TVアニメ 葬送のフリーレンのネタバレ、感想です。詳しい内容は、TV放送だけでなくAmazon Prime Video等のネット配信でも視聴出来ます。
前回、第29話の記事はこちらです。

目次
第30話 南の勇者
北側諸国 ファーベル村で勇者様の像を磨いて欲しいという依頼を受けたフリーレンは、“背中の痒い部分を掻く魔法”を報酬として依頼を引き受けます。

南の勇者は人類最強の勇者
シュタルクは、またこの手の依頼か、と言いながらいつものように銅像を磨こうとしますが、村にあった像はヒンメルの像ではなく見知らぬおっさんの像でした。驚くフェルンとシュタルクにフリーレンは、それは南の勇者だよ、と言い、南の勇者が人類最強の勇者と言われていた事をフェルンとシュタルクに教えます。

当時の人類にとって最大の脅威は北側諸国を中心に大陸の要所を支配していた七崩賢だったそうですが、ヒンメル一行は七崩賢を二人しか倒しておらず、他五人の内二人は逃亡や消息不明で打ち漏らしてます。そして、残り三人を全て討ち取ったのが南の勇者でした。

当時、南の勇者は一年で魔王軍の前線部隊を壊滅させて、補給経路の心臓部だった北部高原最北端にたどり着きますが、そこで全知のシュラハトと集結した全七崩賢によって討たれてしまいます。

それでも南の勇者は七崩賢三人を討ち取り、全知のシュラハトと相打ちになりました。この地域ではその戦いで七崩賢の支配から救われた人々が大勢いて、今も南の勇者に対する信奉が篤いそうです。

そんな話をしつつフリーレンは南の勇者の銅像を綺麗にしようとしますが、その時フリーレンは南の勇者に会った時の事を思い出します。フリーレンはヒンメルと出会うより少し前に、南の勇者と出会っていました。

南の勇者はフリーレンを魔王討伐の旅に誘いますが、フリーレンは断ります。すると南の勇者はまるで結果が分かっていたかのように、あっさりとフリーレンの勧誘を諦めます。

南の勇者の魔法は未来を見通す魔法
南の勇者はフリーレンに自分は未来を見通す魔法によって未来が見える、だから人類最強なのだとフリーレンに教えます。南の勇者はフリーレンが自分の魔法(ひみつ)を知ったとしても、一生誰にも言うことはないから未来が見える事を教えたようです。
そして、今から一年後北部高原の地で全知のシュラハトと七崩賢に討たれて命を落とす、と南の勇者は自分から話します。

さらに近いうちにフリーレンの元に一人の若い勇者が訪れるが、世界を救うのは彼だ、実に不本意ながら、と南の勇者は言い、フリーレンがその青年達といずれ魔王を倒すと予知します。そして、彼は君の人生を変えるぞ、と南の勇者はフリーレンに断言します。

南の勇者は去り際に、その青年=ヒンメルに会ったら伝えてくれと言い、道は必ずこの私が切り開く、人類最強であるこの南の勇者が、たとえ私の偉業が歴史の陰に埋もれようとも、とフリーレンに言い残します。

歴史にちゃんと残った南の勇者
場面は現代に戻り、フリーレンは魔法で南の勇者の像を奇麗に磨き終わっています。フリーレンは綺麗になった南の勇者の像の周りに大勢の村人が集まっているのを見て、何が未来が見えるだ、ここの人達は覚えている、ちゃんと歴史に残っているよ、と心の中で南の勇者に語りかけます。

北側諸国 ダッハ伯爵領の大きな街に到着したフリーレンですが、補給が終わったらすぐに街を出ると言います。いつもは大きな街なら数か月は平気で滞在するフリーレンですが、必要な日用品や食料を買い揃えるとすぐに街を出ようとします。様子が変だとフェルンとシュタルクが話していると、ダッハ伯爵の使いの者がフリーレンの元にやって来て晩餐会へと招待します。

晩餐会に強制的に招待されるフリーレン
先を急ごうとするフリーレンですが、結局晩餐会に招かれてしまい、フリーレンはすごく嫌そうな顔で晩餐会に出席します。

そしてフリーレンがすぐにダッハ伯爵に用件を聞くと、ダッハ伯爵は魔族に家宝の宝剣が盗まれた事を伝えます。実は曽祖父の代も家宝の宝剣を盗まれていて、フリーレンはまたも家宝の宝剣を取り返すことになります。

ダッハ伯爵家一族は昔から無理難題を要求してきて、ヒンメルと一緒に家宝の宝剣を取り返した前回は、シュベア山脈の頂まで探しに行ったそうです。今回は魔族が逃げた方角は分かるようですが、フェルンが良く引き受けましたねと聞くと、あの家宝の宝剣は元々ヒンメルが取り返した物だから、私が断ったらそれが無駄になっちゃうでしょ、それにヒンメルならきっと見捨てないよ、とフリーレンは答えます。

滅ぼされた村と旅の僧侶
そしてフリーレン一行は家宝の宝剣を探し、酷く荒れた村にたどり着きます。そこには旅の僧侶しかおらず、村人は剣の魔族によって皆殺しにされていました。旅の僧侶は殺された村人の為に祈っていってはくれませんかと言いますが、フリーレンは突然、墓の下の土を魔法で掘り起こします。しかし、墓の下には村人の死体は埋まっていませんでした。

フリーレンは旅の僧侶が剣の魔族だと見抜いていて、剣の魔族は既に村人を殺して喰っていました。剣の魔族は宝剣を抜くと、フリーレン達に襲い掛かります。

剣の魔族は宝剣で斬りかかりますがシュタルクが前衛として攻撃をさばき、フリーレンとフェルンが魔法で攻撃します。

フェルンが途中、危ない場面がありましたがシュタルクがフェルンを守り、最後はフリーレンが魔法で剣の魔族を殺すと塵となって消えていきました。

剣の魔族を倒したフリーレンですが、ヒンメル一行とシュベア山脈の頂で剣の魔族を倒した時の事を思い出し、こういう面倒な依頼が結果として多くの人を救うことがあるんだ、だから僕は困っている人を絶対に見捨てない、とヒンメルが言っていた事を思い出します。ただ、ヒンメルは単に難易度が高いとわくわくするだけという側面もあると分かり、フリーレンはあきれます。

ダッハ伯爵に宝剣を返したフリーレンは、その後馬車で市場まで送ってもらいますが、馬車の中でダッハ伯爵家一族がなぜ家宝の宝剣をそこまでして守るか、家宝の宝剣にまつわる話をフェルンとシュタルクに話します。フリーレンは報酬としていい魔導書を手に入れて嬉しそうですが、魔導書の中身の魔法は“赤リンゴを青リンゴに変える魔法”という役に立たない魔法で、役に立たない魔法だと分かったシュタルクは、くだらねぇな…、とぽつりとつぶやきます。

まとめ
第30話の内容は原作だと、7巻63話「南の勇者」から7巻64話「剣の魔族」までになります。



第30話は、人類最強の勇者・南の勇者と七崩賢に関するエピソードと、剣の魔族がダッハ伯爵の家宝の宝剣を盗み、その宝剣を取り返すエピソードが描かれました。特に、南の勇者の方のエピソードは全知のシュラハトと七崩賢が絡んでいるので、重要なエピソードです。一人でも手強い七崩賢を三人も討ち取り、さらに全知のシュラハトを相打ちで倒すなど、すさまじい実績を残しています。ここまでの事が南の勇者にできたのは未来視の魔法を持っていたからですが、実はここまで完璧な未来視の魔法は原作の最新に近い話を呼んでいると分かりますが、南の勇者一人にしか出来ません。ゼーリエでも無理なので、それぐらい南の勇者はすごかったという事です。
そして、南の勇者がフリーレンに七崩賢に関して話を振った時にフリーレンが思い浮かべたのは、七崩賢の黄金郷のハマトです。第2期で黄金郷のハマト編をやるのかはまだ不明ですが、こうやって黄金郷のハマトがアニメで少しでも出てくると、早く黄金郷のハマト編を見たくなりますね。
TVアニメ第2期 葬送のフリーレン 第31話「好きな場所」
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