週刊少年サンデー 2019年14号に掲載されている湯神くんには友達がいない 79話のネタバレ、感想です。完結までラスト3話です!
前回の記事です。湯神とちひろは、湯神の憧れ落語家、平楽とカフェで鉢合わせになり、平楽から意外な質問を受けます。
結局、2人の仲は
きっぱり、否定
前回、平楽からの問いかけから、改めてちひろは湯神と友達なのかを確認することになります。転校してきてからいろいろあって、ちひろは友達だと思っていますが、湯神の返答は。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 79話より
湯神はきっぱり、友達を否定します。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 79話より
流石にショックを受け、表情にも出てしまうちひろです。平楽が友達の良さを笑顔で語っていると、ちひろはいろいろな感情をこめながら、平楽にもっと言ってやって!と心で念じます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 79話より
しかし、逆に湯神は平楽に友達の方が落語よりも大切?と質問し、平楽もトーンダウンしていきます。最後には湯神に面倒くさそうな性格しているな、と言われますが平楽は落語の登場人物としては映えるタイプだと湯神に言い、湯神の事を色々聞いてネタ帳にびっしりメモして帰っていきました。平楽と話が出来て満足な湯神ですが、ちひろは複雑な心境です。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 79話より
友達でないと言われちひろは感情が高ぶり、とうとう泣いてしまいます。結局ちひろはそのまま席を立ち、クラスメイトの皆が来れないことを伝えて、帰宅してしまいます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 79話より
自宅に帰っている途中ちひろは、湯神は何も悪くないのに湯神を責めた形になり、自分と同じように思ってくれずに怒るのはおかしいと自分を責めます。そして自分は天候ばかりの過去を思い出しながら私はただ寂しいだけだ…、と心の中で呟きます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 79話より
翌日も気まずいままの湯神とちひろ
場面変わって、翌日の学校ですが二人とも何となく気まずく、湯神が昨日の事で話しかけても、ちひろは一方的に謝ってしまい話が続きません。
そんな二人の空気を感じて百瀬は渡辺に話しかけますが、渡辺はこうなる運命だったんだと言い、クラスメイト皆も諦めムードです。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 79話より
そしてこの日以来、湯神とちひろは話す機会もなく時間が過ぎていきます。たまに湯神は手芸部を覗いていたようで、ちひろの事は一応気にかけているようです。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 79話より
しかし当のちひろはあの日以来、上の空で今日も日直の当番を忘れてしまい、放送で呼び出されています。周りの友達も千尋が大丈夫か気にしているようです。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 79話より
そこで百瀬は冬休みに、ちひろを誘ってみんなでクリスマス会をしようと提案します。受験で忙しいですが、高校生活最後の思い出にと、ちひろを誘ってクリスマス会を開きます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 79話より
湯神家のクリスマス
場面変わって、湯神家ですが湯神は相変わらず落語をテレビで鑑賞中です。妹の裕子は年賀状をわざわざ手書きで書いています。手書きの方が気持ちが伝わる気がすると言って手書きにこだわり、祖母の登代子から褒められますが、湯神はメールでいいじゃんと手書きの意味が理解出来ないようです。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 79話より
場面変わって、ちひろ達のクリスマス会の様子です。ここでも落語をテレビで見ていて、平楽の落語を皆で楽しんでいます。そして久しぶりに湯神の話題で盛り上がり、ちひろもこの日は楽しんでいます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 79話より
千尋達はそれぞれ将来目指しているものを話していますが、野球部マネージャーだった久住はスポーツ記者、藤沢は外交官、木村は栄養士、ちひろはとりあえず大学合格で、百瀬は大学でカレシがほしいと言い刹那的と突っ込まれます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 79話より
再び湯神家、裕子はちひろにも年賀状を出そうと今までの事を回想し、勉強を教えてもらった事(たぶん13巻、63話の事だと思います)、おかげでちょっと勉強が楽しくなった事を年賀状に書きます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 79話より
63話の頃は次に数学で赤点をとったら補習だと先生から言われていたので、ずいぶん裕子の数学嫌いも改善したようです。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 63話より
裕子はちひろが大学を無事受かるか、心配しますが湯神はあの人は、結構しっかりしているから大丈夫だよ、とちひろを認めている事を裕子に伝えます。裕子はそういう認めているところをもっとちひろに伝えた方がいい、表現が足りないと言います。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 79話より
ちひろはクリスマス会から帰ってきた時に、母親から転向したばっかりの頃はみんなでパーティーどころじゃなかったのにと、よくがんばったとちひろを褒めます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 79話より
そしてお正月
その夜、これまでできた友達の事を思い出すうちに、湯神がきっかけで久住と友達になれた事や、湯神からいらないものも含めてたくさんもらった事を思い出し、既に湯神から十分もらっている事に気付きます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 79話より
そしてちひろにとって湯神は大事な友達、そこだけあれば十分だったのに気付きます。そして自分がいつの間にか、欲張りになっていたんだと反省します、がちひろはどこかすっきりした表情です。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 79話より
そして年が明けて、お正月です。ちひろは朝からあけおめメッセージに対してずっと返事を出しています。そこに母親から年賀状を宛名ごとに分けるように言われて、年賀状を仕分ける作業をしますが、ほとんど父親宛の年賀状です。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 79話より
そこに自分宛ての年賀状も見つけ、ちひろははやく皆に会いたいという気持ちが募ります。そんな時に、全部手書きでしぶい裏面の年賀状を見つけて誰だと表面の名前を確認すると。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 79話より
表面の差出人の名前は、「湯神裕二」で湯神から年賀状でした。ちひろは笑みを浮かべながら、湯神に返事を書くために年賀状が余っていないか母親に聞きます。
©佐倉準 湯神くんには友達がいない 79話より
まとめ
前回、ラストで湯神にちひろは友達じゃないの?と質問があり、もしかしたら友達がいることを湯神が認めるかと思いましたが、マイペースな湯神らしくきっぱりと否定しました。今回は否定されたちひろが少しの間落ち込み、葛藤する様子が描かれていますが、最後は自分にとって大事なのものは何かに気付きます。
これで終わりかと思いましたが、湯神は(おそらく)ちひろだけに手書きの年賀状を出しているところが描かれています。
クライマックス直前で2人はこのままの仲で終わるのか?次回は卒業式回です。
次回、大学の合格発表結果が判明した後、卒業式です。
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