ハルタ 2021年 volume 85に掲載されているダンジョン飯 75話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。とうとう、翼獅子が復活してしまいます。
ついに翼獅子、復活
© 九井諒子 ダンジョン飯 75話より
問答無用で攻撃
翼獅子は復活すると、マルシルに何をするか聞きますが、マルシルはどうすればいいか分からず、困惑します。それを見ていたミスルンは問答無用で翼獅子を攻撃します。
© 九井諒子 ダンジョン飯 75話より
転移術で絵画を翼獅子の体に転移させて、翼獅子の体を削り取っていきます。そして翼獅子の角を使ってマルシルも攻撃しようとしますが、その攻撃は翼獅子が身を挺して防ぎます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 75話より
彼女はまだ一介の冒険者だぞ、ルール違反、と翼獅子はミスルンに言いますが、ミスルンは聞く耳を持たず翼獅子の首を落とします。さらにミスルンは、マントを転移させて翼獅子の体を削っていきます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 75話より
ミスルンの攻撃で翼獅子の体は切られていきますが、切った端から再生していきます。その様子を見ていたカブルーは、このままじゃミスルンが先に魔力切れで倒れてしまうと思い、パッタドルに結界で悪魔を封印できないか、と聞きます。そして他の人にはミスルンの援護を頼み、カブルーはどこかに去って行ってしまいます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 75話より
追いつめられるマルシル
勝手に去っていったカブルーにカナリア隊の面々は怒りますが、仕方なく悪魔を攻撃します。オッタは地形を変化させて悪魔を攻撃し、フレキは鳥を使ってマルシルを攻撃します。さらにシスヒスはマルシルに幻覚を見せて、マルシルを足止めします。
© 九井諒子 ダンジョン飯 75話より
マルシルは幻覚を見抜いてさらに逃げようとしますが、ミスルンは地形が変化した物を転移させてマルシルの腹を貫きます。ミスルンは転移術でマルシルのすぐ傍まで転移し、マルシルに諦めるように言います。ミスルンに殺されるか、どこかに飛ばされる、とマルシルは死を覚悟します。
© 九井諒子 ダンジョン飯 75話より
すると、前にもこんなことあったな、とマルシルは思い、マルシルの脳裏に走馬灯が駆け巡ります。1話の最初でパーティーが全滅しかけて、ファリンに救ってもらった時のこと、魔法で迷宮から脱出し今後の事を話していた時の事などを思い出します。
© 九井諒子 ダンジョン飯 75話より
さらに次々と今までの事をマルシルは思い出し、もっと早くに諦めていれば、こんな辛い思いすることもなかったのにな、とマルシルは思います。それでもファリンを救った時の事を思い出すと、諦めきれるわけがないでしょ!?と、心の中でマルシルは叫びます。皆には生きて欲しい!!ついでに私と同じくらい(1千年)寿命も長くなって欲しい!!と、結構無茶な願いを心の中で強く願いします。
© 九井諒子 ダンジョン飯 75話より
迷宮の主
そして、私が迷宮の主になるから、今すぐ私の願いを叶えなさい!!と、マルシルは叫びます。それを聞いて翼獅子は頭がない状態で、素晴らしい!と、つぶやきます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 75話より
翼獅子の体が光ると、翼獅子の体は完全に元通りになっており、マルシルの傷も治っています。翼獅子はマルシルに、これで私はキミのものだ、マルシル、と話しかけ次は何をするか聞いてきます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 75話より
キミの敵を排除するのが先だな?と、翼獅子は言いますが、マルシルは殺して欲しいわけじゃ……、とミスルンを殺すのを止めます。その間にもフレキが鳥で翼獅子とマルシルを攻撃してきて、マルシルは殺さずに何とかする方法を必死で考えます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 75話より
すると、大蜘蛛が現れフレキの鳥を食べて、パッタドルを蜘蛛の糸で捕らえます。マルシルは大蜘蛛に驚き、気持ち悪いと目を塞ぎますが、翼獅子はキミが望んだものなんだが……、とあきれます。マルシルは大蜘蛛の見た目だけでも変えようとしますが、顔だけかわいく変わり、かえって不気味な感じになってしまいます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 75話より
何とかカナリア隊を止めることが出来、マルシルは一旦ここを離れたいと翼獅子に言います。ライオス達を迎えに行きたいし、ファリンを腐らせないようにしたいと言うと、翼獅子はマルシルの言うことを聞きます。そしてマルシルの目を塞ぎ見えないようにすると、ミスルンを壁に投げつけます。壁にぶつかったミスルンは、ぐちゃと液体が溶けたようにつぶれてしまいます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 75話より
ライオス達と合流した後、ファリンを冷凍保存して、マルシルが一旦落ち着ける場所を作ろう、と今後の話をしながら移動しますが、マルシルは色んな感覚が頭の中に流れ込んでくる状態に慣れません。迷宮内の状態やシスルが配置した“目”達の視点の情報のようで、今は切っておくかい、と翼獅子は言います。そんなことできるの?とマルシルが言うと、翼獅子は切ってみせて、マルシルは少し楽になることが出来ます。
© 九井諒子 ダンジョン飯 75話より
マルシルと翼獅子は元の部屋に戻ってきますが、ライオス達がいません。翼獅子は“目”を使うか聞きますが、使いこなせる気がしない、とマルシルは断ります。すると、翼獅子は適当な魔物をマルシルに思い浮かべさせます。歩き茸が出てくるとマルシルは嫌な顔をしますが、屋敷内の探索は歩き茸に任せることにします。
© 九井諒子 ダンジョン飯 75話より
一方、ライオスは目を覚ますとカブルーと一緒にいます。カブルーの他には、大蜘蛛にやられたカナリア隊も倒れています。
© 九井諒子 ダンジョン飯 75話より
まとめ
翼獅子の復活に続き、マルシルがカナリア隊に追い詰められて迷宮の主になってしまいました。力を取り戻し、翼獅子はどんどん力を増していき、カナリア隊も翼獅子に歯が立たなくなってきています。
目が覚めたライオスは、この現状をどう思うでしょうか?カブルーは一旦、あの場所から去っていたので、もしかしたらマルシルが迷宮の主になる場面を見ていないかもしれませんが、ライオスはマルシルが迷宮の主になったと知ったら、どう反応するのでしょうか?自分が迷宮の主になろうとしていたので、怒りはしないと思いますが…。
次回、魔物にやられた負傷者を連れて、ライオスとカブルー達は一旦、屋敷の外に出ます。
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