが、だらだらと議論していても時間がもったいないので、20分で考えを出し合って、出た意見を10分でまとめて提出することにします。
© 葦原大介 ワールドトリガー 209話より
柿崎3番隊では影浦が、遠征の間はメンツごちゃ混ぜで暮らすことになんだから、それと似た感じにしているだけで、他に理由あるか?と疑問を口にしますが、犬飼は、あるから課題として出題されているんだろうね、と言うと影浦が犬飼に噛みつこうとします。
© 葦原大介 ワールドトリガー 209話より
北添4番隊では外岡が、長旅に向けてのストレス耐性テスト的なものだ、と意見を出します。それを聞いて南沢は、ストレスなんか感じないけどな~、と気楽に言いますが、それを聞いた菊地原がくじを操作されていた可能性を思いつきます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 209話より
若村11番隊では、シャフルチームは遠征行く気ない人間にはあんま関係ない、という話から、若村、水上、北添が今回 臨時隊長なのは、香取、生駒、影浦が、遠征に行った時に、留守番隊長を任せるためでは、という可能性の話をします。若村は、香取は遠征に行く気はないと思う、と言いますが、行く気があるかどうかは別として、戦力的に選ばれる可能性はある、とヒュースが言います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 209話より
来馬5番隊では小佐野が、『シャフルチームにした理由』は、『新鮮でおもしろいから』では?と、意見を言います。弓場も、普段のチームよりさらに“噛み合う”組み合わせがあるかもしんねェ……、シャフルチームにはそういう『相性』を探る狙いがあるってことかコラァと言い、小佐野も、そういうことだ、こらぁ、と同意します。小佐野と弓場が、若干にらみ合った感じになっているのが、気になりますが…。
© 葦原大介 ワールドトリガー 209話より
村上10番隊では蔵内が、いつものチームでは表面化しない個人の不安要素を洗い出す目的もあるんじゃないか?と、意見を出します。二宮8番隊では二宮が、三雲、若村、三浦、小荒井、奥寺、影浦の名前を出して、元のチームの環境に依存している人間が、『単独で動けるかどうか』を視るのも目的の一つだろう、と意見を出します。東は奥寺、小荒井はそこまで心配ないと言い、雨取も三雲も大丈夫だと思う、と意見を出します。絵馬も影浦なら問題ない、1人で放っておいても強いし、と言いますが、戦闘面の話だけじゃない、人格的な面も含めてだ、と二宮は言い、影浦、三雲は『自分を認めてくれる仲間』がいなくても、結果を出せるかどうかが問われる、と意見を言います。それを聞いて絵馬は、あんたのこと認めていないからな……、と心の中で二宮を認めていないとつぶやきます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 209話より
諏訪7番隊では香取が、シャフルチーム以前にそもそも、臨時隊長の選出理由が謎だわ、と若村が臨時隊長に選ばれていることが謎だと、意見を言います。全員同じ理由とは限んねーよ、いろんなパターンで試してんだろう、と諏訪が言うと、三雲が諏訪に臨時隊長がどういう理由で選ばれてるんですか?と、質問します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 209話より
すると諏訪は、歌川、古寺、北添、村上は次の世代の隊長候補としてテストしてんだろうな、といい、二宮、来馬、柿崎、王子は未来の幹部候補としてじゃねーか?と、意見を言います。この先、正隊員が増えていったら、いつまでも本部長だけで回せないだろうから、それを見据えての幹部候補だろうと言います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 209話より
突然の停電
そんな議論を諏訪7番隊がしていると、突然ピピピッと音がし始めて、その後停電となります。三雲がトリオン切れだと気づき、もう一度手形の模様にタッチしてトリオンをチャージします。
© 葦原大介 ワールドトリガー 209話より
すると、再び灯りが点きますが、諏訪は隠岐に指示して、隠岐にも手形の模様にタッチさせて、念のためさらにトリオンをチャージさせます。再び、若村が臨時隊長に選ばれた理由を話そうとしたとき、三雲は自分のパソコンがおかしいことに気付きます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 209話より
三雲はパソコンを色々いじってみますが、パソコンは何の反応もしません。三雲は、パソコンが……、点かなくなりました……、と全員に言うと、三雲の言葉を聞いた香取は驚きます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 209話より
まとめ
特別課題①の内容は、なぜチームをシャフルして行われたか、をチーム全体で考えるという内容でした。全てのチームで、色々な意見を出し合って、意見をまとめています。どの解答もそれっぽい解答で、チームをシャッフルした理由が順当に出ていると思います。
ただ、その議論をしている間に、三雲のパソコンが反応しなくなってしまいます。その直前で灯りを点けるためトリオンをチャージしているので、多分、三雲はトリオン切れになってパソコンが動かなくなったのでしょう。早速、三雲のトリオン量の低さが出てしまいましたが、遠征選抜試験の課題をこなせていけるでしょうか?
次回、三雲のパソコンが点かなくなった理由が判明します。そして初日の全チームの課題の評価が行われます。
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