週刊少年ジャンプに掲載されている、呪術廻戦 第217話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。浴を終えた宿儺は万と戦うために、仙台結界(コロニー)へ向かいます。
宿儺と万、対決へ
最初から宿儺に気付いていた万
受肉体(伏黒恵)へのアドバンテージは宿儺の方にあるので、顔なんて好きに戻せばいい、と万が言うと、オマエも同じだろう、と宿儺は返事をします。すると、考えることは一緒ね、この方が後々都合がいいものね、と万は答えます。どうやら宿儺にとっては伏黒の顔のままの方が、万にとっては津美紀の顔のままの方が、都合がいいようです。
© 芥見下々 呪術廻戦 217話より
後々という言葉を聞き、この後があると思っているのか?と、宿儺は言うと、いきなり万を攻撃します。
© 芥見下々 呪術廻戦 217話より
体術で万を攻撃しますが、万も宿儺を蹴り返し、体術での激突はお互い無傷のままです。その後、天使は気付いていなかったが私は最初から宿儺の事に気付いていた、と万は言い、それは愛のおかげだと万は熱弁します。あなたを殺すのは私でありたい、私を殺すのはあなたであってほしい、それでも私が勝った後生きていたら、あなたは私に何をくれる?と、万は宿儺に質問します。
© 芥見下々 呪術廻戦 217話より
ありえない話だが、負けたなら全てやる、という宿儺に、けけけけけけ、結婚なんてことも、と万は宿儺に結婚を提案します。
© 芥見下々 呪術廻戦 217話より
結婚を縛りに使う万
宿儺が、勝手にしろ、と返事をすると、言質取ったり!!はい縛り!と、万は興奮しながら言うと、結婚した後の事を一人で勝手に話し始めます。婚儀では最低でも村を三つ滅ぼす、余興で村一番の美男を干首にする、と過激な事ばかりを万は言います。
© 芥見下々 呪術廻戦 217話より
そして、婚儀の料理は裏梅に仕切らせましょう!!猿脳のポタージュはマストだから!!と、万は言い、さらに万のテンションは上がっていきます。
© 芥見下々 呪術廻戦 217話より
興奮する万を無視して、宿儺は玉犬を呼び出し、玉犬で万を攻撃します。伏黒の玉犬とは別の真っ黒い玉犬ですが、万は難なく玉犬をかわします。
© 芥見下々 呪術廻戦 217話より
そして、万は影のようなもので宿儺を攻撃しますが、宿儺も攻撃を余裕でかわします。
© 芥見下々 呪術廻戦 217話より
その後万は攻撃をやめて、十種影法術の事を聞きます。御厨子は?と万が聞くと、御厨子は使わん、と宿儺は答えます。宿儺は十種影法術のみで津美紀を破壊することで、伏黒の魂に「自ら姉を手にかけた」という傷を刻み、伏黒の魂の意思を削ぐつもりでした。
© 芥見下々 呪術廻戦 217話より
伏魔御廚子を使わない宿儺に激怒する万
宿儺の返事に万は激怒し、ざっけんじゃないわよ!と、万は叫びます。これから妻となる女にあなたの術式以外で触れるなんてどういうつもり!?と、万は言うと、「構築術式」を使用します。
© 芥見下々 呪術廻戦 217話より
万の術式は「構築術式」
万の「構築術式」は、特殊な呪具を除いて、鍛錬次第で万本人が認識できる物質をほぼすべて再現できるようです。そして万が行き着いたのは、半自律制御で、呪力により物性を安定させたまま体積を変化させる液体金属でした。
© 芥見下々 呪術廻戦 217話より
その液体金属を数多の生体機能を流用、特化させた肉の鎧として、万は体にまといます。第212話で万が生やしていた羽も、この「構築術式」によるものだったようです。
© 芥見下々 呪術廻戦 217話より
一方宿儺は、慣らし運転には丁度いい、と言うと、八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎいかいしんしょうまこら)の法陣を呼び出します。
© 芥見下々 呪術廻戦 217話より
まとめ
前回で羂索が、万の一方的な片想いだろ、と言っていましたが、それは戦闘に関してのことだと思っていましたが、万は宿儺の事を男性として愛しているようで、今回勝てば結婚という条件を縛りに使います。そこまでして宿儺と結婚したいようで、万は婚儀の事を話しながら異常な程テンションが上がっていきます。一方、宿儺は伏魔御廚子を使わず、十種影法術のみで万と戦います。万は「構築術式」で宿儺と戦おうとしますが、宿儺が最後に魔虚羅の法陣を呼び出しています。宿儺が使う魔虚羅に、万の「構築術式」は対抗できるのか、二人の戦闘に注目です。
次回、構築術式による肉の鎧を身に纏い、万は宿儺に猛攻をあびせます。
アニメ 呪術廻戦 第2期「懐玉・玉折/渋谷事変」が、2023年7月からMBS/TBS系列全国28局にて連続2クールで放送されることが決定しました。こちらの記事にまとめています。
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