週刊少年サンデー 2018年53号に掲載されている湯神くんには友達がいない 76話のネタバレ、感想です。
前回の記事です。高校最後の文化祭で、ちひろは色々悩みましたが手芸部の出し物を後輩 野上と一緒にする人形劇に決めました。
高校最後の文化祭
高校3年生、秋という事で波乱の展開が待っています。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 76話より
掃除時間にて
掃除時間の一コマ。ちひろは真面目に掃除していますが、一緒に掃除をしている人は友達とおしゃべりしていて、全然手伝いません。お構いなく、掃除をすすめてちひろはゴミを片付けに教室に戻ると、湯神が一人席に座っています。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 76話より
どう見ても掃除の途中なので湯神に聞くと、教室掃除の係は5人ですが湯神1人しかいないそうです。湯神は自分の担当エリアの掃除を終わらせて、サボっている人分は無視しました。結局掃除をサボっていたと言う事で、連帯責任で湯神も含めて説教が続いています。クラス内では湯神が空気を読んで他の人分の掃除もすればよかったのに、という愚痴があふれています。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 76話より
湯神は少なくとも自分の分の掃除はしていましたが、それでも皆から空気読めと言う雰囲気に、ちひろは耐えられなくなってきます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 76話より
そこで夢から覚めますが、最悪の寝起きで気分最悪です。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 76話より
そして始まる、高校最後の文化祭
場面変わって文化祭最終日、ちひろと野上で一緒に準備した人形劇は好評のようです。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 76話より
ちひろは、今回の文化祭では積極的に自分から動いて、手芸部をアピールしたかいもあり、手応えを感じます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 76話より
人形劇担当の野上も、人形がある方が喋りやすいようで、二人とも文化祭は順調です。これも湯神が一生懸命、棚を作ってくれたおかげだと言います。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 76話より
湯神の文化祭の楽しみ方
一方、湯神は野球部も引退したので、野球部のヤキソバ店も関係なくなり時間も出来たので、色々な出し物を見て回っています。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 76話より
文化部作品展示や、放送部上映会など昔色々あった人がいる部も、気にする事無く見て回っています。そして普通誰かと回る、お化け屋敷にも行き周りから突っ込まれますが、昔ほど煙たがれていません。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 76話より
修学旅行で一緒の班だった渡辺から驚かれ、さらに湯神が後夜祭にも出ると聞いてさらに驚きます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 76話より
一方、そんな様子を見ていた歴史研究会の部員達は冷めた目で見ています。後夜祭にも参加するつもりはないので、八重樫にも後夜祭に参加せずに、歴史研究会で打ち上げをしようと誘います。しかし、今回は高校最後でクラスのみんなが参加するので、気弱な八重樫も周りに流され参加します。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 76話より
場面変わって、友達のちひろを手伝いに手芸部に来ている藤沢から、出し物を見に来た湯神がとてもせわしなかったと聞いて、全部の出し物を見て回ろうとしているのではと推測します。野上は湯神の行動からは謎の美学を感じると言い、誰かからの影響を受けているんですかね、と言われます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 76話より
その頃、湯神はレトロゲームっぽいゲームをやりながら、昔花火大会での祖父との思い出を思い出します。湯神の祖父は花火大会にもかかわらず、みんなが花火を観ている時が遊びだからと、ゲームで遊んでいます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 76話より
ゲームをクリア?して満足する祖父と、肩車をして花火を観たいと叫ぶ裕子。裕子にとってはいい迷惑です。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 76話より
手芸部の人形劇は大成功
場面変わって、手芸部の人形劇の本番です。お手伝いの藤沢に読み手をやってもらい、手芸部手作りのぬいぐるみを、ちひろと野上二人で一生懸命操作します。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 76話より
観客もたくさん集まり、大好評といっていい反応でちひろと野上は二人とも人形劇に満足します。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 76話より
湯神も人形劇を見てくれていたので、ちひろはお礼を言おうとしますが一言話すだけで、すぐに別の場所の見世物を見に行ってしまいました。お礼も最後まで言えず、ちひろは唖然とします。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 76話より
後夜祭
文化祭も後夜祭のみとなり、湯神は後夜祭に出る事でどうやら全ての出し物に出席できたようです。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 76話より
そこにちひろは久住から最後の記念にみんなで写真をとろうと誘われ、湯神も誘うおうとしますが、既に湯神は帰宅を始めておりません。誘うのを諦めて、ちひろだけ皆と写真を撮りに行きます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 76話より
が、渡辺に湯神が既に帰った事を伝えると湯神、皆から予想以上に非難されます。最後なのに冷たいと言われてしまい、久住が電話で呼び出すとフォローします。しかし、74話 「湯神くんは答えを出す」で携帯を投げ捨ててしまったので、湯神には当然連絡できません。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 76話より
湯神が一方的に責められている状況で、「ホント、空気が読めないよな アイツはー」との声に、ちひろの中で何か切れてしまいます。皆の前で湯神の事を友達といい、みんなで悪く言わないで!と、きつく言います。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 76話より
まとめ
文化祭自体は、ちひろの手芸部も上手くいき、手芸部に入部してくれそうな子も見つかり、とうまくいっていました。しかし、後夜祭で湯神は皆にあわせる事もなく一人で帰ってしまった事から状況が一変します。
非難される湯神に、昔友達関係で苦しんだ自分を重ねたのかもしれませんが、皆にきつい言葉で言いかえしてしまいました。転校直後のように、またクラスで孤立してしまうかな。
次回、湯神のために怒ったちひろの行動でクラスに思わぬ影響を与えます。
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