週刊少年ジャンプで連載中のDr.STONEの7巻の感想、ネタバレです。
7巻は、Z=53からZ=61まで掲載されています。
前巻、6巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
目次
7巻
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 7巻より
Z=53 スパルタ工作クラブ
クロムとカセキが協力して作った水力発電所を利用し、千空はさらに電力を貯めるバッテリーも作成します。さらに水力発電所を利用し製鉄作業も自動化し、余ったマンパワーを冬備えの作業に集中させます。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 7巻より
Z=54 瞬きのブルージュエル
電球とバッテリーを携えたクロムは、洞窟の奥深くまで探索に向かいます。一方、千空は電子のギア・真空管の作成に取り掛かりますが、真空管のフィラメントの作成に行き詰ります。真空管のフィラメントに必要な材料は、この時代に無いと千空は言い、千空が別の手を考えているといつの間にか新年を迎えてしまいます。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 7巻より
Z=55 TREASURE DUNGEON
クロムが集めた石の中に偶然、灰重石(かいじゅうせき)=タングステンがあり、朝陽が昇る直前の一瞬に、スイカが石を太陽にかざしたことで太陽の紫外線と反応し、タングステンだと判明します。洞窟の奥深くにタングステンがあると分かり、千空、クロム、マグマの三人で探検隊トリオを結成します。しかしマグマは千空達に協力する気はなく、隙あらば千空達を殺して村長の座を乗っ取ろうと考えます。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 7巻より
Z=56 THE TREASURE
千空と協力して雲母の穴から脱出する過程で、マグマは彼なりに改心し千空達のタングステンの採掘に協力します。そして洞窟の奥には天然の宝石箱、スカルン鉱床がありタングステンだけでなく、マンガン、黄銅鉱、閃亜鉛鉱など貴重な金属の採取に成功します。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 7巻より
Z=57 HEAT HEAT
千空は採掘したタングステンを加工し、タングステンフィラメントを作ろうとしますが、タングステンは最低1000℃以上で加熱する必要があり、クロムとカセキは加熱装置を作成するのに苦労します。まずクロムはレンズを使って、太陽光を集めて熱しようとしますが、全く温度は上がりません。そこでクロムは火も追加で使い、温度をどんどん上げていきます。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 7巻より
Z=58 科学の波
タングステンフィラメントも完成し、いよいよ携帯電話・本体の作成に取り掛かります。ケータイの心臓部・真空管、ケータイの骨格・プラスチック、ケータイの血管・金の電線の3つのボディパーツが必要で、カセキは真空管の作成にやる気を出します。しかし、真空管作りの仕上げに必要なヒックマンポンプの設計図を見て、カセキは意欲を削がれてしまいます。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 7巻より
Z=59 声は無限の彼方へ
携帯電話を完成させ、千空達はテストも兼ねてスピーカーを使って携帯電話の音声が通じるかテストを行います。そのテストの最中に、ルリが発した、まるでスピーカーみたい、という言葉から、石神村に伝わる百物語・其之14に現代人にだけ何か伝えようとしているメッセージがあることに気付きます。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 7巻より
Z=60 天女の歌と悪魔の囁き
墓石から見つけたガラスの円盤の正体はレコードで、百夜の肉声メッセージやリリアン・ワインバーグの歌声が封じられていました。リリアン・ワインバーグの歌声を聞いた石神村の住民は、旧人類達が育んだエンターテイメントに興味を持ち、士気が一気に上がります。一方、リリアン・ワインバーグの歌声を聞いたゲンは、ある作戦を思いつきます。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 7巻より
Z=61 STONE WARS BEGINNING
ゲンは、携帯電話を使って受話器からリリアン・ワインバーグの歌声を聞かせて、司帝国の人々を騙そうと考えます。リリアン・ワインバーグの歌声を聞かせた後、ゲンが声帯模写でリリアン・ワインバーグの声に似せて、アメリカ合衆国は既に復興していると嘘の希望を流して、司帝国をハメる作戦です。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 7巻より
千空は司帝国の人々に、後で恨まれることを覚悟で作戦を実行に移す決意をします。ゲン、クロム、マグマの三人が携帯電話を大樹達にこっそり運搬する役目を担います。ただし、司帝国の監視役・ほむらが、石神村を監視している為、簡単に三人は出発出来ません。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 7巻より
おまけ 雲母の穴からの脱出、失敗…
Z=55で雲母の穴に落ちた千空とマグマですが、本編ではマグマが千空を放り投げて、一足先に助けていますが、おまけマンガでは真上に投げてそのまま落ちて、失敗しています…。何度やっても、助かりそうにないですね…。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 7巻より
まとめ
7巻では、ストーンワールドの世界で携帯電話を完成させる、という巻です。実際には、携帯電話は2台以上ないと意味がないのですが、まだ(この巻では)1台しか作成していないので、携帯電話同士の通話は出来ていません。
他では、科学の方は人力の世界から、水力発電所(水車とバッテリー)が開発されたことで、力仕事の一部が不要になっていっています。8巻ではさらに産業革命に挑んでいたりと、科学や発明がどんどん進んでいき、見ていてとても楽しめます。
8巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
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