【ネタバレ】呪術廻戦第203話「血と油②」あらすじ、ネタバレ

週刊少年ジャンプに掲載されている、呪術廻戦第203話のネタバレ、感想です。

前回の記事はこちらです。羂索が薨星宮に現れ、脹相は羂索と対峙します。

週刊少年ジャンプに掲載されている、呪術廻戦第202話のネタバレ、感想です。前回の記事はこちらです。羂索はアメリカ大統領との交渉で、呪力の力を見せつけます。羂索が薨星宮へ到着天元と九十九の会話天元は天内理子の話を九十九にしています。...

脹相は一人で羂索と戦う
まとめ

脹相は一人で羂索と戦う

九十九と脹相の会話

場面は羂索が薨星宮に現れる前に戻り、九十九と脹相が会話をしています。脹相は羂索と一人でやらせてくれ、と九十九に言っていて、九十九は、死ぬなよ…、と脹相に話しかけています。脹相は自分が先に出て、少しでも羂索の手持ちの呪霊や術式情報を引き出して九十九に繋ぐ、それがベストなはずだ、と考えています。

そして、羂索に領域展開を使わせることが出来れば、術式が使用困難な状態で九十九が羂索を急襲することが出来ます。もう一度言う、死ぬなよ、と九十九が言うと、脹相は、奴さえ殺せればそれでいい、と答えます。脹相は母親の呪いの為、そして虎杖の為に羂索を殺そうとします。

脹相対羂索

場面は前回の続きに戻り、脹相が穿血を羂索に放ちますが、羂索にはかわされます。そして、羂索は呪霊操術で手持ちの呪霊を脹相に飛ばします。

脹相は穿血で呪霊と一緒に、羂索がいた地点を薙ぎ払います。羂索は脹相の穿血をさらにかわしつつ、瓦礫を脹相に向けて投げます。脹相は瓦礫など投げられても無意味だと思い、ナメすぎだ、と羂索に言いますが、瓦礫はフェイクでさらに多数の呪霊を脹相に飛ばします。

しかし、脹相は多数の呪霊にも慌てず「超新星」を使って、多数の呪霊を撃破します。その隙に羂索が距離を詰めてきて、近距離戦を仕掛けてきます。羂索に殴られ脹相は一瞬ひるみますが、羂索にさらに超新星を使って羂索を攻撃します。しかし、この超新星も羂索は呪霊で防ぎ、羂索はダメージを負っていません。

脹相は羂索に、虎杖で何をするつもりだ、と問いかけますが、羂索は虎杖に具体的に役割がある訳じゃない、と答えます。強いて言えば、虎杖は器であることが役割だ、と羂索は言い、虎杖悠仁は始まりの狼煙なんだ、と表現します。

虎杖が宿儺と生き続ける限り呪いの連鎖は止まらない、と羂索がさらに言うと、脹相は穿血を放ちながら羂索に怒り、羂索の言うことを否定します。

呪いの連鎖が止まらないのは、虎杖が生き続ける限りでなく、加茂憲倫が生き続ける限りだろ！！と、羂索が言うことを否定し、全ての不幸の中心はオマエだ！！と、脹相は断言します。しかし、その隙に羂索は脹相の足元に呪霊を這わせて脹相の足を縛り、脹相を身動きが出来ない状態にします。そして、身動きが取れない脹相を、至近距離から殴り、その後蹴り続けます。

羂索は脹相が術式情報を九十九に少しでも開示しようと考えている事を見抜いており、術式は呪霊操術の、低級呪霊しか使わない、と脹相に断言します。そして、使う必要がないとも言い、君達は失敗作だからね！！と、脹相と弟達を侮辱します。脹相は羂索の足を掴んで反撃しようとしますが、黒い呪霊の群れを羂索は脹相に放ちます。

黒い呪霊の群れをまともにくらってしまい、吹き飛ばされた脹相は立ち上がることが出来ないほどのダメージを負ってしまいます。吹き飛ばされた脹相に羂索は、術師の“特級”が何を意味するか知っているかい？と、問いかけます。「単独での国家転覆が可能であること」と羂索は自分で言うと、五条里悟は言わずもがな、夏油傑も呪霊操術で異形の軍隊を持つことができる、と説明します。

低級呪霊も羂索の呪力で強化し、群れを成して指揮に従えば、一級術師相当の君もこうなるわけだ、と羂索は脹相に言います。脹相と羂索の戦闘の様子を察知しているのか、天元は九十九に声をかけて羂索と戦うよう促しますが、九十九は、……いや、まだだ、と言い動こうとしません。

動けないほどのダメージを負い、脹相は自分を兄失格だ、と心の中でつぶやきます。弟達を守って……、背負って……、お手本になって……、それが“お兄ちゃん”だ、と心の中でつぶやき、羂索に面白いと思ったから、と言われたことを思い出します。

脹相は、自分はクソみたいな親に一撃だって入れられやしない、だから面白くない、と思いますが、弟達を面白くないなんて言わせない、と脹相は強く思います。

弟達の力を借りて立ち上がる！

だからオマエ達の力を貸してくれ！！と、脹相はさらに心の中で強く思うと、九相図兄弟ぃぃいい、ファイヤー！！！！と、技名なのか、気合の声なのか、分かりませんが、叫び声を上げて立ち上がります。

まとめ

今回は、脹相と羂索の一騎打ちの戦いです。まずは脹相が戦い、手持ちの呪霊や術式情報引き出し、可能なら領域展開後の状態で九十九が戦えれば、かなり九十九が有利になります。しかし、脹相の考えを羂索は見抜いていて、低級呪霊のみで脹相と戦い、余計な情報を脹相達に与えようとしません。それどころか低級呪霊も羂索の呪霊で強化すると、脹相を圧倒して、戦いは一方的な展開になります。しかし、脹相は弟達の力を借りて立ち上がり、満身創痍の状態ですが再度、羂索に挑もうとします。

今回の脹相も、全ての不幸の中心は虎杖でなく羂索だ、と全力で言い放ったり、弟達の事を最優先で考えたりと、“お兄ちゃん”していますね。現状、羂索の方が圧倒的に有利ですが、弟達の力を借りて、脹相が羂索に一矢報いることができるでしょうか？

次回、脹相は弟達の力を借りて、さらに羂索に術式を使わせようとします。