【ネタバレ】葬送のフリーレン 第1巻のネタバレ、感想

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週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第1巻のネタバレ、感想です。

1巻は、第1話から第7話までが掲載されています。

 

魔王を倒した勇者一行の後日譚ファンタジー、

魔王を倒した勇者一行の“その後”。

というようなお話ですが、このマンガがすごい! 2021(宝島社)オトコ編の第2位に選ばれていて、お薦めです。

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© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 1巻より

第1冒険の終わり

勇者ヒンメル、戦士アイゼン、僧侶ハイター、魔法使いフリーレンの勇者一行は魔王を倒し王様に報告しています。王様が広場に勇者一行の彫像を作ってくれるそうで、広場で酒や食べ物を楽しみながらこれまでの10年の冒険を振り返っています。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 1巻より

 

50年に一度の流星群、エーラ流星を四人で眺めながら、平和な時代の幕開けには丁度いいな、とヒンメルは呟きます。フリーレンはエーラ流星がもっと綺麗に見える場所を知っているから案内するよ、と言い50年後に再び流星群を見よう、と皆で約束をします。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 1巻より

第2僧侶の嘘

勇者ヒンメルが亡くなり、フリーレンはもっと人間を知ろうとするたびに出ます。そして勇者ヒンメルの死から20年後、中央諸国、聖都シュトラール郊外の森をフリーレンは歩いています。この森いつも迷うな…、とフリーレンが呟いていると、一人の少女が声をかけてきます。ハイターって人の家を探しているんだけど、とフリーレンが言うと、少女はフリーレンの家に案内してくれます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 1巻より

第3蒼月草

勇者ヒンメルの死から26年後、中央諸国、ターク地方でフリーレンとフェルンは人々の頼み事を聞いてあげる報酬として、色々な魔法を収集していました。それは温かいお茶が出てくる魔法だったり、銅像の錆を綺麗に取る魔法だったり、甘い葡萄を酸っぱい葡萄に帰る魔法だったりと、変な魔法ばかりです。フェルンからは、変な魔法ばかり集めていますね、と呆れます。そして、次の依頼は薬草家のおばあちゃんからの依頼で、放置されている勇者ヒンメルの銅像を綺麗にするというものです。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 1巻より

第4魔法使いの隠し事

勇者ヒンメルの死から27年後、交易都市、ヴァルムでフリーレンは、手分けをして旅の物資を補給しようか、とフェルンに話しかけています。しかし、フリーレンから貰ったメモを見ると、必需品はほとんどフェルンが買うことになっており、フリーレンは何を買うのか、フェルンは聞きます。すると、…薬草とかだよ、とフリーレンは答えますが、その表情は何か隠しているときの顔で、こういうときはフェルンにとって碌なことがありません。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 1巻より

第5人を殺す魔法

勇者ヒンメルの死から27年後、中央諸国、グレーセ森林でフリーレンはフェルンの防御魔法の修行をしています。フリーレンは防御の隙を狙って、魔法の弾道を変えて背中に魔法を当てます。魔法を防ぐことが出来なかったフェルン、どう対処する?とフリーレンから聞かれて、今度は防御魔法を自分の周囲に展開して防ぎます。しかし、修行が終わる頃には、フェルンは魔力の消費のし過ぎで魔力切れの状態になってしまいます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 1巻より

第6新年祭

勇者ヒンメルの死から28年後、中央諸国、グランツ海峡は古くからの航行の難所で色々な物が流れ着きますが、今は人手が足りず放置されてします。フリーレン達はこの海岸の清掃の依頼を引き受けることにします。報酬は大魔法使いフランメの著書ですがフェルンは魔導書が偽物だと見抜きます。そして、フリーレン達が海岸の清掃を引き受けて三カ月が過ぎ季節は冬になっています。フリーレンは毎朝、フェルンに起こしてもらいご飯を食べさせてもらい、服を着せてもらっていてフェルンから、これ私完全にお母さんですよね、と呆れられてしまいます。勇者一行と旅していた時、寝坊はしょっちゅうでしたが、怒られたのは一度だけだとフリーレンは言います。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 1巻より

第7魂の眠る地

勇者ヒンメル達がまだ旅をしていた頃、アイゼンの家族が眠る墓を訪れた一行、ハイターは昔、アイゼンの村が魔族に襲われたと知り、墓の前で祈りを捧げます。人は死んだら無に還ると言うアイゼンに、天国に行くんですよ、とハイターは言います。そこからヒンメル達は、天国は存在するか、存在しないかと言う話になり最後はアイゼンの家族が眠る墓に全員で祈りを捧げます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 1巻より

 

勇者ヒンメルの死から28年後、中央諸国、ブレッド地方を訪れたフリーレン達はアイゼンに会いに行きます。アイゼンに何か手伝ってほしいことはないか?と、フリーレンが聞くとアイゼンはフォル盆地へと向かいます。そこで大魔法使いフランメの手記を探して欲しいとアイゼンは頼みます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 1巻より

おまけ 1話で勇者一行が王都に凱旋した時

第1話で勇者一行が王都に凱旋した時、街の住民から熱烈な歓迎を受けている場面です。よくあるファンタジーの物語なら物語の終わりの場面ですが、この作品はここから物語が始まっています。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 1巻より

まとめ

この作品はよくあるファンタジー世界で魔王を倒す為、これから旅立つという作品ではなく、魔王を倒して平和が訪れようとしてる所からこの作品は始まります。しかし、2巻の時点では北側諸国の方では魔物の動きが活発だったり、大魔族が軍勢を率いて街に侵攻していたりと、必ずしも平和な世界というわけではないようです。

第7話を読むと分かりますがフリーレンは、大魔法使いで師匠のフランメの手記にあるとおり、魂の眠る地(オレオール)を目指しそこでかつての戦友、フリーレンの場合は勇者ヒンメルと対話することです。ただし、魂の眠る地(オレオール)は魔王城がある場所にあるらしく前途多難な旅になりそうです。魔物や魔族との戦闘もあり、バトル展開が好きな方も期待出来そうです。

 

2巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

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