週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第135話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。浮浪者ヴァルロスが避難経路を確認、神父クレマティスに報告します。
僧侶ザイン、久々の登場
ヴァルロスが怪我をした猫を抱えていて、クレマティスに見てもらおうとしています。しかし、クレマティスはもう助からないと言い、せめて祈りを捧げようと言いますが、ヴァルロスは救いなどいらんと拒否します。猫を抱えてベンチに座るヴァルロスの前に、僧侶ザインが久々に登場、ヴァルロスに声を掛けます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 135話より
表紙&巻頭カラー
今週は表紙&巻頭カラーです。こちらは表紙です。
© 週刊少年サンデー 2024年46号より
こちらは巻頭カラーです。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 135話より
ザインがヴァルロスの猫を救う
ザインがヴァルロスに、あんたの猫か?と聞くと、ヴァルロスは、そうだ、と答えます。どうやらヴァルロスの猫は馬車に轢かれてしまったようです。ザインが猫を魔法で治療すると、猫はすっかり良くなり動き出します。猫は人見知りでザインに驚いたのか、ベンチの下に隠れてしまいます。ヴァルロスは礼に酒を出そうとしますが、ザインは断り、それよりも人を探しているんだ、と言うとペンダントの戦士ゴリラが映っている写真を見せます。戦士ゴリラって名乗っている変な奴なんだが、とザインは尋ねますが、ヴァルロスは聞き覚えはないと答えます。しかし、情報収集と言えば酒場だとヴァルロスは言い、行きつけの酒場をザインに案内します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 135話より
酒場まで案内する道中で、ヴァルロスはザインに何故その男を探しているか理由を尋ねます。ザインは戦士ゴリラが親友で、幼い頃一緒に冒険者になることを約束した事を話します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 135話より
ヴァルロスは戦士ゴリラの本名を聞きますが、ザインは戦士ゴリラの本名を知らないので正直に、わかんない…、と答えます。ザインの答えを聞いたヴァルロスはあきれたように、くっくっく…なんだそれは、と笑います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 135話より
場面変わってヴォルフの酒場では、銀貨にかけられた追跡魔法に気付いたロレが、ヴォルフとガゼレに今すぐ戦闘配置につくように指示を出していました。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 135話より
強襲されるフリーレン一行
一方、フリーレンは追跡魔法を逆探知された事に気付き、急いで逃げるようにフェルンとシュタルクに言おうとします。しかし、シュタルクは遠く離れた尖塔の気配に気付きフリーレンをかばいます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 135話より
尖塔ではヴォルフが弓でフリーレンを狙っていたようで、弓矢がフリーレンを襲いますが、シュタルクがフリーレンをかばってシュタルクが弓矢をくらってしまいます。尖塔のヴォルフはシュタルクの反応に、よく反応で来たな、相当距離あると思うんだけど、とつぶやきます。そして、いい戦士だ、それだけに惜しいな、とフリーレンの方を眺めながらつぶやきます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 135話より
一方、フリーレンも遠く離れた尖塔から撃たれた事を把握していて、とんでもない腕前だな、と言います。フェルンは魔法で撃ち返そうとしますがフリーレンは、あそこまでは流石に魔力探知が届かない、魔法っていうのは補正なしの目視で撃つようにはできていない、とフェルンに言います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 135話より
フェルンの腕なら尖塔の相手を撃つのは不可能ではないようですが、街中で許可できないし、それに多分移動している、とフリーレンはフェルンに言います。相手は予め狙撃ポイントを決めて、不測の事態に備えていた可能性が高いとフリーレンは言い、探知範囲外まで走って逃げる事にします。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 135話より
ヴァルロスが案内すると言っていた酒場はヴォルフの酒場だったようで、ヴァルロスとザインはヴォルフの酒場に到着します。しかし、ヴォルフの酒場の前にはシュリットが居座っていて、今日はもう店仕舞いだよ…、とヴァルロスに言います。それを決めるのはお前じゃないだろう、とヴァルロスは言いますが、シュリットは、いいや、店仕舞いだ、とどこうとしません。何かを察したヴァルロスは他の酒場に移行しますが、ザインはフリーレンに気付いたようで、急用を思い出したと言うとヴァルロスと別れます。ヴァルロスは、早く友人が見つかるといいな、とザインに声を掛けて二人は別れますが、ヴァルロスは周囲に目を配ります。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 135話より
一方、尖塔から移動したヴォルフはフリーレンを狙える次のポイントを探していますが、射線が通らないようでロレに有効なポイントを聞きます。フリーレンはあえて路地裏を逃げているようで、今の所狙撃ポイントは見つからないようです。逃げいているフリーレン一行ですが、フェルンがフリーレンに、魔法の逆探知なんて、そんな簡単にできるものなんですか?と、聞いています。フリーレンは人類の魔法では難しいと言い、本来 逆探知は未知の領分だ、と言うとフェルンは魔族の仕業かと疑います。しかし、フリーレンはこの魔法を知っていると言い、私達は今、女神様の魔法を扱う相手と戦っている、とフェルンに言います。ロレが逆探知で使っているのは女神様の魔法のようで、ロレにもザイン同様に女神様の魔法を扱う資質があるようです。ロレは、大きな通りを抜けなければ彼女達に逃げ道はありません、貴方なら人ごみの中でも当てられるはずです、ヴォルフ、とヴォルフに言います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 135話より
毒に侵されたシュタルク
ロレの問いにヴォルフは、戦士の妨害が無ければね、と答えますが、もう戦士は始末した、そうでしょう?と、ロレは聞きます。そうだね、とヴォルフが答えた時、逃げていたシュタルクが倒れてしまいます。シュタルクに駆け寄るフリーレンとフェルンですが、シュタルクが毒に侵されている事にフリーレンは気付きます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 135話より
まとめ
第135話では、なんと僧侶ザインが久々の再登場です。ザイン再登場の前触れが全然なかったので、今回のザイン再登場はかなり驚きました。さらにフリーレン一行と別れたのが第35話だったので偶然かもしれませんが、ちょうど100話ぶりの再登場になります。
フリーレン一行と影なる戦士ですが、フリーレンの追跡魔法が逆探知され戦闘が始まってしまいます。タイトル通り今回の戦闘は前哨戦となりそうです。ヴォルフの弓矢には毒が塗ってあったようで、フリーレンをかばい弓矢をくらったシュタルクが毒に侵されてしまいます。毒と言えばザインで、以前シュタルクが蛇に噛まれて、数時間後には脳が溶け始めて鼻から全部流れ出て死んでしまうような毒でもザインは一瞬で治しました。この帝都アイスベルクで、フリーレンたちとザインが合流する可能性が高そうです。
次回、ザインとフリーレン達が再会します。
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コメント
いつもありがたく読ませて頂いてます。銀貨に魔法をかけたのを読みとったくだりはすごい、なるほど、と思いました。今回の記事で、一点
ヴァルフではなくヴォルフかと。
指摘、ありがとうございます。
名前、勘違いしていました・・・。修正しておきました。