週刊少年ジャンプに2024年44号まで連載されていた呪術廻戦、その第151話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。真希は禪院家の全てを壊そうとします。
禪院真希 対 禪院直哉
直哉と甚爾の出会い
前回、「炳」の長寿郎、甚壱、蘭太が真希に殺されてしまいますが、今回は「炳」の筆頭である直哉の回想から始まります。幼い頃の直哉は天才だ、次の当主だと持ち上げられていたようです。そして、禪院家の男なのに呪力が1ミリもない落ちこぼれがいると聞いて、嬉々として会いに行ったようです。
© 芥見下々 呪術廻戦 151話より
甚爾、直哉に一瞥もせず立ち去る
それが禪院甚爾でした。甚爾は直哉に一瞥もくれず、無視して立ち去ったようです。
© 芥見下々 呪術廻戦 151話より
回想が終わり場面は真希と直哉の戦闘となり、直哉の攻撃を真希は数を数えながらいなしていきます。直哉は父親の直毘人と同じ術式「投射呪法」で攻撃していて、一瞬の隙をつかれて真希は腕を直哉に掴まれてしまいます。
© 芥見下々 呪術廻戦 151話より
直哉、術式「投射呪法」で攻撃し続ける
すると真希は1秒間フリーズしてしまい、直哉の蹴りで吹っ飛ばされてしまいます。さらに吹っ飛ばされた先でも真希は蹴られてしまい、真希は壁に打ち付けられます。
© 芥見下々 呪術廻戦 151話より
直哉は真希に対して心の中で、オマエは甚爾君やない!!雑魚の罪は強さを知らない事、多分悟君を除いて誰も甚爾君の強さを理解してなかった、と心の中でつぶやきます。その間も、真希は心の中で数を数えて何かを確認しています。
© 芥見下々 呪術廻戦 151話より
真希は立ち上がろうとしますが、直哉はさらに真希を蹴って吹っ飛ばし、真希を攻撃し続けます。
© 芥見下々 呪術廻戦 151話より
直哉は真希に攻撃をし続けながら、オマエやない!!アッチ側に立つんは俺や!!!と、心の中で断言します。直哉がアッチ側と言った時、五条と甚爾が描かれていたので、直哉は五条や甚爾と同じ側に立ちたいのだと思います。
© 芥見下々 呪術廻戦 151話より
術式「投射呪法」は重ねれば重ねる程、出せる速度は上がっていく
術式「投射呪法」は過度に物理法則や軌道を無視した動きは作れず、速度も術式発動時の加速度には上限があるそうです。しかし、絶えず投射呪法を重ねれば重ねる程、出せる速度は上がっていくそうで、現在の直哉は投射呪法で絶えず攻撃し続けているので、速度はどんどん上がっています。直哉は16巻、第142話で脹相と戦った時、足を止めてしまった事がありましたが、そんなヘマはもうしないと固く心に誓います。一方、どんどん速度が上がる直哉の攻撃を受け続けて真希のダメージはかなり深いようで、マズイな、と心の中でつぶやきます。
© 芥見下々 呪術廻戦 151話より
直哉は、力は重さと速さ!!最高速度でブチ抜いたる!!と、真希の周りを移動しながら術式を重ねつつ、さらに速度を上げていきます。
© 芥見下々 呪術廻戦 151話より
すると、真希は相撲の「不知火型」で直哉を迎え撃とうとします。真希は呪力から脱却した鋼の肉体を得ましたが、扇戦や炳との連戦、さらに既に亜音速を越えている直哉に対して長期戦は不利と判断して、真っ向勝負を仕掛けたようです。
© 芥見下々 呪術廻戦 151話より
しかし、直哉は真っ向勝負を避けて掌で真希の腕をパンッと触ります。投射呪法発動中の掌に触れたモノも、1分の24秒で動きを作らねばならず、失敗すれば1秒フリーズしてしまいます。
© 芥見下々 呪術廻戦 151話より
直哉は掌で真希を触ることで、真希を1秒フリーズさせる狙いでした。真希はこの戦闘で1分の24秒の動きが出来ておらず、最初に1秒フリーズしています。直哉は依然、トップスピードを維持していて、真希に対して、そんなみえみえの誘いに乗るかい!!やっぱオマエは偽物や!!と心のなかでつぶやき、真希を侮ります。
© 芥見下々 呪術廻戦 151話より
しかし、真希は直哉の動きに合わせて拳を直哉の顔面の前に出します。真希が数をずっと数えていたのは、直哉の1秒間の動きを数えていたようで、1秒に24回動きを刻んでいた事を既に見抜いていました。真希は渋谷事変で直毘人の動きに違和感があったのは知っていましたが、この体になってようやく見えたようです。
© 芥見下々 呪術廻戦 151話より
真希の勝利!
直哉は、この偽物、と真希を侮辱しようとしますが、言い終わる前に顔面を殴られてしまいます。直哉は顔面の右側を陥没させられたような形になり、一撃で失神してしまいます。気を失った直哉に、悪い、もう一回言ってくれ、と真希は言い放ちます。
© 芥見下々 呪術廻戦 151話より
まとめ
第151話では、真希と直哉の戦いに決着がつきます。
直哉は直毘人と同じ術式「投射呪法」を重ね続けて、速度はなんと亜音速を越えるほどの速さとなり最高速度で真希をブチ抜こうとします。しかし、真希は戦闘中に直哉が1秒間に動きを刻んでいた回数を何度も数えていて、投射呪法が1秒を24分割していた事を見抜いていました。後は、真希も1分の24秒の動きに合わせた動きをして直哉の顔面を殴り、直哉を一撃で再起不能にします。直哉の生死は不明ですが、嫌われ者の直哉はここで脱落、下手したら死んでいる可能性が高そうです。
しかし、男尊女卑の考えを持っていて特に真希を毛嫌いしていた直哉ですが、その真希に一撃で倒されるとは、かなり屈辱でしょう。
次回、直哉を倒した真希は、禪院家にいる母親の元へと向かいます。
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