アニメ 第4期 Dr.STONE SCIENCE FUTURE のネタバレ、感想です。分割3クールの第2クール目です。詳しい内容は、TV放送だけでなくABEMA等のネット配信でも視聴出来ます。
前回の記事はこちらです。

目次
#19 STONE SANCTUARY
ついにゼロから人工ダイヤモンドを作り出した平和特区チームですが、次は天然ダイヤを掘りに行くように千空は平和特区チームに指示します。何のために人工ダイヤ作ったの?と怒る平和特区チームですが、メデューサの電池サイズの大きさのダイヤを作るには両方が必要だと千空は言います。
人工ダイヤの方が天然ダイヤより硬い事を利用し、天然ダイヤを採掘し、それを人工ダイヤの砂粒を大量に張ったヤスリで研磨してメデューサにピタリとはまるサイズのダイヤ電池を新造するように千空は平和特区チームに指示します。チェルシーがゼノ城の近くで天然ダイヤが採掘できる場所を見つけて、その場所から天然ダイヤを採掘します。そして、その天然ダイヤをジョエルがメデューサの中にあったダイヤと寸分違わず同じサイズにまで削っていきます。
そしてペルセウス号に乗って追跡してくるスタンリー達がそろそろ近づく頃合いという事で、これが千空達・世界遠征組と平和特区チームが行う最後の通信になってしまいます。これは、まだスタンリー達とは距離があるので今は通信をしても位置はバレませんが、今よりもさらにスタンリー達が近付いてきて、近くで電波を出すと居場所がバレてしまい、ステルス艦にした意味が無くなってしまうからです。次に通信を行うのは全てが決着した時だ、と千空は言い、ジョエルにはダイヤ電池作成術が成功したら報告だけ一方的に通信するように千空は指示します。
石の聖地・アラシャで超合金の街を作る
千空達が通信を行っている間、ゼノは手先の爪を使って何か怪しい動きをします。一方、カセキはジョエルがダイヤ電池作成術を成功させても、肝心のダイヤがなければどうやって世界遠征組はダイヤ電池を作るの?と疑問を口にします。ここで千空は、今ステルス艦が向かっている目的地が石の聖地であるストーン・サンクチュアリ、ブラジルの都市・アラシャだと言い、そこではダイヤやロケットエンジン製作に必須の金属も採掘でき、千空はアラシャに超合金の街を作ると全員に教えます。
スタンリー達もアラシャへ進路変更
一方、スタンリー達は千空達の通信を傍受していましたが、そこに人工的なノイズが混ざっている事に気付き、スタンリーはこれがゼノからスタンリー達に宛てた警戒アラートだと察します。ゼノが先ほどの手先の爪でしていた怪しい動きは、この人工的なノイズを発生させるためのものでした。スタンリーは電波妨害、ステルス艦、対レーダーミサイルなど、警戒すべき可能性のある物を列挙しますが、他のメンバーはさすがにありえないと半信半疑です。しかし、スタンリーは少年科学団なら可能性はゼロでないとゼノの警戒アラートを信じ、さらにスタンリーは第15話でゼノが瞬きでモールス信号を出していた事を思い出し、瞬きのメッセージから千空達の最終目的地がアラシャだと導き出し、スタンリー達は追跡を止めアラシャへと先回りしようとします。

千空達はボートを降りると陸路で爆速ショートカットして、アラシャへと向かいます。第17話で作ったロープウェイを改造して、エレベーターを作り崖を登っていきバイクで陸路を進んでアラシャへと先回りします。

アラシャに到着した千空達は、対スタンリー最終決戦用に砦を築いていました。千空はゼノが手先の爪を使って無線でスタンリーに信号を送っていた事に気付いていましたが、ペルセウス号をスタンリーから取り戻すために、スタンリーをこのアラシャに呼び寄せ最終決戦をする決意をしていました。
対スタンリー用に石化装置を利用したトラップを色々考えますが、肝心のメデューサのダイヤ電池作りにカセキは苦戦していました。専門の時計技師のエース・ジョエルでさえ苦戦しているメデューサのダイヤ外しが細かすぎて、ダイヤ電池を大量生産してメデューサに取り付けるのは無理そうで、ダイヤモンドで再起動したメデューサは1個か2個用意出来るかどうかのようです。
多数のメデューサをマシンガンのように使用するのは無理と分かり、千空達はメデューサ1個をどう使うか議論しますが、大樹のメデューサを使って自爆するというアイデアを聞いたクロムはメデューサを広範囲に発動させてスタンリー含め敵、味方もろとも全員石化させて、その後遠く離れた場所に隠れていた味方の一人が石化復活液で味方だけ復活させる作戦を思いつきます。
メデューサの砦を構築
千空は砦の中に物見櫓のタワーを作り、タワーの上部にメデューサ&スピーカを設置、マイクを砦の中のあらゆる場所に伸ばします。そして、だれかが襲われた瞬間にマイクに向かって叫び、メデューサを広範囲に発動させる仕組みを作ります。こうして千空達はメデューサを設置した物見櫓のタワーを砦に構築し、『メデューサの砦』を完成させます。
何とかカセキがメデューサをキレイに開けることに成功し、オリジナルのダイヤ電池に形もサイズも同じダイヤをカセキとジョエルは研磨して作り出しますが、何個作ってもメデューサは作動しません。
千空はカセキとジョエルのトライ&エラーから何かが間違っていると指摘します。すると、カセキはメデューサの中のダイヤ電池をいい感じに叩くと、ダイヤ電池が綺麗に割れた事を思い出します。試しにダイヤ電池を何個も叩いてみると、どのダイヤ電池も全て真ん中で綺麗に割れたことから、千空とゼノは頂点を結ぶ線上に分子の結合力の脆弱な劈開面が走っていると仮説を立てます。その仮説を聞いたカセキは、同じような劈開面を走らせる加工をダイヤに施そうと意気込みます。
カセキはこの仮説をジョエルにも早く教えたいと言いますが、今はスタンリーに居場所を知られたくないので電波は出せず、戦闘準備を万端にしてからジョエルに連絡する事にします。一方、スタンリー達はペルセウス号を降りてボートに乗り、千空達の砦に密かに近付いていました。
まとめ
第19話の内容は、原作だと21巻「Z=183 STONE SANCTUARY」から21巻「Z=185 美しき劈開面」までになります。

第19話では、千空はアメリカの平和特区チームに天然ダイヤを採掘するように指示、前回作った人工ダイヤで天然ダイヤを研磨し天然ダイヤからダイヤ電池を作成しようとします。
そして、千空達も最終目的地であるストーン・サンクチュアリ、アラシャへと向かいそこでダイヤを採掘し、カセキが同じくダイヤ電池を作成しようとします。
このストーン・サンクチュアリで千空は超合金の街を作る予定ですが、その前にスタンリー達を倒す必要があり、千空はメデューサの砦を構築し、物見櫓のタワーにメデューサを置いてそこから広範囲にメデューサを発動させ、敵・味方もろとも全員石化させる戦法を取ります。そして、遠くに味方を一人隠れさせておけば、石化後に味方だけ石化復活液で石化を解除するつもりです。上手くいけばスタンリー達を一網打尽にできますが、肝心のダイヤ電池の作成がまだです。スタンリー達は既に川から千空達の砦に迫っていて、最終決戦は近そうです。次回辺りからスタンリー達との最終決戦が始まりそうですが、カセキのダイヤ電池作成は最終決戦開始までに間に合うでしょうか?
第4期 Dr.STONE SCIENCE FUTURE 第20話「かつて消そうとしたものは」
『Dr.STONE』 4th SEASON Blu-ray BOX 2 初回生産限定版、2025年12月17日発売予定です。
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