11巻には第五十四話から第五十八話まで掲載されています。また描き下ろしマンガ EXTRA23が収録されています。
前巻、10巻のあらすじの記事です。
目次
11巻の収録内容
第五十四話 リトルソングよ、もう一度
瞳が辞めてしまい、やる気をなくしてしまった詩子です。新田はなんとか詩子にもう一度お店に立って欲しくて話に行きますが、詩子はパチスロに夢中です。新田が話し合いをしようとするも、ビールを飲みながらくだをまく始末です。詩子は既にスロットを打って、ビールに溺れるだけの機械になっていました。
© 大武政夫 ヒナまつり 11巻より
第五十五話 新田義史 ~鬼畜外道の男~
稲荷会王道会傘下芦川組の組長馬場や新田達は、王道会会長から最近気に入られています。芦川組は最近成果を出していて、特に若頭の新田が成果を出せているようです。しかし太田組の若頭、郷田はそんな新田が気に入りません。郷田は組長米満の静止を無視して、新田を襲います。
© 大武政夫 ヒナまつり 11巻より
しかし郷田の狙撃に対して、ヒナ、アンズ、マオが護衛します。
© 大武政夫 ヒナまつり 11巻より
第五十六話 帝辺高等学校の日常
ヒナが通う帝辺高校の教師、横山霞はヒナの担任です。霞は主任から山中(殺マスク)とヒナは問題児なのでしっかり指導するように言います。が、霞は全員バカなので誰が爆発するか分からない、ここは地雷原だと考えます。
© 大武政夫 ヒナまつり 11巻より
EXTRA23 それぞれの高校生活
コミック掲載、描き下ろしマンガです。
ヒナ、瞳、相沢、倉敷、新庄が高校生活を話し合っています。ヒナ、新庄は帝辺高校に、瞳、相沢、倉敷は真岳高校に進学しています。お互いの近況を話していますが、倉敷は相変わらず、高校でも委員長になっているようです。
第五十七話 情熱なくして仕事なし
新田が経営している経営コンサルタントを通して、コンペに参加しますがそのコンペに瞳の会社も参加しています。今回のコンペはぬいぐるみのポン吉君ですが明らかに大手に勝てず珍走の果てにたどり着いた珍品にしか見えないと新田は考えます。新田は自分がやくざである事を、瞳は自分が女子高生である事をバラされたらと危惧しますが、お互い空気を読んで言及しません。
© 大武政夫 ヒナまつり 11巻より
第五十八話 三人の絆
イカルガが突然、アンズとマオに話を始めます。実はアンズとマオには首に首輪がついていて3年放置していると自動で締り死んでしまうと告白します。首輪を外すには絶食して、首輪がエネルギー切れになった後にヒナの超能力で壊すしかないとイカルガは言います。
© 大武政夫 ヒナまつり 11巻より
アンズ、マオが絶食に苦しんでいる時に、影で弁当を食べるヒナとイカルガです。イカルガはこの背徳感がいいスパイスになる、とかクズ発言をしています。
© 大武政夫 ヒナまつり 11巻より
まとめ
第五十四話は詩子のクズ人間っぷりが明らかになります。パチンコ・酒に溺れる生活を送り、常連達が営業を再開してもらおうと奮闘します。この話で詩子は瞳を引きとめるために、瞳の靴をテラテラするまでレロレロするようなクズになっています。
第五十七話ではヒナがシャンパンタワー製造機さんになっていますが、この時の経験が14巻のEXTRA26のKING OF ILLUSIONでのバイトに繋がっています。気になる方は、14巻を確認してみてください。
12巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
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