ハルタ 2020年 volume 73に掲載されているヒナまつり 九十七話のネタバレ、感想です。
前話、九十六話の記事です。前日リハに遅刻したヒナ達は新田のベントレーで会場に向かいます。
アツアツ度100点満点を目指せ
© 大武政夫 ヒナまつり 97話より
いよいよロックフェスティバル、本番
前回、新田義史4.0とベントレーを犠牲にして何とか野外ロックフェスティバルの会場についたヒナ達です。いよいよロックフェスティバル本番当日となり、新田もヒナ達3人に檄を飛ばしています。
© 大武政夫 ヒナまつり 97話より
アツシ、ヒナ、アンズ、マオの4人は、ネオセントラルパークで人類史上初のライブにするべく、気合を入れます。しかし、ネオセントラルパークが大トリなのが納得いかない、UKロックのビッグバンド、アブノーマルプレイがアツシ達に絡んできます。
© 大武政夫 ヒナまつり 97話より
リハを見た限りでは自分達を差し置いてのトリとは思えないと、アツシ達に絡んできますが、ヒナとアンズは日本語しか分からないので、意味が分からない様子です。しかしマオとアツシは英語が喋れるので、アブノーマルプレイに俺達の本番はハンパないとあおり返します。
© 大武政夫 ヒナまつり 97話より
アツシはアブノーマルプレイを、そして全世界を覆すべくロックフェスティバルの舞台にあがります。すごい観客の数に圧倒されるアツシですが、これで満足していてはいけないと気合を入れ直します。
© 大武政夫 ヒナまつり 97話より
ネオセントラルパーク、演奏開始!
そしてネオセントラルパークの演奏を開始し、1曲目のヒューマンオールフライを演奏し始めます。さらにヒナの超能力でアツシを浮かせてイリュージョンで客を盛り上げます。
© 大武政夫 ヒナまつり 97話より
場面変わって、裏方では新田と瞳がネオセントラルパークの演奏をモニタで見ています。お客は盛り上がって順調ですが、アツシの気分次第というところに二人は不安を感じています。アツシが満足しないと超能力研究を始めてしまい、未来が変わらないからです。
© 大武政夫 ヒナまつり 97話より
アツメーター
そんなことを話していると、再び何か玉のようなものが現れてきます。瞳がその玉をグニグニしてみると、アツメーターというものが現れます。未来の技術の高さとデザインのクソさの乖離が激しすぎると新田は嘆きます。
© 大武政夫 ヒナまつり 97話より
このタイミングで来たので、アツメーターがアツシの満足度だと推測しますが、アツメーターを見ると、現状アツアツ度が20しか行っていません。どうやらアツメーターはアツシの熱さを示しているようです。
© 大武政夫 ヒナまつり 97話より
新田はヒナにアツシが全然アツアツでは無い事を伝えますが、アツシはテンションがかなり上がっていて、アツシも観客もけっこう盛り上がっています。新田はヒューマンオールフライという曲目から、アツシしか飛んでいないからテンションが上がっていないと推測します。
© 大武政夫 ヒナまつり 97話より
瞳の両親もロックフェスティバルに来ていますが、ヒューマンオールフライの曲にあわせて観客が飛んでいるのを双眼鏡で冷静に見ています。アツシもヒューマンが、オールフライしていると興奮してきます。
© 大武政夫 ヒナまつり 97話より
どうやらアツメーターはみんなでロックージョンすると、アツアツ度が増すようです。ヒナは新田から次の曲を頼むと言われますが、ポンポンとアイディアは出ないと言います。新田から曲のタイトルに絡めていけばと言われますが、次の曲名が「嵐を呼ぶ男!!」です。」ヒナは、私嵐を呼ぶんすか?と新田に無理だと伝えます。しかし、昔詰め込み教育で発狂した時の事を話すと、ゲリラ豪雨でいいならとヒナはゲリラ豪雨を起こします。
© 大武政夫 ヒナまつり 97話より
ゲリラ豪雨を起こすために、ちょっくら空を飛びに行ったヒナです。しかし、アツシから見た場合は、ヒナは勝手にどっかに行ってしまったように見えて、アツアツ度がどんどん下がっていきます。
© 大武政夫 ヒナまつり 97話より
しかし、ヒナはギターの演奏も超能力で行っており、ゲリラ豪雨を起こそうとしつつ、ギターの演奏も行います。アツシからナイスアドリブロックージョンと称賛されます。
© 大武政夫 ヒナまつり 97話より
しかし、簡単にゲリラ豪雨は起こせないようで、ヒナは皆に簡単に言うけどさぁ……、と文句を言いながらもゲリラ豪雨を起こします。暴走しつつも心は穏やかにゲリラ豪雨を起こしつつも、ギターの演奏も忘れません。
© 大武政夫 ヒナまつり 97話より
調子に乗ったアツシは次の曲、「アイアムゴッド」を演奏し始めます。アツアツ度はなおも上昇中で、新田は曲にあわせてアンズに空を割るように指示します。
© 大武政夫 ヒナまつり 97話より
続いてアツシの歌っている歌詞の内容から、次は海を割ることになります。マオは新田から指示されるままに、目の前の観客の海を割ります。これには、アブノーマルプレイの面々も、神のライブだ、とネオセントラルパークを認めます。
© 大武政夫 ヒナまつり 97話より
そしてとうとう、最後の曲となりアツシは最後の曲、「天まで高く!」と同じく天まで高くどんどん昇っていきます。ヒナの超能力でどんどん高く昇っていきますが、ヒナの超能力でも限界が来て、これ以上高く昇るのは難しくなります。
© 大武政夫 ヒナまつり 97話より
だったらと、アンズとマオの力もあわせて全力でアツシを天に昇らせます。アツアツ度はなおも92度、93度、…97度と昇っていきます。
© 大武政夫 ヒナまつり 97話より
アツアツ度、満点
そしてとうとう、アツシはヒナ、アンズ、マオの力でてっぺんまでたどり着き、アツアツ度も100点満点になります。思わずハイタッチする、新田と瞳です。
© 大武政夫 ヒナまつり 97話より
さらに、ネオセントラルパークの演奏もロックフェスティバルの会場では大好評です。これで未来は変わったんだ!と、新田は確信します。しかし、アツアツ度満点と引き換えに、ヒナ達の超能力を使ってとんでもない事をしてしまっています。皆にヒナ達の超能力を見られています。
© 大武政夫 ヒナまつり 97話より
自分は世間的には逃亡したことになっていると、説明責任を瞳に全て押し付けて逃げようとします。瞳は新田に逃げないで下さいよぉぉお!!、と叫びながら新田を呼び止めます。そこにヒナから、アツシをこのまま下ろしていいのか連絡が入ります。
© 大武政夫 ヒナまつり 97話より
アツメーター、ヒエヒエ
アツシはすごい寒いようで、アツメーターもすごい勢いでヒエヒエになっていきます。瞳は物理的にヒエヒエなら、アツメーターもヒエヒエになるんだと言います。
© 大武政夫 ヒナまつり 97話より
まとめ
とうとう、ロックフェスティバル当日となり、ヒナ達はロックージョンライブを行い、未来を変えようとします。ライブの演奏こそ良かったのですが、未来から送られてきたアツメーターで確認すると、アツシの満足度はアツアツ度20くらいでした。新田はアツアツ度を上げるため、ヒナの超能力を使いまくり、最後はヒナ、アンズ、マオの三人の力をあわせてアツシを空の遥かかなた上まで飛ばし、見事アツアツ度満点にします。これで未来は変わり、新田とヒナがずっと一緒に入れる未来に変わったのでしょうか?
次回、ハルから言われた未来を回避しようとする瞳の記事です。
ヒナまつり、最新刊18巻は発売中です。
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