週刊少年マガジン 2019年49号に掲載されている五等分の花嫁 109話のネタバレ、感想です。
前回 108話の記事はこちらです。過労で倒れて病院に運ばれてしまった四葉は、皆に謝ろうと無理をして学校に行こうとし、風太郎に止められます。
五つ子たちの実父、登場
今週の五等分の花嫁は巻頭カラーとなっています。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 109話より
今回 学園祭 後夜祭が終わった五月は、全てのスケジュールが終了したアナウンスを、教室で聞いています。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 109話より
受験対策の教室にて
五月は受験対策のために行われる授業を受ける為、赤谷学院に来ていてそこで下田に話しかけます。下田は五月が来ているとは思っていなかったようで驚いていますが、教師になる夢の為、今は出来ることをしたいと五月は下田に言います。それを聞いていた特別講師の無堂という先生は、こんな暗い世の中では夢を持てるというだけでも一種の才能だ、と五月にエールを送ります。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 109話より
場面変わって学園祭初日、風太郎は五月が学祭中でも一人で自習をしていると聞いて、勉強ばっかで大丈夫か、学校つまんねーなら相談に乗るぞと、五月を心配します。いつも一人で勉強ばかりしていた風太郎に言われたくないと、五月は言い返します。風太郎は五月が勉強を頑張っているのに、成果が出ない事を不思議がっていると、負けず嫌いの五月はかなりの量の問題集をさらにこなそうとします。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 109話より
二乃にも心配され二乃は五月に食べ物を奢ろうとしますが、五月は全てを終わらせるまで邪念は断つと食べ物を断ります。五月は教師という夢は分不相応な目標だったのでしょうか、とつい弱気になってしまいますが、二乃からは学校の先生なんて立派な夢だと、五月の夢を応援していると励まされます。二乃は父親に招待状を送った話をし、こういう時に道標になってくれるのが親の役目だと言います。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 109話より
無堂の忠告
食べ物の誘惑に負けそうになりながらも、一人自主勉強を続けている五月ですが、五月の前に受験対策の教室で会った無堂が現れます。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 109話より
無堂は学園祭の最中でも勉強に励む五月を、素晴らしい向上心だ!と褒めます。五月が先生を目指している事を聞いていた無堂は、教師を目指す理由を質問します。五月は教師になるという夢を見つけてからは学ぶことが楽しくなってきた、自分も誰かの支えになりたいと今日を目指した理由を話します。無堂は五月から理由を聞くと、感動したと涙を流します。無堂からそう言ってもらえて、自分の夢は正しいのか思っていたから少し救われた気がすると五月は言います。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 109話より
母親も学校の先生だったと付け加えると、自分は五つ子たちの母親の担任教師だったと無堂は打ち明けます。そして五月が若い頃の母親に歪なほどそっくりだ、五月がお母さんの後を追っているだけならお薦めしないと無堂は忠告します。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 109話より
五月は自分の意思だと言おうとしますが、そうだと無意識に思い込んでいる、それが呪いだと言い、五月の想いに五月自身が追いついていないと、五月が勉強をしても成果が出ていない事を指摘します。無堂の言葉にショックを受け、言葉を失う五月です。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 109話より
無堂はきついことを言ってしまってすまないと謝りますが、かつて五月の母親も無堂に憧れて似合わぬ教職の道に進んでいた事、そして最後までそのことを後悔していた事を明かします。五月はかつて母親が呟いていた言葉を思い出し、五月は動揺しその場を離れようとします。また明日も来るので、いつでも相談に乗ると無堂は五月の背中に声をかけます。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 109話より
その後、五つ子全員と風太郎が集まり風太郎の告白を聞いた後の場面、五月は今まで我慢していた反動で置いてあったからあげを全部食べてしまい、四人を驚かせます。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 109話より
しかし風太郎は誘惑に負けず頑張った方だろと言い、あれだけの問題集の量を終わらせた五月を、本気なんだなと褒めます。照れて顔を明かしながらも、五月はうれしそうに頷きます。場面変わって、風太郎とらいはと勇也が自宅で夕食を食べていると、勇也は学園祭で変なおっさんを見なかったかと風太郎に聞きます。ヒゲがもさっとした感じだと勇也が特徴を言うと、上下反対にしても顔になりそうなおっさんか?と風太郎が口にします。勇也はそのおっさんの事を風太郎に伝えようとした所で、場面は再び学園祭に変わります。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 109話より
衝撃の事実を五月に伝える
無堂は学園祭で五月に声をかけて、昨日のことを謝ります。そして五月に打ち明けるか迷っていたと言いつつ、衝撃の事実を五月に伝えます。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 109話より
五つ子たちの母親は無堂の元教え子、さらに元同僚、そして元妻で、自分は君のお父さんだと無堂は打ち明けます。突然、五つ子たちの実父だと明かされ、動揺する五月です。
© 春場ねぎ 五等分の花嫁 109話より
まとめ
五つ子の中でもラストの五月編が始まりましたが、受験勉強を頑張りながらも成果が出せず悩む五月でしたが、その五月の前に特別講師の無堂が現れます。最初は学園祭中でも勉強を頑張っている姿勢を無堂は褒めていましたが、後半は五月の夢に対して厳しいことを言います。そして悩む五月にさらに自分が父親だと打ち明け、五月を動揺させています。無堂の秘密は何かほかにもありそうな雰囲気でしたが、ここに来週 風太郎がどう絡んでくるか、現在の五つ子たちの父親は知っているのか、今後の展開が気になります。
次回、無堂から母親と同じ教師の道を目指すのは間違っていると言われた五月は、部屋に籠ってしまいます。
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発売中のコミック1巻~11巻のネタバレ、感想も書いています。こちらからどうぞ。
コメント
ちょっと実父って胡散臭い男だな。
五月が一目で分からなかった所を見ると
よほど見た目が変わってしまったか、
離婚が小さい時過ぎて顔を覚えて無かったかだろう。
下田や上杉父が実父と五つ子と会わせたくなかったとしたら
やはり実父はラスボス感があるな。
文化祭が終わっても彼は出てきそうだ。
無堂は今のところ、いいキャラなのかどうなのか、いまいち判断付きませんね。
五月の事を思ってようにも見えますが、胡散臭い感じもするし。
本当に実父なら、今後の話にも関わってくる可能性高いですね。
零奈の夫、なんで父親です
とは言ってるけど実父とは言ってない
零奈ファンクラブの妄想くんじゃないのかな?
ハゲてるけど年は勇也と同じくらいだろ
その可能性もありますね、無堂はクセ強そうなキャラなので実は妄想でした、ってオチもありそうですね。