ハルタ 2020年 volume 80に掲載されているダンジョン飯 70話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。シスルが召喚したドラゴン達が、ライオス一行を襲います。
ドラゴンとの死闘
© 九井諒子 ダンジョン飯 70話より
竜同士が争い始める
竜に食い殺される寸前だったライオスですが、竜同士が争いを始めたおかげでライオスは何とか助かります。しかし、足元の夢魔を見ていると竜同士の争いに巻き込まれて竜のしっぽの下敷きになってしまいます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 70話より
竜同士で潰しあっている間にライオスは逃げ出しますが、肋骨が折れてしまい下敷きになった衝撃で着ている鎧もダメになってしまいます。鎧を脱ぎ捨てて、竜同士が潰しあっている様子をライオスはじっと見ています。
© 九井諒子 ダンジョン飯 70話より
竜達は好き勝手にしていて、グリーンドラゴンは純銀のスプーンで遊び始める始末です。そんな竜達を見て、シスルは竜達を怒ります。そしてライオスを殺すように命令し、再びライオスを襲わせます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 70話より
スプーンをくわえたままグリーンドラゴンはライオスを再び、襲います。グリーンドラゴンと正面から戦う形になってしまい、ライオスは手も足も出ずいいようにやられてしまいます。しかし、グリーンドラゴンはライオス相手に遊んでいるのか、すぐには殺さずただ手や口先で投げ飛ばすだけです。
© 九井諒子 ダンジョン飯 70話より
それを見てイラっときたシスルは、東洋龍を使ってライオスを殺そうとします。東洋龍は雷を使いますが、その雷はグリーンドラゴンがくわえていたスプーンに落ちて、結果的にライオスは助かります。
© 九井諒子 ダンジョン飯 70話より
ドラゴン3匹に襲われる
状況が掴めず何故雷がグリーンドラゴンか分かりませんが、とりあえず助かったとライオスは再びシスルから逃げはいじめますが、今度はワーム、レッドドラゴン(メス)、ホワイトドラゴンの三匹に襲われます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 70話より
竜三匹に追いかけられていますが、竜は協力し合ったりはしないので、1対3の状態ではない、とライオスは何とか逃げ切ろうとします。しかし、ケン助は怖がっていて抜刀することも出来ず、行き止まりに追い込まれてしまいます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 70話より
シスルにも見つかってしまい、レッドドラゴンの業火で消し炭になるか、ワームの毒で苦しんで死ぬか、ホワイトドラゴンのブレスで窒息した後氷像になるか、どの竜に殺されたい?とライオスは好き勝手に言われます。しかし、ライオスは少し考えた後何か思いついたのか、…本当に?と、シスルに問いかけます。その仕草が癇に障ったのかシスルは三匹全員に攻撃を命じます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 70話より
追い込まれたライオスですが、苦し紛れなのかケン助を鞘に納めたまま、レッドドラゴンに投げつけます。しかし、何が原因なのかレッドドラゴンは怯んだような仕草を見せて、その隙にライオスが素手で立ち向かいます。シスルからは、気でも狂ったか?と、馬鹿にされてしまい、ワームがライオスに対して毒を放出します。
© 九井諒子 ダンジョン飯 70話より
ライオスは目をつむって息を止めて、ワームの吐いた毒ガスに突っ込んでいきます。シスルからは、息を止めれば逃げられるとでも思ったか?この毒は皮膚からも侵食してお前を蝕むんだよ!と、馬鹿にされてしまいます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 70話より
しかし、シスルはレッドドラゴンとホワイトドラゴンがブレスを吐かなかったのが気に障ったようで、レッドドラゴンとホワイトドラゴン、二匹を怒ります。その時、ワームが吐いた毒ガスの中で、もぞもぞ、ふらふらと動く影が見え、まだ生きているのか…、とシスルは驚きます。そして、一千年…、いろんな侵入者がやってきたが…、お前ほどしつこくて不快な奴ははじめてだ、とシスルはライオスに言います。
© 九井諒子 ダンジョン飯 70話より
そして、今度こそ塵にしてやる、とシスルは言うとレッドドラゴンとホワイトドラゴンに今すぐ“それ”を吹き飛ばすように命令します。するとワームの毒ガスに引火したようで、大爆発を起こします。
© 九井諒子 ダンジョン飯 70話より
しかしまさかこれを狙って…死なば諸共ってやつか?馬鹿な奴、この程度の爆発で竜が倒せるわけないだろ……、とシスルはライオスに呆れます。すると、大爆発の影響で部屋の隅にあった樽が壊れて、中から海水が流れ出てきます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 70話より
樽の中にはリバイアサンが入っていたようで、リバイアサンが呼び出した大量の海水が部屋を埋め尽くします。ワームとレッドドラゴンは海水に溺れてしまいますが、ホワイトドラゴンは飛んで海水を回避します。何か嫌な感じがする、とシスルは何かを感じとり、ワイバーンにライオスの死体を探すように命令します。
© 九井諒子 ダンジョン飯 70話より
ついに決着?
その時、いつの間にかシスルの背後にライオスがいてシスルが持っていた魔術書を払い落とします。魔術書は海水の中に落ちてしまい、シスルが振り返ると血だらけのライオスが立っています。鬼気迫るライオスにシスルは怯んでしまい、その隙にライオスはシスルの腕を締め上げて肩を外し、シスルが身動きできないようにします。
© 九井諒子 ダンジョン飯 70話より
ライオスはシスルに竜達を遠ざけるように命令し、逆らえないシスルは仕方なく竜に下がるように命じます。すると今度はシスルの肩を入れて元に戻し、ライオスはシスルの肩に手をやると魔法でシスルの痛みを癒します。そして、話をしようシスル、とライオスは言い、ーよければ何か食べながら、と付け加えます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 70話より
まとめ
ついに狂乱の魔術師、シスルを捕らえたライオス、ついに次の話辺りで決着がつくのでしょうか。ただ、正気を失っているように見えるシスルと対話するのは難しいと思うので、まだ紆余曲折あるかもしれません。
後、ケン助をレッドドラゴンに投げつけた後レッドドラゴンが怯んだように見えたり、ライオスはワームの毒ガスからどうやって抜け出したか、大爆発にはどうやって巻き込まれなかったのか、等今回の話を見ただけでは分からない点が幾つかあったので、次回以降の話でそれらの点が明らかになる事を期待します。
次回、ライオスは何とかシスルに理解してもらおうと、シスルと一緒に食事をします。
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