ジャンプSQ 2024年6月号に掲載されているワールドトリガー 241話のネタバレ、感想です。ジャンプSQ 2024年6月号では、241話、242話の一挙2話掲載です。
前回の記事はこちらです。若村11番隊はヒュースの爆撃機(カナダ)を戦術の要とした作戦で、負け無しの快進撃を続けます。
目次
負け無しの若村11番隊が諏訪7番隊と激突
3勝0敗3分けで負け無しの若村11番隊は、そのまま勢いで諏訪7番隊との試合が始まります。諏訪7番隊のユニットは西側に布陣していて、ここまではよくある陣形のようです。
© 葦原大介 ワールドトリガー 241話より
諏訪隊のユニットは16体で、狙撃型は5体
閉鎖環境試験4日目の諏訪隊は、3つのミニ水上隊を作ってそれぞれが緻密に連携する作戦で勝っているので、今日も諏訪隊の連携に警戒して雑に突っ込まないように細井がメンバーに注意しています。そして2ターン目、レーダーには諏訪隊のユニットが16体映っています。4階建ての屋上に狙撃型が5体いますが、北添4番隊には狙撃型と見せかけた別物のユニットで痛い目に遭っているので、細井が本当に狙撃型か疑っています。若村は今までと同じ作戦を指示して、ヒュース以外は西側から攻めて狙撃型の注意を引き、ヒュースが横から爆撃しようとします。
© 葦原大介 ワールドトリガー 241話より
ヒュース以外のユニットが攻撃すると、諏訪隊のユニット3体が応戦してきます。その内にヒュースの爆撃機(カナダ)が爆撃しようと移動しますが、地上や屋上から狙撃型に狙い撃ちされてしまいます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 241話より
ヒュースの爆撃機(カナダ)、撃墜される
ヒュースの爆撃機(カナダ)はシールドで狙撃を防ごうとしますが、諏訪隊の狙撃型は普通に威力があり、またレーダージャミングで隠れていた複数の狙撃型にも攻撃されてしまい、シールドは割られてヒュースの爆撃機(カナダ)は撃墜されてしまいます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 241話より
若村隊の戦術の要、ヒュースの爆撃機(カナダ)がいきなりやられてしまい、若村や笹森はショックを受けます。さらに、2ターン目ではレーダージャミングで隠れていましたが、狙撃型を含めて6体も隠れていて、諏訪隊のユニットは全部で22体いて、ユニットの数の多さにも若村隊は驚きます。多い分、コストが安く弱いユニットもいるはずと細井は予想しますが、今の所弱そうなユニットとは当たっておらず、諏訪隊の戦力が不明です。
© 葦原大介 ワールドトリガー 241話より
ヒュースの爆撃機(カナダ)がいきなりやられてショックを受ける若村は、残った戦力でやれるか不安になります。しかし、攻めない理由はない、とヒュースは断言し、引き分けを狙うにしても二千点未満にする必要があり、諏訪隊のユニットを倒して点数を取る必要があると言います。若村も諏訪隊のユニット数は多いので、ユニット1対1体の性能はうちの方が高いはずと推測し、西側の敵をできるだけ減らすようにメンバーに指示します。しかし、諏訪隊のユニットはどれも若村隊と同じくらいには強く、22体の数に押されて点差はどんどん開いていきます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 241話より
諏訪隊の戦術の謎が分からない…
若村隊も1,670ポイント取りましたが、諏訪隊には5,596ポイント取られて、結局点差はさらに開いてしまいます。数は諏訪隊の方が多いのに、1体1体もちゃんと強く、どこでコストを節約しているのか分からず、若村は混乱してしまいます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 241話より
もう3,926ポイントも差がついて、さらにユニット数も諏訪隊の方が圧倒的に勝っています。こんな状態じゃどうしようも…………、と若村は内心諦めかけてしまいます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 241話より
しかしここでも若村は簡単に諦めず、考えを改めると、諏訪隊の戦術の謎を解いておかないと、結局明日もキツくなる、とメンバーに言い、何ポイント取られてもどうせ同じ1敗だ……!と、残り2ターンも撃ち合って諏訪隊の情報を集めるようにメンバーに指示します。メンバーも若村の指示に従い、残り2ターン諏訪隊のユニットを攻撃しますが、諏訪隊は大量のリードを活かして守りを固めて、安全に引き撃ちの動きをします。
© 葦原大介 ワールドトリガー 241話より
諏訪隊には完敗
諏訪隊の前衛を追加で1体仕留めますが結局、諏訪隊には約4,400点差で敗北となってしまいます。若村隊は8試合目は休みで、この休み時間を利用して諏訪隊の戦術の謎を解き明かそうと、気付いた事を話し合います。若村隊が倒した諏訪隊のトリオン兵はどれも強く、コストもまあまあで、それだとユニット数22体の数と計算が合いません。細井は、10体と大量にいた狙撃型のコストが実はめちゃくちゃ安いのではと推測しますが、半崎は自分の芋砂と同じくらいの性能だったと言います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 241話より
芋砂は728ポイントの狙撃型トリオン兵で、仮に芋砂よりだいぶ安かったとしても、合計で1万2千の部隊コストに収まらないと半崎は意見を言います。若村は、ここまで戦ってきた相手はどのチームも、部隊コスト1万2千を「うまくやり繰りしてる」って印象だった、と言い、しかし諏訪隊だけは1万2千どころの強さじゃないと自分の考えを言います。
© 葦原大介 ワールドトリガー 241話より
他のメンバーも若村の考えに賛同し、数の圧がやばかったっす、と半崎はつぶやきます。それでも諏訪隊も部隊コスト1万2千で戦っているはずで、何かトリックがあるはずと若村と細井が言うと、笹森は北添隊と同じやり方では?と推測します。
© 葦原大介 ワールドトリガー 241話より
北添隊のように見た目で騙して中身は別物というトリックで、見た目は同じでも高いユニットと安いユニットが混ぜてあって、若村隊が倒したユニットはたまたま高いユニットの方だった、と笹森は推測します。しかし半崎は、けっこう満遍なく強かった気したけどな~、と意見し、弱いのと強いのが混ざっていたなら撃ち合いでもうちょいもっていけたと思うと言います。笹森も実は満遍なく強かったと思っていたようで、半崎の言葉に反論できず同意してしまいます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 241話より
三雲が立てた諏訪隊の作戦とは?
若村はここまで黙っていたヒュースに話を振りますが、確証はないが……、と前置きした上で、「修が諏訪隊の作戦を立てている」という前提なら、ある程度の推測は可能だ、とヒュースが推測する三雲の作戦を話し始めます。
© 葦原大介 ワールドトリガー 241話より
まとめ
241話では、負け無しで勢いのある若村隊が諏訪隊と試合を行いました。諏訪隊のここまでの成績は不明ですが、諏訪隊は狙撃型を10体も投入し、2ターン目で若村隊の戦術の要、ヒュースの爆撃機(カナダ)をいきなり倒します。これで若村隊の勝ちはかなり難しくなりましたが、引き分けはまだ狙えるので3ターン目以降も攻め続けます。しかし、諏訪隊は22体もユニットを投入しているのに、何故か1体1体がけっこう強く、どんどん点差は開いていきます。しかしここで若村は簡単には諦めず、明日の試合の為に少しでも諏訪隊の情報を集めようとメンバーに指示し、さらに攻め続けます。結局、諏訪隊には守りを固められて引き撃ちの形に入られてしまい、若村隊は追加で敵の前衛を1体しか倒せず、約4,400点差で完敗となってしまいます。その後、試合後の話し合いで諏訪隊の戦術の謎を解き明かそうとしますが、トリックが分かりません。しかし若村がヒュースに話を振ると、ヒュースは三雲が作戦を立てているという前提なら、諏訪隊の作戦を推測できると言います。果たしてどんな作戦を三雲は立てたのでしょうか?
次回、ヒュースは三雲の作戦を推測し、若村隊のメンバーに伝えます。その後5日目最後の試合、歌川隊との試合に臨みます。
最新刊27巻を購入される方は、こちらから。
発売中のコミックス26巻、27巻のネタバレ、感想も書いています。
コメント