週刊少年ジャンプに掲載されている、呪術廻戦 第227話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。五条は首の傷を反転術式で治癒し、宿儺の領域から抜け出そうとします。
目次
2度目、3度目の無量空処
2023年31号は表紙&巻頭カラー
2023年31号は新宿決戦最高潮&TVアニメ放送直前という事で、表紙&巻頭カラーです。
© 週刊少年ジャンプ 2023年31号より
© 芥見下々 呪術廻戦 227話より
五条が反転術式で焼き切れた術式を治癒した事に皆が驚きますが、乙骨は無理とは言えない、と言います。実際に五条が今やっていますし、乙骨の認識では機械がオーバーヒートしてしまったら冷却を待つしかないのと同様に、反転術式では故障は治せても冷却は出来ないと思っていたようです。しかし、自分の認識が甘かったという事になる……、と乙骨は言いますが、内心では五条が何かとんでもない無茶をしていないか、と心配します。
© 芥見下々 呪術廻戦 227話より
五条は再び無量空処を展開
五条は宿儺に、もっと拡げられるでしょ効果範囲、と煽るように言うと、宿儺はそれに応えるように「伏魔御廚子」の効果範囲を最大まで広げようとします。しかし宿儺が効果範囲を広げようとした瞬間、五条は再び「無量空処」を使用し領域を展開します。再び、「無量空処」を使用してもまた同じことの繰り返しになりそうなので、日下部は、馬鹿か!?何考えてんだ!?と、叫びます。
© 芥見下々 呪術廻戦 227話より
しかし、今度は結界の対内条件と対外条件を逆転させたようで、外側からの攻撃に強く「無量空処」もなかなか壊れないように出来ているようです。しかし、五条がホイホイ領域の要件を変更できることに、日下部があきれています。
© 芥見下々 呪術廻戦 227話より
領域を展開しつつ、領域展延も使う宿儺
五条は、仕切り直そう、と言い、2人は近接戦闘を行います。近接戦闘をしていて五条は気付きますが、宿儺は領域を展開しながら領域展延も使っていました。領域展延中は生得術式を使えませんが、一度領域に付与した術式なら話は別で、領域展延中も術式は使えるようです。
© 芥見下々 呪術廻戦 227話より
しかし、だからなんだっつー話!と、五条は心の中でつぶやくと、領域展延も気にせず宿儺にパンチを浴びせます。ここで五条は、宿儺の必中効果が五条の領域内でオフになっている事に気付きます。宿儺は五条の領域を外側から破壊する為に、効果範囲を渋谷より絞り威力を上げていました。
© 芥見下々 呪術廻戦 227話より
五条の領域内で「伏魔御廚子」の必中命令を消す縛りにより領域外での威力を上げ、「無量空処」は五条に触れる事で凌いでいました。
© 芥見下々 呪術廻戦 227話より
五条悟の領域、再び崩壊
これで結界の対内条件と対外条件を逆転させて外側からの攻撃にも強くした五条の領域を、再び破壊、五条の領域は崩壊します。
© 芥見下々 呪術廻戦 227話より
五条の領域が崩壊した事に驚く虎杖ですが、日下部は宿儺が領域の条件を変更した事に気付きます。鹿紫雲一は秤に、アイツが死んだら今度こそ俺が出るからな、邪魔すんなよ、と言い、秤に釘を刺します。
© 芥見下々 呪術廻戦 227話より
「落花の情」で時間稼ぎ
五条の領域が崩壊した事で、再び宿儺の斬撃を浴びてしまいますが、五条が受ける傷が浅い事に宿儺は気付きます。どうやら五条は子供の頃に習った技で、宿儺の斬撃を凌いでいるようで、226話の時より出血がかなり少ないです。
© 芥見下々 呪術廻戦 227話より
その技は「落花の情」で、日下部は五条が「落花の情」を使用している事に気付きます。日下部があまりにも色んな事を知っているので、モニターで見ている高専のメンバーが日下部に引いています。「落花の情」のような触れたものを自動で呪力で弾く呪力操作のプログラムは、「無量空処」のような複雑な術式効果には効果が薄いようですが、宿儺の斬撃にはかなり役に立つようです。「簡易領域」のように剥がされる事もないので、宿儺の斬撃を凌いで時間を稼ぐには「落花の情」は役に立つようです。
© 芥見下々 呪術廻戦 227話より
3度目の領域展開
こうして「落花の情」で傷を最小限に抑えつつ、焼き切れた術式を反転術式で治癒し、五条は再び術式を使用できるようにします。そして、五条は3度目の領域展開を行います。今度は結界の範囲を大きくし、宿儺の効果範囲を丸ごと結界内に収めるつもりのようです。しかし、結界の範囲を広げるという事は領域の精度は下がるので、領域の外側から破壊される事を防げても内側で負けたら意味がない、と日車は言います。
© 芥見下々 呪術廻戦 227話より
日車の言う通り五条の結界にヒビが入り、またしても結界は崩壊するかと思われましたが、西宮は結界がどんどん小さくなっている事に気付きます。
© 芥見下々 呪術廻戦 227話より
結界はどんどん小さくなり…
そして、最終的に結界はかなりの小ささまで圧縮されます。ちっっっっさ、と誰かがつぶやくほどの小ささになりますが、結界の中ではどのような戦いが行われているのでしょうか?
© 芥見下々 呪術廻戦 227話より
まとめ
反転術式によって焼き切れた術式を治癒して、宿儺に虚式「茈」をくらわせた五条ですが、乙骨は何かとんでもない無茶を五条はしているんじゃないか、と心配しています。五条と同じ特級術師の乙骨が言うと説得力があり、どんな落とし穴があるのかと心配になります。
戦いの方は宿儺が領域展延を使ったり、「伏魔御廚子」の必中命令を消す縛りで領域外での威力を上げたりし、五条の領域を再び破壊します。それでも、五条は焼き切れた術式を反転術式で治癒し、3度目の領域展開を行います。五条と宿儺の戦いはまだまだ終わりそうにありませんが2人のタイマンが4話も続いているので、そろそろ次の展開に行きそうな気がします。どんな展開になるか、注目です。
次回、結界のサイズを小さくして五条は宿儺に対抗しようとしますが、宿儺も領域の要件を変えてきます。
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