ヤングアニマルに掲載されているあそびあそばせ 103話のネタバレ、感想です。
前回、102話の記事はこちらです。香純が青空つぐみの携帯番号を知ろうと、奮闘します。
ねるが描く絵のモデルに
校長の机を物色中
新聞部の三人が校長室の机を物色しています。お目当ては、校長先生が飼っているというレッサーパンダの写真のようです。校長先生がアライグマラスカルのスターリングのコスプレをして一緒に撮っている写真だったそうですが校長先生、本当なら何をしているんだか…。
© 涼川りん あそびあそばせ 103話より
するとアライグマラスカルのスターリングのコスプレをした写真でなく、古い絵?が出てきます。ケースの中に密閉されていますが、部長の躑躅がケースの蓋を開けると、絵が消えてしました。絵の中に描かれている何かが悲鳴を上げているようにも見えますが…。一旦、部室に戻りますが三人は誤魔化すために、そっくりなものを美術部のねるに作ってもらおうとします。
© 涼川りん あそびあそばせ 103話より
部長の躑躅と副部長のなずなが、美術部のねるに贋作を依頼に行くと代わりにヌードモデルをやるように言います。ねるはアントニオ・コッラディーニみたいなやつを提案しますが、スケスケの布1枚のほぼヌードなので躑躅が却下します。結局、ヌード以外の条件なら、なずなだけでなく躑躅もセットでモデルをすると言う事で手を打ちます。躑躅は、ねるの餌食になるのやだ、と納得していませんが…。
© 涼川りん あそびあそばせ 103話より
モデルを引き受けた後も悩む部長と副部長ですが、そこにオリヴィアが数学を教わりに新聞部の部室にやって来ます。二人が悩んでいるのを見て、何を悩んでいるのかとオリヴィアが聞くと、ちょっとミスって、大事なものを犠牲にしてねるに約束を取りつけた、と二人は答えます。オリヴィアが、副部長さんの…大切なものってなんですか?となずなに聞くと、…人としての尊厳…、となずなは答えます。みゆきがその答えに、こっわぁ…、と引いてます。
© 涼川りん あそびあそばせ 103話より
テーマはエイリアンにやられた少女達
そしてモデルをする当日、何をすればいいかねるに聞くと、緑色の液体を口に入れた後、ドロッと吐き出して欲しいと言われます。何故?となずな聞くと、「エイリアンにやられた少女」ってテーマで描きたいから、とねるは答えます。怪しい緑色の液体を口に入れるのを躊躇していると、ねるはエイリアンの被り物を着けて、映画のように緑色の液体をなずなの口に入れていきます。
© 涼川りん あそびあそばせ 103話より
止めるようにツッコむ躑躅ですが、次は躑躅が緑色の液体を口に入れる番になります。躑躅はせめてドアを開けて透明性を確保しようとしますが、ドアは外から突っ張り棒がしてあって開きません。誰にも言わないから逃げして…、とねるにお願いしますが、結局躑躅も緑色の液体を口に入れられます。
© 涼川りん あそびあそばせ 103話より
さらにカタカタ動くエイリアンの様なものをお腹に乗せられて、ポーズを取らされます。この状態でねるは絵を描き始めますが、躑躅となずなはポーズを取る以外やることが無く、最初に会った日の話を始めます。あの時なんで私に声掛けたの?となずなが聞くと、躑躅は一人で電車乗るの怖かったから…、と答えます。
© 涼川りん あそびあそばせ 103話より
おしっこボールで検索していた華子
なずなも同じ理由だったと躑躅となずなが話していると、教室に華子が訪ねてきます。華子がわざわざ教室まで来てくれたと、ねるがギラつきながら喜び、華子を教室に迎え入れます。華子はおしっこボールで検索してもまともなのがヒットしなかったと、ねるに相談に来ていました。おしっこボールは、第101お遊戯で話に出て来た華子の妄想の産物です。
© 涼川りん あそびあそばせ 103話より
ねるはおしっこボールの事は置いておいて、華子を絵のモデルに誘います。モデルという響きに舞い上がる華子ですが、教室の中の躑躅となずなの状態を見て、ぎゃ…、と大声を上げそうになってしまいます。おおっと…、静かに静かに…、とねるに口を塞がれ大きい声を出しちゃダメ…、と言われ、華子は素直に従います。
© 涼川りん あそびあそばせ 103話より
ねるから「エイリアンにやられた少女達」という題材で絵を描いていたと言われ、どんな絵か見てみますが、何故か絵には少女ではなくウサギみたいなのが二匹いるだけです。自分達がモデルにならなくてもいい絵だったと分かり、納得がいかない躑躅となずなです。
© 涼川りん あそびあそばせ 103話より
結局、当初の目的の校長室に会った古い絵の贋作は無事に作成してもらえましたが、人としての尊厳が犠牲になった事に2人は落ち込み、躑躅はねるの変態という呪いをどうしたもんかと悩みます。三人はあまり仲良くないんかな…、とみゆきが思っていると、部室にねるが訪ねて来て、帰りに付き合って欲しいところがあると言ってきます。躑躅となずなは嫌がる素振りも見せず、ねるに付き合う事にして3人は一緒に帰っていきます。みゆきは3人が帰った後、あの3人よく分かんないや…、と心の中で呟きます。
© 涼川りん あそびあそばせ 103話より
まとめ
生徒会室に忍び込んだりしていた新聞部、今回は校長室に忍び込んで校長先生の写真を捜していましたが、古い絵のようなものを見つけます。ケースを開けたら絵は消えてしまい、躑躅となずなは美術部のねるに贋作を頼むことになってしまいます。代わりにねるの描く絵のモデルとなる事を要求されますが、普通のモデルじゃなく緑の液体を口に含まされたり、エイリアンにやられたポーズをさせられたりと、ねるのヤバい感性の犠牲にさせられます。ねるにはこりごり、といった感じの躑躅となずなでしたが、最後はねるに付き合って仲良く一緒に帰っているところを見ると、なんだかんだで仲良しな3人のようです。
次回、華子がまたおかしな事を考え、部室で巨大だるま落としに入ります。
最新刊、あそびあそばせ10巻です。
発売中のコミック10巻のネタバレ、感想も書いています。
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