週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第40話のネタバレ、感想です。
前回、39話の記事はこちらです。フリーレン達は隕鉄鳥を観察した結果を話し合い、作戦を立てます。
隕鉄鳥、捕獲成功
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 40話より
湖を凍らせた後
フリーレン達が湖を凍らせた後、他のパーティーは湖の氷を溶かそうとしたり、他の水場を探そうとしています。第13パーティーのデンケン達だけは、第2パーティーのフリーレン達から隕鉄鳥を奪おうと考え、隕鉄鳥を探すのを止めます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 40話より
デンケンは他の水場を探しているパーティーを見て、魔力探知が甘すぎる、あれでは空の脅威に対処できん、と言います。その言葉通り、魔物にやられたパーティーが見つかります。ラオフェンがせめて死体を降ろしてあげようと言いますが、死体には魔法が掛けられている、降ろそうとすれば上空を旋回している屍誘鳥(ガイゼル)に探知される、と言います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 40話より
それを聞いたラオフェンは、異常だね、こんな魔物がいる場所を試験区域に選ぶだなんて、と言いますが、この程度で死ぬ奴は一級魔法使いにはいらないという事だ、とリヒターは言います。リヒターは、大陸魔法協会は一級魔法使いの質を気にしているからな、魔王軍と戦っていた時代の、強く誇り高い魔法使いを未だに夢見ている連中がいるのさ、と言います。しかし、時代遅れも甚だしい、とデンケンは吐き捨てます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 40話より
デンケンは、魔法使いに質などいらん、一級魔法使いはただ単に権威の象徴であればいいのだ、魔法使いとしての力量がいくらあっても人心を掌握できなければ無力も同じ、と言います。そして、自分よりはるかに優れた魔法使いが、失脚し迫害される様を山ほど見た、とラオフェンとリヒターに話します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 40話より
第2パーティーは他のパーティーとの接触を避けつつ、カンネが水場に魔力を込めていっています。他のパーティーは隕鉄鳥を引き続き探していますが、屍誘鳥に苦戦するパーティーもいます。フェルンの第4パーティーはヴィアベル達のチームと、戦闘状態のままです。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 40話より
デンケン達は第2パーティーを魔力探知しながら探しますが、フリーレン達が魔力を隠しながら潜伏しているのでなかなか見つけられないでいます。すると、デンケンは今まで見てきた水場全部に僅かですが、魔力が込められていることに気付きます。デンケン達はどこかに魔力込められていない水場があり、第2パーティーはそこに隕鉄鳥をおびき寄せようとしていると考えます。デンケンは探すのを止め、どうせ奴らは居場所を教えてくれる、と言い待つことにします。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 40話より
隕鉄鳥を待ち伏せする
場面変わって第2パーティーですが、カンナが池や泉に手あたり次第に魔力を込める作業が終え、フリーレンはこの場所で隕鉄鳥を待つことにします。フリーレンはその場に座り込むと、完全に魔力を消します。フリーレンが完全に魔力を消せることに、ラヴィーネは驚きます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 40話より
フリーレンが待ち伏せしている間、ラヴィーネとカンネは見張りを行います。他の動物や屍誘鳥が寄ってきてもフリーレンは微動だにせずにいると、隕鉄鳥がフリーレンの肩に止まります。フリーレンは肩に止まった隕鉄鳥に、“鳥を捕まえる魔法”を使い隕鉄鳥の捕獲に成功します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 40話より
フリーレンが“鳥を捕まえる魔法”を使うと、デンケンはその魔法を探知します。すぐにラオフェンが瞬間移動し、フリーレン達の場所に向かいます。フリーレンも魔法を探知されたことに気付き、この場所をすぐに離れようとします。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 40話より
しかし、フリーレン達が逃げるより前にラオフェンが現れます。フリーレンは逃げるのを諦め、隕鉄鳥の争奪戦を覚悟します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 40話より
まとめ
39話でラヴィーネが湖を魔力で凍らせていましたが、作戦の続きは他の池や泉にカンネが魔力を込めて隕鉄鳥の寄ってくる場所を制限し、フリーレンが残った水場で隕鉄鳥を待ち伏せする、という作戦でした。フリーレン達の作戦は成功し、隕鉄鳥を捕まえることが出来ましたが、第13パーティーに見つかってしまいます。次回は、第2パーティーと第13パーティーの争奪戦が始まりそうです。しかし、フリーレンが本気を出せば簡単に決着してしまいそうですが、どんな展開になるか注目です。
次回、フェルンの第4パーティーと第8パーティーの戦いが激化します。
最新刊、葬送のフリーレン 3巻です。
発売中のコミック 3巻のネタバレ、感想も書いています。
コメント
流石老獪な魔法使いという感じのデンケンあなどれないなと。死体を木から下ろそうとするラオフェンの好感度が少し上がった(自分内で)