【ネタバレ】葬送のフリーレン 第91話「表舞台」の感想

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週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第91話のネタバレ、感想です。

 

前回、90話の記事はこちらです。マハトはヴァイゼの領主・グリュックの乗る馬車を襲撃します。

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マハトとデンケン、師弟に

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 91話より

世界に平和が訪れる

マハトが表舞台の仕事とは?と、聞くとグリュックはそれには答えず、魔王が勇者ヒンメルに討たれた話をし、マハトに何か感想があるか?と聞きます。しかし、マハトにとっては興味のないことのようで、特に何も、と答えるだけでした。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 91話より

 

グリュックは表舞台の仕事に話を戻し、マハトにグリュック家お抱えの魔法使いの地位を正式に与えるつもりだ、と言います。魔王が勇者に討たれて、城塞都市ヴァイゼの住民も勝利に湧いているので、これを機に平和の証と称してマハトにグリュック家お抱えの魔法使いの地位を与えれば、表舞台でも動きやすくなる、とグリュックは話します。マハトは人間関係の立ち回りが異常に上手く、屋敷の使用人からも信頼されてしまいした。グリュックは、魔族には人を信頼させ欺く能力があり、それを利用しない手はないと言い、表舞台でもマハトに貴族の対処をさせようと考えます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 91話より

 

マハトが未だに“悪”の概念が分からないと言うと、グリュックは、何が正義で何が悪かはこの私が教えてやる、その通りに動き、その通りに対話し、その通りに殺せばいい、とマハトに言います。そうすれば何れわかるようになると、とグリュックは言いますが、それでもわからなかったときは?と、マハトは尋ねます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 91話より

 

グリュックは、わかるまで付き合うさ、地獄の底までな、とマハトに答えます。すると、それでヴァイゼ平定後に私を始末する算段はもう付いているのですか?と、マハトが質問しますが、どう思うかね?と、グリュックは答えずに誤魔化します。マハトはその質問に対して、楽しみにしています、と答えるのみです。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 91話より

マハトが表舞台に出て、数年後…

マハトは表舞台で貴族の相手もこなし、貴族の信頼も得ます。ある日、貴族達に何故この城塞都市で暮らすことを選んだのか聞かれて、マハトは話し合い共に暮らし理解し合うことこそが、共存の道への第一歩だと考える、と模範的な回答をします。そんな話し合いをマハトと貴族達がしていると、グリュックが部屋に入ってきてマハトを部屋の外に呼びます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 91話より

 

魔王軍の残存勢力がヴァイゼへと向かってきている、とグリュックはマハトに伝えますが、既にマハトの魔力探知の範囲内に入っていて、マハトは“敵”に気付いていました。マハトは貴族達が自分の忠誠心を試しているようだ、とグリュックに言うと、馬鹿馬鹿しい、君に忠誠心なんてある訳がないのに、とグリュックは答えます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 91話より

 

グリュックは、マハトならヴァイゼの民の信頼を勝ち取るために、同族を殺すことなんて訳無いだろう、忠誠心など無いのだから、と言います。そしてマハトに、ヴァイゼの“敵”を討て、と命令します。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 91話より

 

マハトは“将軍”電閃のシュレークをあっさり討つと、シュレークにもっと聡明な奴だと思っていたのに、と言いつつ、魔王という力による統率者がいなくなればこんなものか、とつぶやきます。魔王軍の残存勢力を討ったマハトは、ヴァイゼの民から歓喜の声で迎えられ信頼を勝ち取ります。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 91話より

 

その後、マハトは魔法指南役も買って出ます。マハトはソリテールから人類が使う魔法も学んでいました。グリュックは、今の戦場を席巻しているのは一般攻撃魔法(ゾルトラーク)だ、それも使えるか?と、マハトに質問します。マハトはリュグナーとは旧友だったようで、私は人類よりも遥かに上手く扱えます、とグリュックに答えます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 91話より

デンケンの魔法指南役へ

それを聞いたグリュックは、マハトを親戚の子供に合わせます。その子供は両親を亡くしていて、毎日教会で祈っていました。この子供がデンケンですが、グリュックはデンケンに魔法を教えてやってくれ、とマハトに命令します。マハトはグリュックの命令に、仰せの通りに、と答えると、デンケンに挨拶をします。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 91話より

 

デンケンはマハトに、両親は魔族に殺されたから、俺はお前を信頼していない、と言いますが、それでこそ魔法の教えがいがあります、とマハトは答えます。デンケンはマハトに、お前は強いのか?と、尋ねると、ええ、マハトは七崩賢で最も、とマハトは答えます。お前を殺せる程、俺は強くなれるか?と、デンケンは質問すると、マハトは、それはデンケン様次第かと、と答えます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 91話より

まとめ

前回、マハトはグリュックに仕えるようになりましたが、マハトは順調にヴァイゼの貴族達の信頼を勝ち取っていきます。そして、魔王が勇者ヒンメルに討たれた後、生き残ったいる魔王軍の残存勢力を討伐することで、ヴァイゼの民からの信頼も勝ち取ります。さらにマハトはグリュック家の魔法指南役も買って出ますが、まだ子供のデンケンに魔法を教えるようにグリュックから命令されます。両親を魔族に殺されたデンケンは、マハトを信頼せず冷たい態度をとりますが、この後どういう展開となるでしょうか?

 

次回、デンケンはマハトの指導のおかげで、魔法の腕をあげていきます。

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